停電時、冷蔵庫の中身はどうすべき? 冷凍のプロが教える対策が…?
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撮影:grape編集部

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停電が長引いた場合、気になるのが冷蔵庫の中身です。
時間の経過とともに温度が維持できなくなるため、庫内のものが傷んでしまいます。
では、冷蔵庫と冷凍庫の中のものをできるだけ長く保護するには、どうすればいいでしょうか。
停電時の保冷時間は2~3時間
停電で冷蔵庫の保冷機能が止まった場合、庫内の保冷状態はいつまで維持されるのか気になりますよね。
氷やドライアイスなどの冷凍商品を取り扱う、中央冷凍産業株式会社は、このように解説しています。
一般的に停電が始まってからの冷蔵庫内の保冷時間は、2~3時間と言われています。
ただし、冷蔵庫のドアの開閉をしない時に限ります。頻繁に開け閉めをしていると、保冷時間は短くなるので注意してください。
ドアを開け閉めすると冷気が外に逃げるため、庫内の温度が徐々に上がってしまいます。
未開封の飲み物や調味料はまだしも、生魚や生肉などの食品は、腐敗が進みやすくなってしまうでしょう。
停電時はできるだけ開け閉めを避けたほうがよさそうですね。
※写真はイメージ
停電が長引いた場合は…?
ただし、停電が長引くと開け閉めをしなくても保冷できなくなってしまいます。
できるだけ保冷状態を維持するために、中央冷凍産業株式会社は、『保冷剤を使う』『冷凍食品を使う』といった方法を挙げました。
保冷剤は大きめの『ブロータイプ』というものを使えば、気温差や冷蔵庫のドアの開閉によりますが、約4~5時間は持続します。
冷凍食品は徐々に溶けるため、停電時から1~2時間ほど時間を伸ばせる程度です。
もし溶けかかっている冷凍食品があれば、早めに調理してください。
ちなみに冷気は上から下に下がっていくため、保冷剤は冷蔵庫の上のほうに置くのがおすすめですよ。
停電からの時間が長引くほど、庫内の温度は上がっていくため、できるだけ早く対処したほうがよさそうですね。
しかし、保冷剤や冷凍食品よりも優れた保冷効果を期待できるアイテムもあるのだとか…!
ドライアイスで保冷するのがおすすめです。保冷力、持続力ともに、保冷剤や氷より優れているため、食材を安心して保冷できます。
また、冷蔵庫の開閉を気にすることなく、いつも通りに冷蔵庫を使えることも大きな魅力です。
ただし、ドライアイスの真下に置く食材は凍りやすいので、凍結してもいい食材の上に置くようにするのもポイントです。
ドライアイスの温度は、マイナス78.5℃と非常に低く、確かに保冷効果が期待できそうです。
中央冷凍産業株式会社の実験によると、冷凍庫にドライアイスを入れて電源を切っても、24時間後には庫内の食品はすべて凍ったままだったといいます。
停電時の冷蔵庫が心配な人は、氷店やホームセンターなどでドライアイスを探してみてもいいかもしれません。ただし、ドライアイスを触る時は、絶対に素手で触れず、厚手の乾いた手袋やトングを使ってください。
台風などで停電した場合、まずは冷蔵庫の開け閉めを避け、できるだけ庫内の冷気を逃さないようにしましょう。
その上で停電が長引きそうであれば、保冷剤やドライアイスを利用して、できるだけ保冷状態を維持させるのがよさそうです。
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[文・取材/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]