後方の車からしつこくクラクションを鳴らされて… 注意しにいくと?「意外すぎて笑った」
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今や深刻な社会課題の1つとなっている、あおり運転。
前方を走る車に急接近するだけでなく、クラクションを鳴らして威嚇(いかく)するなど、その方法はさまざまです。
そんなあおり運転をテーマに、『あおられて』と題した漫画を描いたのは、ぞうむしプロ(@zoumushi_pro)さん。
とある会社の社員が、新入社員をトラックの助手席に乗せて運転していた時のことです。
1人の老人が横断歩道を横切るのを待っていると、後方の車からクラクションの音が鳴らされて…。
多くの人は、あおり運転をする運転手と直接話すことに怖さを感じるでしょう。
しかし、まさに『大型新人』の細木カズミは物怖じせず。
図らずもその屈強な見た目で運転手に圧をかけ、すんなりと一件落着するのでした。
『前職がフラワーショップ』や『優しい言葉遣いの持ち主』といった、見た目からは想像もつかないギャップに、思わずキュンとしてしまいそうですね。
漫画を読んだ人からは「早くこれになりたい」「筋肉はすべてを解決する…」「前職が意外すぎて笑った」といったコメントが寄せられています。
『あおり運転』を題材にした漫画を描こうと思ったきっかけ
普段はトラックドライバーをテーマにした漫画を多数描いている、ぞうむしプロさん。
grapeは、『あおり運転』を題材に漫画を描こうと思った理由や、細木カズミの誕生背景などについて取材を行いました。
――あおり運転を題材にした漫画を描こうと思ったきっかけはありますか。
脚本家の坂元裕二さんが、映画『怪物』を執筆されたきっかけについて語っているインタビュー記事を拝読したことが、大きなきっかけとなりました。
私自身も元ドライバーで、よくクラクションを鳴らされる立場だったため、「この状況をそのまま描いてみたい」と思ったのが出発点です。
――細木カズミという強烈なキャラクターは、どのように生まれたのでしょうか。
ビジュアル面では、板垣恵介先生による『刃牙』シリーズの大ファンであることから、「鍛え上げられた筋肉を描いてみたい」という思いがありました。
また『見た目はハードでも、心は繊細で花を愛するような人』というギャップを持つ人物像に以前から強く魅力を感じており、それがキャラクターの着想につながっています。
――細木カズミを描く際に、意識していることがあれば教えてください。
『気は優しくて力持ち』を軸にしています。
握力120キロ以上、100m走11秒台という圧倒的なフィジカルを持ちながら、決して腕力や暴力に訴えない…。そうした優しさを持ったキャラクターであることを意識しています。
――いつもぞうむしプロさんの作品を楽しんでいる読者に対して、何かメッセージがあればお願いします。
いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
漫画家として活動できるのは、読者のみなさまのおかげです。
ニッチなテーマではありますが、楽しんでいただけるよう、これからも真摯に描き続けます。引き続きよろしくお願いいたします。
自身の経験も踏まえつつ、ニッチなテーマで日々漫画を描いている、ぞうむしプロさん。
こうしてニッチな世界についてラフに知ることができるのは、漫画ならではの強みでしょう!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]