パナソニック『ラップをふんわりかけるべき理由は…』 思わぬ回答に「だからか」「けっこう大事だったわ」
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※写真はイメージ
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電子レンジで食品を温める時、使用する機会も多いのが「ラップ」です。
温め方の説明で、「ラップはふんわりかけてください」という記載内容があるでしょう。あいまいな指示に「どうかければよいのか分からない」と感じている人に向けて、Panasonic(パナソニック)公式サイトから、実践方法を詳しく紹介します。
ラップを「ふんわり」かける方法
家電メーカーとして、電子レンジも製造・販売しているパナソニック。公式サイトでは、電子レンジを使う際のラップの使い方まで、丁寧な情報を紹介しています。早速、ラップを「ふんわり」かける方法を参考にしてみましょう。
まずは、ラップをカットするところから。容器の大きさに合わせてゆったりとかぶせたら、やや余裕を持って切ってください。
両方のサイド部分をいったん持ち上げ、あえてたるませてから容器に固定します。
ラップの隙間をそれぞれ押さえれば完成です。
サイド部分にたるみを作ることで、容器内の空間には余裕が生まれます。この余裕こそが「ふんわり」のポイントです。
ラップを「ふんわり」かけたほうがいい理由とは
ラップをかける時、「ふんわり」ではなく「ピン」とかけたほうが、気持ちがよいもの。一体なぜ、「ふんわり」とかけるよう指定される場合があるのでしょうか。
ラップをピンとした状態でかけると、内部の空間に余裕がなくなります。すると、食品を温めた時に生じる水蒸気が逃げ場を失い、内部の圧力が上昇。
ラップが破れて中身が飛び出し、電子レンジ庫内を汚してしまう恐れがあります。飛び散った時の衝撃によっては、電子レンジ底面の破損につながる可能性もあるでしょう。
ラップをふんわりかけることで蒸気の逃げ場ができ、こうしたトラブルを回避できます。
蒸気の逃げ場を用意するため、「あえてラップを完全に張り付けずに隙間を作る」方法を選択する人もいるでしょう。
しかしこの場合、ラップの隙間から水分が逃げてしまい、仕上がりの状態が大きく変わってしまう恐れもあります。しっかりと隙間をふさぎつつ、蒸気の逃げ場を用意することで、より上手な「温め」を実践してみてください。
温めるものによってラップのかけ方は違う
そもそも、何を温める時にはラップが必要なのか、どんな時にどうラップをかけるべきなのか迷うという人もいるでしょう。
基本的には、水分量の少ないものの時は、ふんわりとかけましょう、これは、水分が逃げてぱさぱさになってしまわないようにするためです。
また、カレーやシチューなど、電子レンジ庫内で吹きこぼれてしまいそうなものは、閉じ口を少し開けた状態にしておくと、水蒸気が適度に外に逃げて吹きこぼれ防止になります。
また、例えば揚げ物を温め直す時など、水分を飛ばしたい時はラップなしでOK。パッケージなどに温め方やラップのかけ方に指定があるものの場合は、それに従ってください。
「ラップをふんわりかける」の意味が分からないまま、これまでなんとなくで対処してきた人も多いのではないでしょうか。上手にラップを使えるようになれば、電子レンジを使った調理もより簡単にできるはず。パナソニック公式の情報も参考にして、ぜひ上手に活用してみてください。
[文・構成/grape編集部]