電車内を走る少年。冷やかな視線を浴びる彼に対し、私の妹は思わぬ行動に 提供:ネスレ日本株式会社 By - grape編集部 公開:2016-01-18 更新:2019-03-29 電車 Share Post LINE はてな 身近に居る人の事は、しっかり理解できている・・・ように思いますが、実は身近であればあるほど、見落としたり、気付けなかったりするもの。 少し離れて見てみると、思いがけない変化に出会う事があります。 私は高校を出て、海外の大学に進学することを決めました。「英語を使った仕事をしたい」という憧れを形にするため、迷いはありませんでした。 一つだけ心配だったのは、9歳離れた妹のことです。 ずっと私にべったりだった妹は「お姉ちゃんと離れたくない!」と大泣き。 私もそんな妹の元を離れるのが心配で、海外に行ってからも、遠く離れた妹に想いをはせていました。 日本を離れてから4年。私は無事に大学を卒業し、日本で仕事に就くため帰国することにしました。 空港へ迎えに来てくれた妹は、背は大きくなっていたものの、あの頃と全く変わらぬあどけなさを感じます。 何も変わらない妹を見てなんだかホッとしながら、また家族みんなで住めることに喜びを抱いていました。 でも、そんな妹に対して、変化を感じたのは、帰国してちょうど一週間が経った日のことでした。 次のページへ 1 2 3 Share Post LINE はてな
身近に居る人の事は、しっかり理解できている・・・ように思いますが、実は身近であればあるほど、見落としたり、気付けなかったりするもの。
少し離れて見てみると、思いがけない変化に出会う事があります。
私は高校を出て、海外の大学に進学することを決めました。「英語を使った仕事をしたい」という憧れを形にするため、迷いはありませんでした。
一つだけ心配だったのは、9歳離れた妹のことです。
ずっと私にべったりだった妹は「お姉ちゃんと離れたくない!」と大泣き。
私もそんな妹の元を離れるのが心配で、海外に行ってからも、遠く離れた妹に想いをはせていました。
日本を離れてから4年。私は無事に大学を卒業し、日本で仕事に就くため帰国することにしました。
空港へ迎えに来てくれた妹は、背は大きくなっていたものの、あの頃と全く変わらぬあどけなさを感じます。
何も変わらない妹を見てなんだかホッとしながら、また家族みんなで住めることに喜びを抱いていました。
でも、そんな妹に対して、変化を感じたのは、帰国してちょうど一週間が経った日のことでした。