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多くのママが涙…とあるお母さんの書いた文章に、心励まされる

By - grape編集部  公開:  更新:

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『お母さんになること』

夜中に起こされて眠い目をこすって家事をする。
ご飯をつくっても食べてくれるとは限らなくて
偏食を心配して、遊び食べを叱って、
食べ散らかしを片付けて。
自分の食事は立ったままなんてことも多い。
掃除はしても終わらない。
片付けられた状態なんて、5分ももたないんだ。

狭い室内でも、買い物途中の街中でも、
窮屈な周りの目が気になって、泣けば抱っこをしてあやす。
手も腱鞘炎になるし
片手でベビーカーを押すのって、結構大変なんだ。

お風呂も着替えもすんなりとはいかなくて
気がつけばちゃんと洗えていないのも
きれいな服を着ていないのも
こどもじゃなくて「わたし」。

寝ないあの子の寝かしつけは
いつの間にか、わたしの方が寝落ちをしている。
そして夜泣きの声で、目が覚めるんだ。

こどもが生まれたその日から
「自分のペース」でできることが、何一つなくなる。
心の中にはいつもあの子がいて、心配と不安に支配されている。
そんな毎日の繰り返し。

それが「お母さん」の役目なら
そんな「お母さん」の毎日を「知ること」が周りの役目。
そして「お母さん」の役を脱ぎ捨てて
「わたし」に戻してあげるのが「お父さん」の役目。

ほんとうはね、誰が「お母さんの役」をしたってかまわないんだ。

こどもは誰にお世話をされたって
愛があればいい子に育つ。
少子化なんて叫ぶなら
お母さんになる喜びをもっと感じる世の中にしよう。

お母さんになるってほんとうは、嬉しいことばかりでいいんだよ。
そして、お母さんになったら
「ひとりで抱え込まない」そんな勇気をもとう。
「親」になったら人を信じることからはじめよう。

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これらの文章を書いたのは、#みかちゃん。『お母さん』について考えるだけではなく、息子の通う幼稚園を自ら設立し、『自分らしさ』と『生きる力』を子どもに与える活動をしています。

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反響の大きかった文章をまとめ、ついに書籍化されることになった『お母さんたちへのメッセージ』

「子育てってどうすればいいんだろう」「お母さんってなんだろう」…そんな悩みを抱えてしまったら、心のサプリメントで一度穏やかな気持ちになってみてはいかがでしょうか。

素材提供
ホリプロ保育園

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