『イナバ物置』CMの裏話を稲葉製作所に直撃取材 101人乗るとどうなる?
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『100人乗っても大丈夫。』というテレビCMでおなじみの、株式会社稲葉製作所(以下、稲葉製作所)の『イナバ物置』。
では、101人乗るとどうなるのでしょうか。製品やテレビCMについて稲葉製作所に取材しました。
そもそも『イナバ物置』とは
『イナバ物置』とは、稲葉製作所が製作する物置・ガレージなどのブランドの総称です。
初めて『100人乗っても大丈夫。』がキャッチフレーズのテレビCMが登場したのは、1987年のこと。インパクト抜群だったことから、『イナバ物置』の知名度を一気に高めました。
以下が2023年版、稲葉製作所のテレビCMです。
製品のユーザーの特性について稲葉製作所に聞いたところ、このような回答がありました。
収納スペースの確保として、庭先の備品収納、趣味の物を収納する目的で購入いただいているユーザーさまがほとんどとなります。
近年、防災に目を向けている自治会では、防災備蓄倉庫として活用いただいております。さらに近年では、レンタル物置、ガレージとしての利用も増えている傾向にあります。
個人の庭先から自治会の防災倉庫まで、幅広い用途で活用されているのが『イナバ物置』の特徴といえるでしょう。
100人乗るのはけっこう大変!
『100人乗っても大丈夫。』のテレビCMについて話をうかがいました。
――CMでは本当に100人乗っている?
ぴったり100人乗っています。オレンジ色のハッピが29名、青のハッピが30名、赤のハッピが40名となります。
これに加えて、前列中央のブレザーを着ているのが当社の社長となり、合計して100名です。
Instagramなど公式SNSで2023年のCMのメイキング動画を公開しておりますので、実際の撮影の様子をぜひご覧ください。
色別に人数が細かく管理されているとは、CMの撮影がいかに入念に準備されているかが伝わってきますね。
――乗っているのは全員社員?
間違えている方がよくいらっしゃいますが、実はガレージの上に乗っている中で、当社の人間は代表の稲葉1人です。
残りの99名は、お取り引き先のオーナーや代表の方に乗っていだたいています。
社員総出のCMだと思っていた人も多いのではないでしょうか。実際には取引先の人々が大半を占めているというのは、意外な事実です。
――1人当たり何キロの体重なら100人乗れる?
100人乗るCMは、弊社物置(ガレージ)の強度をアピールする目的で製作しています。
『平均体重70キロ×100人=7トン』の想定でガレージの上に乗っていただいていますが、実はまだまだ耐荷重に余裕があります。
耐荷重のほかにガレージに乗れるスペースも関わってきますので、ちょうど合致した100名にしています。
7トンもの荷重に耐えながら、さらに余裕があるというのは驚きです。「100人」という数字は、強度とスペースの両方を考慮した上でのちょうどよい人数だったようです。
――101人乗っても問題ない?もっと乗っても問題ない商品もある?
2023年現在、CMで使用している機種は積雪エリア専用タイプとなっております。
強度的には101人が乗っても問題ないですが、CMを見ていただけると分かるとおり、朝の満員電車状態ですので、スペースの関係上、乗れても100人プラス5人くらいかなと思います。
CM撮影の際は手すりなどをつけて安全に配慮した状態で撮影しております。事故などにつながる可能性がありますので、みなさまはマネをされないようお願いします。
積雪エリア専用タイプということは、豪雪地帯での使用を想定した特別な強度設計が施されているということでもあります。日常的な収納用途であれば、その頑丈さはさらに際立つでしょう。
また、撮影時には手すりを設置するなど安全対策が徹底されており、見た目以上に綿密な準備のもとで撮影が行われているそうです。
テレビCMは見たことがあっても、こうした舞台裏を知っている人は意外と少ないかもしれません。これからはテレビCMが流れた時、今まで以上に楽しめるのではないでしょうか!
ただし、稲葉製作所からのアドバイス通り、「乗ってみたい!」と思ってもくれぐれもマネしないでくださいね。
ウェブサイト:株式会社稲葉製作所
Instagram:inaba_seisakusho
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]