室外機に直射日光があたる… ダイキンが教える【夏の対策】
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夏は暑さ対策として、エアコンをつけっぱなしにしたいですよね。
しかし、気になるのは電気代。エアコンをしっかり使いつつも、電気代は節約したいところでしょう。
実は電気代を節約するポイントとして、『室外機に対する工夫』が挙げられると知っていますか。
夏の室外機対策とは?
電気代を抑えるための『室外機の対策』をダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に聞いたところ、このようなアドバイスがありました。
室内の熱を外に逃がす室外機にとって、『空気の通り道』をふさがないことが大切です。
エアコンの運転中、部屋の中の熱を部屋の外に捨てるために、室外機は常に放熱をしています。
そのため、室外機の吹き出し口付近やその周囲にものを置いたり、カバーで覆ったりしないよう注意しましょう。
室外機の前を通ると、吹き出し口から熱風が出ていることに気付くと思いますが、吹き出し口がふさがれると、放出した熱風を再び吸い込んでしまい、冷却効率が著しく低下します。
室外機の前はスペースを空けてできるだけ風通しをよくし、スムースに空気が循環できるようにしましょう。
また、室外機への熱を遮るためのカバーについては、このような見解を述べています。
室外機用カバーなどは、放熱をさまたげる可能性もあります。そのため余分な電気を使用し、電気代がかかってしまう場合もあります。
従来の性能が発揮できなくなる可能性があるため、室外機用カバーは装着しないほうがいいかもしれません。
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室外機への直射日光を避ける
ダイキンによると、室外機の対策として「室外機は日陰に設置するか、日除けで直射日光を防ぐこと」も重要だそうです。
エアコンは室内機で集めた部屋の中の熱を、室外機によって部屋の外に逃がして部屋を涼しくしています。
この際に大切になってくるのが、室外機の中にある『圧縮機』です。
エアコンの消費電力の約80%は、この圧縮機を動かすために使われています。
そのため、夏は室外機やその周辺が、直射日光や地面からの照り返しで高い温度になってしまうと、熱を捨てる効率が低下し、電気を余分に使ってしまう場合があります。
室外機は、直射日光が当たる場所への設置も想定して作られています。
しかし、できるだけ日陰に設置するか、室外機から1mほど離れたところに植木を置いたり、よしずを立て掛けたりするなどして、日陰を作ってあげるのも電気代を抑える工夫の1つです。
日中、直射日光にさらされる場所に室外機がある場合は、日陰になるような工夫をしてみましょう。
ただし、室外機を板で囲ったり、よしずをたてかけた時に室外機の吹出口を覆うと、空気の通り道をふさいでしまうのでNG。設置の際は十分に注意してください。
同様に、電気代を抑えるために室外機の上にタオルをのせるのも、「吹き出し口や吸い込み口をタオルでふさいでしまうことがあり、逆効果になる場合がある」とのことでした。
エアコンの節電を聞くと、温度設定や風量といったエアコンの室内機側に注目しがちですが、実は室外機への対策も必須。
ダイキンのアドバイスを参考に、室外機側も工夫してみてはいかがでしょうか。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]