「強く前を見据える視線を意識した」──ファンも唸る、『ヒロアカ』爆豪勝己のコスプレとは
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柱でも鬼でもない!『鬼滅』ファン騒然の、意外なキャラのコスプレが話題に【池ハロ2025】『週刊少年ジャンプ』の愛読者であり、コスプレ好きの筆者は、2025年10月24~26日の3日間で東京都豊島区にて開催されたコスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2025 Powered by dwango』の2日目に参加。『週刊少年ジャンプ』連載作品に登場する数多くのキャラクターたちのコスプレを見た中でも、特に心が惹かれた3名を紹介します!

『鬼滅の刃』煉獄さんは実在した!? 思わず二度見する、鬼滅コスプレに「本物かと思った」近頃、Xでコスプレ写真を見て楽しむのが習慣になっている筆者は、『池袋ハロウィンコスプレフェス2025 Powered by dwango』の2日目に参加。「せっかく参加するなら…」と、筆者が大好きな漫画『鬼滅の刃』に登場する、『柱』たちを探してみることにしました!






コスプレに熱中する理由は、人それぞれ。
自己表現の手段の1つとする人もいれば、自らが好きなキャラクターに扮し、そのキャラクターへの愛を伝えることを目的としている人もいるでしょう。
2025年10月11日、一条みちる(@chiru_2michiru)さんがXに投稿した、少年漫画『僕のヒーローアカデミア(通称:ヒロアカ)』に登場する爆豪勝己に扮した1枚は、キャラクターへの愛があふれていました。
「おかえり、マイヒーロー」とコメントが添えられた、ファンをも唸らせる1枚とは…。
X上で1万件を超える『いいね』を集めたのは、二次元の世界から飛び出してきたかと思えるほどに、リアルなコスプレ姿でした。
ツンツンとした髪型やコスチューム、グローブといったビジュアル面はもちろん、本物の爆豪勝己を憑依させたかのような精悍な顔つきやポージングには、感動すら覚えませんか。
一条さんいわく、ヴィランとの戦闘において、爆豪勝己はどれだけ傷ついても何度も立ち上がるシーンが作中で多く描かれることから、その様子をイメージして撮影したとか。
「特に目の輝きを失わないところが好き」だと言い、撮影時には、強く前を見据える視線を意識したそうですよ!
『ヒロアカ』爆豪勝己のコスプレについて、こだわりを聞いてみた
爆豪勝己について「これまでの人生で出会った中で一番大好きなキャラクター」だと語る、一条さん。
grapeは、コスプレに対するこだわりや、爆豪勝己への熱い想いを探るべく、一条さんを取材しました。
まずは、爆豪勝己との出会いを聞いてみることに。
レジャー施設に出かけた際にコラボイベントがやっており、そこに飾られていたキャラクターのパネルを見て『かっちゃん』を一目で好きになったのがきっかけでした。
一条さんが、『かっちゃん』こと爆豪勝己にひと目ぼれしたのは、ひょんなことがきっかけだったのですね。
一条さん扮する爆豪勝己において注目すべきは、メイクや造形へのこだわり。コスプレの製作に取りかかる前に、下準備をしているといいます。
作成時には原作やアニメのイラスト、フィギュアを参考にしながら、まず最初に自分なりのイメージ図を紙に描いてみることが多いです。
かっちゃんのようなツンツンした髪型のキャラの場合は特に、ハネの位置や太さなどを1本ずつバランスを調整して作っています。
持ち運び時にも崩れないセットにすることと、フィギュアのような立体感を目標にしています。
原作を忠実に再現し、キャラクターへのリスペクトも込めながらコスプレに臨んでいる、一条さん。
最後に、一条さんが思う爆豪勝己の魅力について、熱く語ってもらいました。
たくさんありすぎて書ききれないくらいですが…!
才能や生まれながらの『個性』に恵まれ、態度も不遜に見えるのに、その裏では技を磨く努力を常に欠かさないところ。
目を背けてきた自分の弱さや過ち、足りないものに向き合っていく姿。
ピンチの時ほどよく笑い、眩しいくらいに輝きを増していくところ。
何度も言いますが、これまでの人生で出会った中で一番大好きなキャラクターです!
再現度が高いコスプレを完成させることができるのは、きっと一条さんのように、キャラクターへの深い愛があってこそ。
扮する当人のキャラクターに対する愛が深ければ深いほど、より多くの人の心を揺さぶる1枚が完成するに違いありませんね!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]