「知らなかった」「勉強になる」 パナソニックが教える電子レンジで食品を温める時のポイント
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- 出典
- パナソニック公式サイト
食材を温めるのに便利な電子レンジ。時短調理をするうえで、欠かせない家電の1つといってよいでしょう。
とはいえ、いざ電子レンジを使おうと思った時、「どう温めるのが正解なのか」と悩んだ経験はありませんか。食品別の正しい温め方やラップの有無など、気になる点をPanasonic(パナソニック)公式Q&Aから紹介します。
主な食品の温め方法
電子レンジを使った正しい温め方は、対象となる食品の種類によって異なるもの。温める機会が多い食品3つについて、それぞれポイントを解説します。
ごはん
冷たくなったごはんも冷凍ごはんも、電子レンジの「あたため」機能で加熱してください。
冷めたごはんには水か酒を振ったうえで、ラップなしで温めるとふっくら仕上がるでしょう。冷蔵庫で冷やし硬くなったごはんや冷凍ごはんは、ラップをした状態で温めます。ラップの重なりは下にして、耐熱性の平皿の上で加熱してください。
飲み物
電子レンジの「飲み物」機能で加熱しましょう。「あたため」機能を使うと、電子レンジから出した後に突然沸騰し、火傷をする恐れがあります。
お弁当
自動メニューで加熱すると、お弁当箱やふたが溶けてしまう可能性も。手動モードで、少しずつ状態を確認しながら温めていくのがおすすめです。お弁当内のアルミホイルカップ、醤油差し、ゆで卵は取り除いてから加熱してください。
気になる「ラップの有無」を判断するポイントとは
電子レンジを使う時に、特に悩みがちなのがラップの有無です。ラップをするべきかどうか悩んだ時には、以下のポイントを確認しましょう。
パナソニック公式によると、ラップを使用する目的は「水分を逃がさない」こと。
ラップで水蒸気を閉じ込めることで、食品全体に熱を加えやすくなり、食品を蒸らす効果も期待できるそうです。だからこそ、「でき上がった時の食感」をイメージして、ラップの有無を判断しましょう。
冷凍ごはんやゆで野菜のように、水分を逃がさずしっとりさせたい場合は、ラップをかけて加熱するのがおすすめです。シュウマイなどの蒸し物も、ラップを使うことで、理想の食感に近付きやすくなるでしょう。
また、カレーやシチューなど、加熱中に飛び散る可能性がある食材も、ラップを使うのがおすすめです。
一方で、焼き物や炒め物など、パリッとした食感に仕上げたい時はラップをかけないほうがよいでしょう。汁物やスープなど、水分が十分にある場合も、ラップを使うメリットは少なくなります。
飛び散った汚れは掃除しよう
加熱中に汁が垂れたり、飛んだりと、電子レンジの庫内が汚れてしまうシーンは多いです。そのまま放っておくと、嫌な臭いを感じるようになったり、熱がうまく伝わりにくくなる原因にもなります。
庫内を掃除する際は、重曹を使うのがおすすめです。
耐熱容器に水1カップと重曹大さじ1を入れて混ぜたものを、電子レンジで5分ほど加熱します。その後は、電源を切って20分放置しましょう。
放置時間が終わったら、耐熱容器の中の重曹水をキッチンペーパーに付け、庫内の汚れをふき取っていきます。こうすると、しつこい汚れもスルッと取れますよ。
最後に、水拭き、乾拭きをして完了です。
普段何気なく使用している電子レンジ。正しい温め方やラップの有無の見極め方法を知っていれば、よりスムースに動けるようになるでしょう。パナソニック公式情報も参考にして、普段の調理に取り入れてみてください。
[文・構成/grape編集部]