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山芋よりも粘り気が強い「大和芋」。すってとろろにしたり、短冊切りにしてサラダにしたりと、いろいろなバリエーションで楽しめますよね。
そんな大和芋の特徴の1つが形ではないでしょうか。山芋よりもゴツゴツして、イチョウの葉のような形をしています。その形から「いちょう芋」とも呼ばれることもあります。
この形状特有の難点が、皮が剥きづらいということでしょう。
ピーラーを使うと、ピーラーの端の部分が当たってうまく剥けません。包丁で皮を剥こうとすると、握りづらい形状のうえツルツルと滑ります。いずれもかなり剥きづらいですよね。
そんな剥きづらい野菜の代表格である大和芋を、安全かつ簡単に剥く方法をご紹介します!
意外な道具を使うだけで、あっという間に剥けてしまう裏技です。
包丁でもピーラーでもない! 大和芋の皮剥きは「スプーン」一択
せっかくおいしい大和芋なのに、皮が剥きづらいという理由で購入を避けていた人は必見です。
包丁もピーラーも使いません。用意するものは「スプーン」だけ!
スプーンを大和芋の皮に当てて、削るように剥いていきます。このスプーン剥きのコツは、一気に削ろうとせずに細かくやること。そうすることで、ムラなくスピーディーに剥くことができます。
ピーラーだとかなり剥きづらい凸凹も、スプーンなら問題ありません。あれよあれよという間にどんどん剥けていきます。ただしかゆみの成分は皮周辺に含まれているため、厚く剥かないと手がかゆくなる可能性があります。
スプーン剥きのもう1つのメリットは、包丁やピーラーに比べて「刃」がないこと。こうした包丁やピーラーで大和芋を剥くと、必ず皮が刃についてしまいます。
そうなると手を切らないよう慎重に皮を取り除いたり、水道から出る水に当てて取り除いたりと、手間が増えがちです。
しかしスプーン剥きなら、そんな心配は一切無用! スプーンについた皮もケガを気にせず手で取り除けるのです。
大和芋の皮剥きでありがちなストレスも一切感じることなく、きれいに剥き終わり。とろろ好きの人は、このスプーン剥きを試してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]