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「液体と粉末どう違う?」 洗濯洗剤の特徴に「なるほど」「参考になる」

By - grape編集部  公開:  更新:

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洗剤

※写真はイメージ

毎日の洗濯で使う洗濯洗剤。衣類を長持ちさせ、汚れもニオイも効率的にすっきり落とすためには、正しい知識を身につけておくことが大切です。

本記事では、明日の洗濯から取り入れられる、洗剤の種類と選び方、正しい使い方の両方を紹介します。

洗剤の種類と選び方

洗濯洗剤は大きく分けて、液体洗剤と粉末洗剤の2種類です。さらに液体洗剤の中には、通常用とおしゃれ着用(中性洗剤など)があります。

液体洗剤(通常用)

水に溶けやすく、低水温でも使いやすいのが利点です。汚れが軽めの普段着の洗濯に適しています。

液体おしゃれ着用洗剤(中性)

デリケート素材やシルク、ウールなどの衣類を傷めないように洗うために配合された洗剤です。型くずれしやすい服や大切な衣類の洗濯に向いています。

粉末洗剤

コストパフォーマンスに優れた、弱アルカリ性の洗濯洗剤です。皮脂汚れや黄ばみ、泥汚れなどをしっかり落とす、強い洗浄力が特徴です。

洗剤の選び方について、帝人フロンティア株式会社が開発した繊維『ソロテックス®』のウェブサイトでは、次のように説明しています。

泥汚れなど固形の汚れによく働きかける粉末洗剤ですが、低い水温やドラム式洗濯機には溶けにくいという弱点があります。そのため現在では使い勝手のよい液体洗剤の需要が上回っています。

ソロテックス® ーより引用

それぞれの洗剤の種類や用途、使用している洗濯機のタイプに合わせて、洗剤を上手に使い分けるといいでしょう。

洗剤の正しい使い方とコツ

洗剤を入れようとしている様子

※写真はイメージ

良い洗剤を使っても、使い方を誤ると効果は半減します。使用量と処理の仕方を正しく理解しておくことが大切です。

規定量を守る

洗剤には、『水⚪︎Lあたり⚪︎㎖またはg』という規定使用量が記載されており、これを守ることが非常に重要です。洗剤を多く入れすぎるとすすぎ残しの原因になり、少なすぎると汚れ落ちが弱くなります。

また、30~40℃程度のぬるま湯を使うのも効果的です。粉末洗剤の成分が溶けやすくなり、洗浄力が引き出されやすくなります。

お湯を入れる際は、洗濯機が何度までのお湯に対応しているかを必ず確認し、温度が熱くなりすぎないよう注意しましょう。

部分洗いやつけ置きを取り入れる

襟や袖に付着しやすい皮脂汚れや油汚れには、あらかじめ液体洗剤を塗ってもみ洗いしたり、濃い洗剤液でつけ置きすると効果的です。

特に、油汚れはお湯での下処理が有効で、使うお湯の温度が高ければ、汚れが繊維から離れやすくなります。

ただし、高温すぎるお湯は繊維を傷めたり、縮みや色落ちの原因になるため注意が必要です。綿やポリエステルなどの丈夫な素材は40℃程度まで、ウールやシルクなどデリケートな素材は30℃以下のぬるま湯を目安にしましょう。

洗剤を正しいタイミングで入れる

洗剤を洗濯槽にそのまま投入する際は、洗濯機の『洗い』の段階で入れるのが基本です。ただし、ドラム式や全自動洗濯機では洗剤投入口がある場合が多いので、説明書を確認したうえで入れましょう。

粉末洗剤を使う場合は、あらかじめ少量の水で溶かしてから入れると溶け残り防止につながります。

これらを意識すれば、洗剤の効果を最大限に引き出し、衣類を清潔に保ちつつ長持ちさせられるでしょう。今日から早速、正しい洗剤の使い方を実践してみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ソロテックス®

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