電子レンジ加熱は注意が必要! 一生使える安全なラップの張り方はコレ
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※写真はイメージ

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「電子レンジ掃除、実はNGだらけ?」 やってはいけない3つの落とし穴電子レンジを掃除する時に住宅用洗剤や漂白剤などを使うのは、危険行為です。この記事では、安全に清潔を保つ正しいレンジのお手入れ方法を解説します。
- 出典
- 旭化成ホームプロダクツ
ラップを使って電子レンジで加熱すると、裂けたり蒸気が出て熱かったりといった経験はありませんか。取り出しにくいのはもちろん、電子レンジ庫内が汚れてしまったりするのも気になりますよね。
そんな悩みを解決する、『正しいラップのかけ方』をご紹介します。
安全加熱の基本は余裕を持たせること
電子レンジで加熱した器を取り出す時、ラップが裂けたりラップ同士がくっ付いてしまっていたり、時には溶けていたりした経験をした人は少なくないかもしれません。
『サランラップ』を製造販売する『旭化成ホームプロダクツ』の公式サイトでは、電子レンジでラップを安全に使う方法を公開しています。
それによると、食品から出る蒸気がフィルムに圧力をかけるため、裂ける原因になってしまうのだそう。ラップを使ってレンジ加熱をする場合、少しゆるめにかけることがコツだとのことです。
使うシーンごとの正しいラップのかけ方を、以下で見ていきましょう。
器にかけて加熱
器にラップをかけて加熱する時、ついピンと張ってかけてしまいがちではないでしょうか。前述の通り、蒸気の圧力で裂けてしまうかもしれないため、少しゆるめにかけるとよいそうです。
食品を直接包んで加熱
食品を直接ラップで包んで加熱する場合には、食品とラップの間に余裕をもたせ、食品がはみ出さないように包みましょう。フィルム同士をくっ付けるようにして、包み終わりを少しねじっておくとよいそうです。
油分の多い食品を加熱
油分の多い食品を直接ラップで包んで加熱すると、フィルムが破けたり溶けたりする原因に。高温になり、ラップの耐熱温度を超えてしまうためだそうです。
このような時の加熱方法は、直接ラップで包むのではなく、食品を深めの耐熱容器に入れるとよいでしょう。
加熱後にも注意が必要
加熱後、温めたものから蒸気が出て「危ない!」と思ったことはありませんか。
器を取り出した時、つい手前からラップをはずす人も多いのではないでしょうか。しかし、それでは蒸気が当たって火傷をする危険があります。ラップをはずす際は『むこう側から手前』を意識して、安全にはずしましょう。
便利なレンジ加熱でも、加熱後の蒸気やラップの状態に困っている人はきっと多いことでしょう。旭化成ホームプロダクツが発信しているコツを取り入れれば、これからは安全に加熱できそうです。
[文・構成/grape編集部]