優しすぎる! 猛暑の中、ケガをした野良犬を保護した警察官 その数日後?
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2022年6月中旬、アメリカのテネシー州では、熱波の影響で記録的な暑さとなりました。
そんな灼熱の日に高速道路を運転していたケイ・フィオレッロさんは、道路の脇から1匹の犬が顔を出しているのを発見。
ウェブメディア『The Dodo』によると、その犬を放っておけなかった彼女は、近くに停まっていたハイウェイ・パトロールに知らせることにします。
野良犬を保護した警察官が?
警察官のチューダーズさんは、ケイさんと一緒に犬がいる場所へ車を走らせます。
犬は最初、2人を見て怯えていましたが、チューダーズさんが水と食べ物をもって近付くと、おいしそうに水を飲み始めました。
そして、チューダーズさんは地元の動物保護施設に電話。
施設の人が到着するまでの間、彼はただ何もせずに待っていることはできませんでした。
パトカーから大きな傘をもってきて、暑さで疲れ切っている犬のために日陰を作ってあげたのです。
チューダーズさんは「この犬が僕を信頼してくれるまで、そばに座っているよ」といったのだそう。
その言葉を聞いたケイさんは感動して、泣いてしまったといいます。
犬は保護された後、獣医師の診察で腰を骨折していることが分かりました。
しかし、悪いニュースだけではありません。
その数日後、なんとチューダーズさんが犬の里親になったのです!
犬はプリンセスと名付けられ、ケガが治ったら、チューダーズさんの家で暮らし始める予定です。
『テネシー・ハイウェイ・パトロール』はFacebookで、チューダーズさんとプリンセスのほほ笑ましい写真を紹介。
投稿には「なんて心温まる話だ」「プリンセス、よかったね!」「チューダーズさん、ありがとう」などの声が上がっています。
プリンセスが保護された日は、気温が35度以上だったそう。そんな暑さの中で、ケガをしたプリンセスは動くことができなかったようです。
優しい人たちに見つけてもらい、さらに家族までできたプリンセス。
これからはチューダーズさんの家で、名前のとおり『お姫様』のような幸せな生活が待っていることでしょう!
[文・構成/grape編集部]