箱根駅伝の後に残ったもの『駅伝ロス』のなかで考えた、つないでいきたい想い
公開: 更新:


M!LK・佐野勇斗「やってくれた…?」 注目選手のゴールに感動!2026年の箱根駅伝を見た芸能人たちのリアルな感想が続々到着!高橋英樹さんが選手の努力を称え、和田正人さんは母校の健闘に喜びを語る。M!LK佐野勇斗さんは“同姓同名”ランナーのゴールシーンに大反応!熱戦の余韻と感動がSNSを席巻中

瞬く間にすぎていく1年 父と過ごす穏やかな時間と自分にとって『大切なこと』吉元由美の『ひと・もの・こと』 作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。 たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会っ...






吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
駅伝ロスという幸せ
今年の箱根駅伝もドラマがありました。
私も二日間、朝からテレビで観戦、ご縁のある青山学院大学が1区で16位という衝撃に、まさかシード権を落とすなんてこと…と悲観的に。
まさか16位から挽回するとは思えなかったのですがどんどん順位を上げ、最後は黒田朝日選手がひょいひょいと國學院、中央大、早稲田を抜いて往路優勝。
ドラマのような、漫画のような展開に観ていた人は全員びっくりしたと思います。
SNSを見ていたら『駅伝ロス』という言葉を見つけました。
國學院大学出身の歌手、相川七瀬さんもインスタグラムで「完全に駅伝ロスです」とコメントし、Yahoo!ニュースなどにも取り上げられていました。
ロス…わかる気がします。私もついYouTubeなどでダイジェストやインタビューなど何度も観てしまいました。
人が東京から箱根まで走っていく。
父が毎年観ていた駅伝を、若い頃は(ありえない)(何が面白いのだろう)と思ったものでした。
いつの頃からか、楽しみになるようになり、今ではちょっとした駅伝ロスです。
駅伝は日本独自の競技で、他国にはないものだそうです。
走るときは一人だけれど、チーム一体となり箱根まで『襷をつないでいく』というのが、日本人の気質に感動を与えるのかもしれません。
それがまだ大学生たちであり、高校野球と同じように親心のような気持ちで応援してしまう。
この舞台に至るまでのドラマがあり、一人一人のドラマがある。
それを中継ではアナウンサーが時には家庭の事情まで紹介するので、走る姿がさらに健気に見えてくるのです。
2015年、青学の原監督が「今年はわくわく大作戦で!」と監督たちの記者会見かで宣言したとき、隣にいたある大学のベテラン監督は(何バカなこと言ってるんだ?)と呆れたような表情をしていました。
レース中、その監督は選手に過剰なプレッシャーを与えるような声かけをしていました。
わくわく大作戦で青学は優勝、このとき時代の変化を感じたことを覚えています。
ポジティブに、明るく、良いところを伸ばす、楽しくモチベーションを上げる…ユーモアも力になることを原監督は示してくれたように思います。
相川七瀬さんのように母校愛が募るのも箱根駅伝ならではのこと。
我が家も両親、甥、娘の母校、ご近所の大学が出場していたので、観戦に力が入りました。
私も少々駅伝ロスですが、それだけ感動したものに出会ったのは幸せなことですね。
襷をつないでいく。
私たちはどんな襷を次の世代につないでいくのか、そんなことも考えながら新年を寿いだ二日間でした。
いのちを紡ぐ言葉たち かけがえのないこの世界で
Amazon楽天市場Yahoo
大人の結婚
Amazon楽天市場Yahoo
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
※記事中の写真はすべてイメージ
[文/吉元由美 構成/grape編集部]