メレルのカメレオン8を履いたら安心感がヤバかった! 防水や滑りやすさは?
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「一度履いたらもう手放せない」といった声が上がるほど、多くの人を魅了し続けているアウトドアシューズブランド『MERRELL(メレル)』。
高価なイメージがありますが、それ以上に機能性が高いためコスパがいいという評価も少なくありません。
特に『GORE-TEX®(ゴアテックス)』を使用しながら、1万円台で購入ができるハイキングシューズ『CHAMELEON(カメレオン)』は、メレルの定番シューズの1つです。
最新のモデルとなる『CHAMELEON 8 STORM GORE-TEX®(以下、カメレオン8)』とは、どのようなシューズなのかを防水性や履き心地などを交えてご紹介します。
メレルのカメレオンってどんな靴? フェスやストリートでも人気のシリーズ
ジャングルモックやモアブと並んで、メレルの代表作となっているカメレオンシリーズは、2001年から販売を開始したハイキングシューズです。
2006年からは、カメレオンシリーズよりもラフなデザインで、多彩なカラーパターンを展開するカメレオンストームというシリーズが登場。
機能性も高く、ファッション性も備えていたため、トレッキングだけでなく、野外フェスやストリートでも履けると人気が高まりました。
今回、検証したカメレオン8は、こちらのカメレオンストームに属したハイキングシューズです。
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カメレオン8は、シンプルながら独創的な『CHAMELEON2 STORM』のデザインを踏襲し、当時のファンには懐かしいビジュアルとなっています。
アウトソールには、ヴィブラム社製の最新アウトソール『Vibram XS TREK EVO』を搭載。
ほかにも安定性や保護性を高める『フレックスプレート』を使用していたり、アウトソールの溝が3mmから5mmに深くなっていたりと、さまざまな機能がアップデートされています。
もちろん完全防水のゴアテックスを搭載しているので、雨の日も安心して履ける性能です。
ちなみに、カメレオンというネーミングは、あらゆる環境に対応できる汎用性にちなんで付けられているといわれています。
それぞれの性能を細かく見ていきましょう。
カメレオン8の防水性能を検証 「安心感が違う」
完全防水のゴアテックスを使用しているカメレオン8。その防水性能はどれほどのものなのでしょうか。
もともとアッパーには撥水性、耐久性に優れたラギッドメッシュという素材が使われています。
そこにゴアテックスが使用されているのですから、防水に関しては安心の性能を有しているはずです。
早速流水をかけてみると…。
あまりにも余裕で水を弾き返すカメレオン8。わざと靴の上のほうにかけたのですが、中に水が入ってくることはありませんでした。
ちなみに、シュータンは履き口あたりまでしっかりと本体に縫い付けてあるので、そういった部分から水が入ってくることもありません。
せっかくなので、深い水たまりにしばらく浸けるなど、もう少し激しい使い方も。
これ以上やるとほかの部分がずぶ濡れになってしまうので止めましたが、それでもシューズの中が濡れるということはありませんでした。
カメレオン8の防水性能は、安心感が違います。
カメレオン8の履き心地は? ジャングルモックやモアブと比べると
本格的なハイキングシューズとして使える、カメレオン8。普段使いもできる履き心地なのでしょうか。
見た目的にミッドソールやインソールは薄く、それほどクッション性があるようには見えません。
また、安定性とひねりに対する強さを持つTPU素材のフレックスプレートを、つま先からヒール部分まで包み込むように搭載しているため、少し強めに押したくらいではシューズは曲がりません。
そのため、履き心地はかなり硬めでしたが、足場の悪い場所でも安定して歩くことができます。アウトドアやハイキングでは、力強い味方となってくれるでしょう。
ただ、クッション性はほとんど感じませんでした。
街中でも十分使えるのですが、クッション性が欲しい人はインソールを交換するとよさそうです。
メレルの代表作ジャングルモック、モアブ3、カメレオンで履き心地のよさを比べると、筆者的にはこのような並びになりました。
ジャングルモック→モアブ→カメレオン
ジャングルモックのようなクッション性のある履き心地とは、かなり違うといえるでしょう。
カメレオン8は滑りやすい? 濡れたマンホールで試してみると
ヴィブラム製のアウトソールが使われているカメレオン8ですが、一部口コミでは「滑りやすい」という評価を目にします。
アウトソールの形状を見るに、それほど滑りやすくは見えませんが、滑りやすい場所の代表格『濡れたマンホール』で試してみました。
雨というより、みぞれが降っている状態だったので、より滑りやすい状態のマンホールです。
それでも特段滑るという感覚はありません。
むしろ通常のスニーカーなどと比べると、滑りにくい部類だといえるでしょう。
カメレオン8のサイズ感や重さは?
通常26.5cmの靴を履いている筆者ですが、カメレオン8はハーフサイズアップして27cmを履いています。
モアブ3を履いた時は、ハーフサイズアップでちょうどよく感じましたが、カメレオン8はジャストサイズでもよかったかもしれないというサイズ感。ハーフサイズアップでは、つま先に多少ゆとりを感じます。
ただ、緩いというほどではないので、余裕を持って履きたい場合はハーフアップサイズでもいいでしょう。
ちなみに重さは片足で434gと、見た目よりも重い印象です。
街歩きをするスニーカーとしては重い部類に入りますが、ハイキングシューズとして考えれば軽いといえます。
メレルのカメレオン8はどんな靴? まとめ
メレルのカメレオン8は、あらゆる環境に対応するカメレオンの名前に恥じない、性能の高い靴でした。
特に完全防水のゴアテックスが使われていながら、1万円台で購入ができるコスパの高さは魅力的です。
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実際に購入をしている人たちからは、このような口コミが上がっていました。
・丈夫でデザインもよく、履きやすい。
・多少重めだが、作りがしっかりとしていて安心感がある。
・ハイキング用に買ったが、普段使いもしやすくていい。
・雨の日のスニーカーとして最高!
滑りにくく、完全防水で足を快適に保ってくれるカメレオン8は、ハイキングだけでなく雨や雪の日の強い味方になってくれそうです。
「ブーツや長靴は履きたくないけど、防水の靴が欲しい」という人は、要チェックですよ!
[文・構成/grape編集部]