寒波が来たら家のシャッターは閉める?そのまま? 正解に「次からコレ」
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- 出典
- リクシル
寒波襲来との情報をキャッチした際に気になるのが、家のシャッターを閉めるかどうか。
「断熱のために閉めるべきでは?」「閉めて凍ってしまったらどうしよう」と迷う人が多いのではないでしょうか。 間違った選択をして、家や窓が破損してしまっては大変です。
本記事では、住宅設備機器メーカー『株式会社 LIXIL(以下、リクシル)』の公式サイトから、窓周りの寒波への備えと対策を紹介します。
寒波が来たらシャッターは閉めるべき?
※写真はイメージ
窓周りの寒波への備えとして、リクシルは下記のように説明しています。
一般的な窓ガラスは、ある程度の衝撃に耐えられるよう設計されています。しかし、雪の重みが均一に加わると負担が大きくなり、割れる可能性があるそうです。
また乾いた雪よりも湿った雪のほうが重く、圧力がかかります。したがって、寒波が来る際はあらかじめシャッターを閉めて窓を守る対策をしておきましょう。
そのほか、冬にシャッターを閉めることで、部屋の温度を保つ効果も期待できます。窓から逃げる熱の量を低減させられるうえに、外部から冷気が侵入することを防げるためです。
窓が凍結してしまったらどうするべき?
※写真はイメージ
寒波が来たら、シャッターは閉めるべきだと分かりました。しかし、シャッターに雪が積もったり凍結したりした場合はどう対処するのがよいのでしょうか。
『リクシル』の公式サイトでは、次の対処法が推奨されています。
シャッターの凍結しやすい部分は『スラット』『ガイドレール』『水切り』の3カ所です。スラットはシャッターの段差部分、ガイドレールはシャッターの両サイドにある窪みをそれぞれ指します。この部分を軽く揺らしてみると解決するケースが多いでしょう。
それでも開かない場合は、完全に凍っている可能性があります。無理にこじ開けようとはせず、雪や氷が溶けるまで待ちましょう。
また、窓が凍結した際も同様です。無理に開閉しようとすると故障するリスクがあります。早く凍った部分を溶かそうとお湯をかけると、窓ガラスが割れる可能性があるので絶対にしないよう注意してください。
窓ガラスが割れると、修理に費用がかかるだけではなく、すぐに修理業者が対応できない場合も考えられます。寒い冬を快適に過ごすためにも、寒波が来ると分かったらシャッターを閉めて対策しましょう。
[文・構成/grape編集部]