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冷蔵庫の寿命はどれくらい?危険のサインや寿命の延ばし方も解説!

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

食料を長期保存できたり飲みものを冷やしたりと、シンプルな役割ながら家庭には必須の家電が冷蔵庫です。現代を生きるうえで、冷蔵庫がなければさまざまな影響が出てしまうほど重要な家電ですよね。

しかし、冷蔵庫は何年も使用していると何かしらの不調が発生します。不調に気付かず使用し続けると、最終的には寿命を迎えて壊れてしまう可能性も。

あらかじめ不調や危険のサインを把握しておくと、修理や買い替えのタイミングを計ることができるため、冷蔵庫の異変に関する知識はぜひ知っておきたい情報でしょう。

本記事では、冷蔵庫の寿命が迫っている時のサインや、寿命が来た時の対処法などを解説していきます。冷蔵庫を長持ちさせるために必要な知識も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

冷蔵庫の寿命が近いサインは?

冷蔵庫の灯りの画像

※写真はイメージ

最初に、冷蔵庫の寿命が近い時のサインについて解説していきます。冷蔵庫は長く使用する家電なので、異常が発生していても違和感に気付かないまま使ってしまうケースがあります。

異常に気付けないと冷蔵庫の寿命を短くしてしまうので、事前に冷蔵庫で発生する異常を知っておくのは重要です。本項からは冷蔵庫で発生するさまざまな異常について解説するので、参考にしてください。

異音がする

冷蔵庫は内部の温度を低くするためにコンプレッサーといわれる装置が作動しています。コンプレッサーから冷気を放出して、冷蔵庫内にある食品を冷やしているのです。

コンプレッサーは、内部が十分に冷却されると自動的にストップするので、冷蔵庫は音があまり出ない静かな家電となっています。反対に、コンプレッサーに異常が生じるとコンプレッサーの音がずっと聞こえる場合があるのです。

使っている冷蔵庫の内部から異音が聞こえている場合は、コンプレッサーに異常が生じていたり、冷蔵庫の置き場所が平行になっていなかったりするために異音が発生している可能性があります。

冷蔵庫から異音がしている時は食品などがしっかり冷えているか確認するようにしましょう。

冷凍庫の不具合

冷蔵庫には、冷凍庫も一緒に搭載されているモデルがあり、冷蔵と冷凍を同時に行えます。冷蔵庫に何かしらの異常が発生すると、冷凍庫にも影響が出てしまうケースがあるので注意が必要です。

冷凍庫の中で作っている氷が何時間経過しても完成しない場合は、冷凍庫が壊れている可能性があります。冷凍庫で冷やしていた食品に異常がある場合も、異常が発生しているサインでしょう。

冷蔵庫だけでなく、冷凍庫にも細心の注意を払って使ってください。

冷蔵庫に入れた食品が冷えない

異音がする場合は、コンプレッサーに不具合が発生しているサインと述べました。コンプレッサーが異常を起こすと分かるもう1つのサインが、冷蔵庫に入れている食品が冷えていない場合です。

コンプレッサーは冷蔵庫の内部を冷やす装置であり、異常が発生すると、異音と同時に冷蔵庫内の食品が冷やせない状態になってしまいます。冷蔵庫としての機能が失われてしまうのです。

冷蔵庫の不具合の中でも最悪の部類に入るケースで、なるべく早く気付いておきたい異常なので、食品や飲みものが十分に冷えていない状態が一度でもあった時は、冷蔵庫の異常に注意しましょう。

水漏れ

冷蔵庫には、中で発生した水を受け止める皿のような部品があり、冷蔵庫の中で発生した水を排水できるのですが、皿が壊れると床に水漏れが発生してしまいます。

部品の破損などが起こると、冷蔵庫の中でも水漏れが発生するケースもあり、どちらも部品の交換が必要であったり冷蔵庫内でカビが発生する原因になったりと、悪影響をおよぼす可能性があるのです。

水漏れが発覚した場合は、すぐに冷蔵庫の買い替えや修理を依頼しましょう。

冷蔵庫に寿命がきた時はどうするべき?

冷蔵庫の中の画像

※写真はイメージ

長年使っている冷蔵庫でも、いつかは必ず寿命が来てしまいます。冷蔵庫が壊れるタイミングは把握できず、まったく異常がなかったとしても突然壊れてしまい、困惑する場合もありますよね。

突然壊れた時にどのように行動するべきなのか、分からない人も多いのではないでしょうか。下記では冷蔵庫に寿命が来た時の対処法について解説するので、参考にしていただき、突然の事態にも備えられるようにしましょう。

処分する場合は業者や下取りを活用する

冷蔵庫はさまざまな方法で処分可能です。例えば、家電を販売しているお店で新しい冷蔵庫を購入した場合は、料金は発生するもののお店で処分を依頼できます。

全国各地の自治体が家電製品の処分方法を定めており、自治体指定の業者に回収してもらったり指定の場所に持ち込んだりすると、冷蔵庫の処分が可能です。持ち込みを利用する時は、運搬に使用する車種などに注意しましょう。

不用品の回収を行っている専門の業者に依頼し、料金を支払って回収してもらうことも可能です。状況にあった方法を選んで、正しく冷蔵庫を処分しましょう。

10年以上使用している場合は買い替えがおすすめ

冷蔵庫の平均的な寿命は、慎重に使用したとしても約10年とされています。修理などせず10年以上冷蔵庫を使用している場合は、修理の保険が切れていて、修理できない場合があります。

冷蔵庫を10年以上使用している場合は、事前に買い替えを検討しておき、壊れた時にすぐ買い替えができるよう準備しておくのがおすすめです。準備をしておくと壊れても焦らず冷静に、処分や買い替えができます。

数年以内に故障した場合は修理を依頼する

冷蔵庫の使用が10年も経過していないのに壊れてしまった場合は、修理するのがおすすめです。購入して数年以内であれば、メーカーの部品保有期間となっているので、修理を依頼できます。

修理を利用したほうが買い替えるよりも圧倒的にお得なので、購入して数年以内に壊れてしまった時には、メーカーに問い合わせて修理を依頼しましょう。

冷蔵庫の寿命を延ばす方法はある?

冷蔵庫の画像

※写真はイメージ

冷蔵庫を購入したからには、なるべく長く利用していきたいですよね。冷蔵庫にも長く使っていくために覚えておきたい知識があり、知っているか知っていないかで、寿命にもかなり違いが出ます。

本項からは、冷蔵庫をできる限り長く使用していきたい人に向けて、冷蔵庫の寿命を延ばす方法をいくつか紹介していきます。 参考にしつつ、冷蔵庫に負担をかけないように使用して、冷蔵庫を長く使っていきましょう。

長期保証に加入しておく

冷蔵庫を購入する時、長期保証には必ず加入しておくようにしましょう。保証に加入すると、修理や本体の交換などさまざまな恩恵を受けられ、長く使用できる状態につながります。

販売店によってはプランもさまざまなので、購入の時には検討しましょう。

冷蔵庫周りはものを少なくする

冷蔵庫の周りにものを置きすぎると、さまざまな悪影響が考えられます。冷蔵庫の放熱能力が低下してしまったり、冷却能力が下がってしまったりと、冷蔵庫としての能力に大きな悪影響をおよぼすのです。

なるべく冷蔵庫の周りにはものを置かず、スッキリとしたレイアウトになるよう意識しましょう。

食品などを入れすぎないようにする

食品や飲みものを無理やり詰め込むのはやめましょう。食品や飲みものの数が増えてしまうと、冷却の時間が増えてしまい、冷蔵庫に過剰な負担を与えてしまいます。

寿命を延ばしたい場合は、無理に冷蔵庫の中を圧迫しないようにスペースの配分を考慮しましょう。

定期的な清掃を行う

冷蔵庫内で食品や飲みものをこぼしてしまったり経年劣化でホコリがたまったりと、冷蔵庫も清掃をしないと徐々に汚れていきます。汚れも冷蔵庫の寿命に悪影響を与えており、冷却力低下のほかに、衛生面の心配も出てきてしまいます。

清掃をしっかり行い、常に冷蔵庫の性能が引き出せる状態になるよう心がけましょう。

熱い食品はあらかじめ冷やすようにする

熱い食品を冷蔵庫に入れると冷蔵庫内の温度が上がり、冷蔵庫は内部を冷やすために冷却力を強めます。数回程度であれば問題はないものの、短い間隔で何度も入れてしまうと、気付かないうちに大きな負担になってしまう場合もあります。

熱い食品は冷蔵庫に入れる前にある程度冷やしてから入れるようにして、冷蔵庫の負担を軽減しましょう。

工夫してなるべく長く冷蔵庫を使えるようにしよう

本記事では、冷蔵庫の寿命が来た時のサインや対処法などを解説しました。冷蔵庫は長く使用する家電であり、故障や異常に気付きにくい家電なので、異常を察知できずに寿命が早まって壊れるケースが多いです。

記事内で紹介している冷蔵庫に関する異常などをあらかじめ知っておくと、早く修理に出せたり、買い替えを検討したりできるので安心です。

使い方を工夫するだけで寿命は延ばせるので、ぜひ記事の内容を参考にしていただき、冷蔵庫をより長く使えるようにしましょう。


[文・構成/grape編集部]

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