ホットタオルの作り方とは 正しい使用法や注意点も By - COLLY 公開:2023-12-01 更新:2023-12-12 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ ホットタオルは温かくて柔らかい感触が心地よく、心身ともに癒されるアイテムです。しかし、エステやスパに通うのは時間やお金がかかるし、自分で作るのも面倒に感じてしまいます。 そこでこの記事では、自宅で簡単にできるホットタオルの作り方や使い方、効果・効能を詳しく解説します。上手に利用して、自分だけの特別な癒しの時間を作りましょう。 「ホットタオル」で温めるおすすめの部位 目の疲れや眼精疲労が長く続くと、頭痛や肩こりなど不快な症状を引き起こしてしまいます。そんなときにホットタオルで温めるとよい体の部位が「盆の窪(ぼんのくぼ)」と「仙骨(せんこつ)」です。 盆の窪は、頭がい骨と首の骨の境目あたりにあるへこみの部分。頭を支える大事な場所であり、神経や血管が集中しています。蒸しタオルで温めることで、固まった筋肉をほぐし緊張を和らげます。眼精疲労や倦怠感、首・肩こりなどの、疲労・緊張からくる痛みにおすすめです。 〜 仙骨は骨盤の中央にある逆三角形の骨で、「尻尾のようにぽこっと出ている尾てい骨から上、手のひらサイズの範囲」にあります。ちなみに、尾てい骨は仙骨の先端です。 仙骨の周辺は脂肪が少なく、蒸しタオルの温かさが伝わりやすい場所。ここを温めることによって、リラックス時に活発になる副交感神経を刺激し、イライラや興奮を鎮めてくれます。また、腸に近い位置なので、冷えやストレスからくる便秘も和らぐとされています。 世田谷自然食品 より引用 目の疲れや頭痛、肩こりなどの不快な症状は、放っておくと慢性疲労や関節痛のリスクが高まります。そのため、ホットマスクを活用して疲労を軽減し、健康的な生活を送ることが大切です。 自宅でのホットタオルの作り方 ※写真はイメージ 必要な道具 まずは以下の道具を揃えましょう。どこのご家庭にでもあるような道具で作れます。 ・フェイスタオル ・電子レンジ ・ラップ ・耐熱皿 ホットタオルの作り方 ホットタオルは電子レンジを使用する方法と、お湯を使用する2つの方法があるので、作りやすい方法で試してみてください。 電子レンジを使用する場合 1.タオルを水で濡らし、しっかりと絞る 2.タオルをラップに包む(ラップを使うことで温度が均一になります) 3.電子レンジの出力を500Wに設定し、30〜60秒程度温める ※電子レンジからタオルを出す時は、やけどに十分注意してください タオルの大きさや電子レンジの性能によって加熱時間が異なるので、まずは30秒から始めて、温かさが足りないようなら10秒ずつ追加して調整してください。 お湯を使用する場合 1.洗面器いっぱいにお湯を用意する(お湯の温度は約45℃くらいが目安) 2.タオルをお湯に浸す 3.タオルをしっかり絞る ※タオルの水分を絞る時は、やけどに十分注意してください タオルの選び方 ホットタオルには、以下のような特徴を持つタオルがおすすめです。 ・適切な大きさ ・適度な厚み ・綿100% ホットタオルに使用するタオルはフェイスタオルが最適で、二つ折りにした時に顔全体が隠れる大きさが理想といえます。あまり薄いとせっかく温めたタオルが早く冷めてしまうので、適度な厚みがあるものがおすすめです。 また、素材も重要な要素になります。ホットタオルに適しているのは、綿100%のタオル。綿は吸水性や保温性に優れているため、ホットタオルの効果を最大限に発揮するのに適しています。 ホットタオル専用に開発されたタオルも販売されていますが、一般的なフェイスタオルも十分使用可能です。大切なのは、十分な大きさ、十分な厚み、そして綿素材であること。 この条件を満たしたタオルを使えば、ホットタオルの効果を最大限に発揮することができますよ。 水の温度と浸ける時間 ホットタオルを作る時の水の温度は、45℃くらいが適当です。タオルの適温は、体温よりやや高めになります。 熱すぎると肌荒れや乾燥の原因になるので、タオルを広げて皮膚の薄い腕の内側に当て、心地よいと感じる程度に冷ましてから使用しましょう。 タオルをお湯に浸す時間は、数秒から数10秒ほど。タオルが十分に温まり、お湯がタオルに浸透する程度の時間が適切です。 ただし、タオルの種類や厚み、個人の好みによって異なる場合がありますので、ご自身にとって心地よい温度になるよう試してみてください。 ホットタオルの正しい使用法 ※写真はイメージ ここでは、自宅で正しくホットタオルを使う方法をご紹介します。 1.適温になったホットタオルを気になるところに2〜3分間乗せる 2.タオルが冷めてきたら終了 3.1〜2の流れを2〜3回繰り返す 顔に使用する場合は毎日行うと肌のバリア機能を傷付ける可能性があるため、週に1〜2回の実施を目安にしてください。 また、ホットタオルを使用した後は肌が乾燥しやすくなるため、すぐに保湿を行うことも重要です。適切な保湿剤を使用して肌をしっかりと保湿しましょう。 スキンケアに効果的なホットタオルの使い方 1.温めたタオルで顔全体を包む 2.クレンジングと洗顔料を使用してクレンジングと洗顔を行う ホットタオルの温熱効果によって毛穴が開き、角栓や汚れを取り除くことができます。ただし、タオルの温度や使用方法は個人の肌状態に合わせて調整する必要があります。過度な刺激や熱さは肌トラブルの原因になることがあるため、注意が必要です。 また、毛穴の状態や肌の敏感さによって結果は異なる場合があります。自身の肌に合った方法で行い、必要に応じて専門家のアドバイスを受けるとよいでしょう。 ホットタオル使用時の注意点 ※写真はイメージ 保湿ケアの重要性 ホットタオルを使用した後は、肌の水分が蒸発しやすくなります。乾燥を防ぐため、タオルを使用した後はしっかりと保湿ケアを行いましょう。 清潔なタオルの使用 ホットタオルには清潔なタオルを使用することが重要です。ホットタオルは毛穴を開くため、不衛生なタオルを使用すると雑菌が入り込む可能性があります。 使用後はしっかりと洗濯し、清潔な状態を保つようにしましょう。 ホットタオルの適切な保管方法 タオルの保管方法にも気を付けましょう。正しく保管することで、衛生的で清潔な状態を保つことができます。湿気の多い場所や風通しの悪い場所にタオルを保管すると、カビや細菌が繁殖する可能性が高くなるので注意してください。 タオルの保管場所として望ましいのは、以下のような場所です。 ・湿度が低い ・直射日光や蛍光灯の光が当たらない ・ダニがいない、清潔な場所 ・高温にならない ホットタオルでリラックス ホットタオルの自宅での作り方と注意点について解説しました。ホットタオルを作るのに必要な道具や材料はすぐに手に入るものばかりで、時間もそれほどかかりません。 デスクワークでの肩こりがひどい人、お肌の調子を整えたい人は、朝起きた時や夜寝る前に一度ホットタオルを使ってみてください。きっと、お肌も心も癒されるはずです。 [文・構成/grape編集部] ダイソーで買った『ほこり取り』が優秀! ブラシとテープの2way仕様に「こういうの待ってた」ダイソーの『取り換え式2wayほこり取り』が持ち運びに便利です! 鶏むね肉は”紅茶のティーバッグ”と蒸して! 驚くほどプリプリ柔らかくなる裏ワザ【簡単レシピ】たった5つの材料で、鶏むね肉が劇的に変わる!紅茶の優しい香りとハチミツの甘みが加わり、しっとり柔らかに。 Share Post LINE はてな コメント
ホットタオルは温かくて柔らかい感触が心地よく、心身ともに癒されるアイテムです。しかし、エステやスパに通うのは時間やお金がかかるし、自分で作るのも面倒に感じてしまいます。
そこでこの記事では、自宅で簡単にできるホットタオルの作り方や使い方、効果・効能を詳しく解説します。上手に利用して、自分だけの特別な癒しの時間を作りましょう。
「ホットタオル」で温めるおすすめの部位
目の疲れや眼精疲労が長く続くと、頭痛や肩こりなど不快な症状を引き起こしてしまいます。そんなときにホットタオルで温めるとよい体の部位が「盆の窪(ぼんのくぼ)」と「仙骨(せんこつ)」です。
目の疲れや頭痛、肩こりなどの不快な症状は、放っておくと慢性疲労や関節痛のリスクが高まります。そのため、ホットマスクを活用して疲労を軽減し、健康的な生活を送ることが大切です。
自宅でのホットタオルの作り方
※写真はイメージ
必要な道具
まずは以下の道具を揃えましょう。どこのご家庭にでもあるような道具で作れます。
・フェイスタオル
・電子レンジ
・ラップ
・耐熱皿
ホットタオルの作り方
ホットタオルは電子レンジを使用する方法と、お湯を使用する2つの方法があるので、作りやすい方法で試してみてください。
電子レンジを使用する場合
1.タオルを水で濡らし、しっかりと絞る
2.タオルをラップに包む(ラップを使うことで温度が均一になります)
3.電子レンジの出力を500Wに設定し、30〜60秒程度温める
※電子レンジからタオルを出す時は、やけどに十分注意してください
タオルの大きさや電子レンジの性能によって加熱時間が異なるので、まずは30秒から始めて、温かさが足りないようなら10秒ずつ追加して調整してください。
お湯を使用する場合
1.洗面器いっぱいにお湯を用意する(お湯の温度は約45℃くらいが目安)
2.タオルをお湯に浸す
3.タオルをしっかり絞る
※タオルの水分を絞る時は、やけどに十分注意してください
タオルの選び方
ホットタオルには、以下のような特徴を持つタオルがおすすめです。
・適切な大きさ
・適度な厚み
・綿100%
ホットタオルに使用するタオルはフェイスタオルが最適で、二つ折りにした時に顔全体が隠れる大きさが理想といえます。あまり薄いとせっかく温めたタオルが早く冷めてしまうので、適度な厚みがあるものがおすすめです。
また、素材も重要な要素になります。ホットタオルに適しているのは、綿100%のタオル。綿は吸水性や保温性に優れているため、ホットタオルの効果を最大限に発揮するのに適しています。
ホットタオル専用に開発されたタオルも販売されていますが、一般的なフェイスタオルも十分使用可能です。大切なのは、十分な大きさ、十分な厚み、そして綿素材であること。
この条件を満たしたタオルを使えば、ホットタオルの効果を最大限に発揮することができますよ。
水の温度と浸ける時間
ホットタオルを作る時の水の温度は、45℃くらいが適当です。タオルの適温は、体温よりやや高めになります。
熱すぎると肌荒れや乾燥の原因になるので、タオルを広げて皮膚の薄い腕の内側に当て、心地よいと感じる程度に冷ましてから使用しましょう。
タオルをお湯に浸す時間は、数秒から数10秒ほど。タオルが十分に温まり、お湯がタオルに浸透する程度の時間が適切です。
ただし、タオルの種類や厚み、個人の好みによって異なる場合がありますので、ご自身にとって心地よい温度になるよう試してみてください。
ホットタオルの正しい使用法
※写真はイメージ
ここでは、自宅で正しくホットタオルを使う方法をご紹介します。
1.適温になったホットタオルを気になるところに2〜3分間乗せる
2.タオルが冷めてきたら終了
3.1〜2の流れを2〜3回繰り返す
顔に使用する場合は毎日行うと肌のバリア機能を傷付ける可能性があるため、週に1〜2回の実施を目安にしてください。
また、ホットタオルを使用した後は肌が乾燥しやすくなるため、すぐに保湿を行うことも重要です。適切な保湿剤を使用して肌をしっかりと保湿しましょう。
スキンケアに効果的なホットタオルの使い方
1.温めたタオルで顔全体を包む
2.クレンジングと洗顔料を使用してクレンジングと洗顔を行う
ホットタオルの温熱効果によって毛穴が開き、角栓や汚れを取り除くことができます。ただし、タオルの温度や使用方法は個人の肌状態に合わせて調整する必要があります。過度な刺激や熱さは肌トラブルの原因になることがあるため、注意が必要です。
また、毛穴の状態や肌の敏感さによって結果は異なる場合があります。自身の肌に合った方法で行い、必要に応じて専門家のアドバイスを受けるとよいでしょう。
ホットタオル使用時の注意点
※写真はイメージ
保湿ケアの重要性
ホットタオルを使用した後は、肌の水分が蒸発しやすくなります。乾燥を防ぐため、タオルを使用した後はしっかりと保湿ケアを行いましょう。
清潔なタオルの使用
ホットタオルには清潔なタオルを使用することが重要です。ホットタオルは毛穴を開くため、不衛生なタオルを使用すると雑菌が入り込む可能性があります。
使用後はしっかりと洗濯し、清潔な状態を保つようにしましょう。
ホットタオルの適切な保管方法
タオルの保管方法にも気を付けましょう。正しく保管することで、衛生的で清潔な状態を保つことができます。湿気の多い場所や風通しの悪い場所にタオルを保管すると、カビや細菌が繁殖する可能性が高くなるので注意してください。
タオルの保管場所として望ましいのは、以下のような場所です。
・湿度が低い
・直射日光や蛍光灯の光が当たらない
・ダニがいない、清潔な場所
・高温にならない
ホットタオルでリラックス
ホットタオルの自宅での作り方と注意点について解説しました。ホットタオルを作るのに必要な道具や材料はすぐに手に入るものばかりで、時間もそれほどかかりません。
デスクワークでの肩こりがひどい人、お肌の調子を整えたい人は、朝起きた時や夜寝る前に一度ホットタオルを使ってみてください。きっと、お肌も心も癒されるはずです。
[文・構成/grape編集部]