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アイスクリーム屋にイケメン現る! 爽やかな笑顔で、暑さを吹き飛ばす♡

By - grape編集部  公開:  更新:

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イベントの終了後、HOWL BE QUIETのメンバーにインタビューを敢行。メンバーの心に残る夏の思い出や、今後の目標について語ってもらいました。

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左から竹縄航太(Vo, G, Piano)、橋本佳紀(B)、黒木健志(G)、岩野亨(Dr)

イベントについて

──本日のホブソンズ店長体験は、いかがでしたか?

岩野 バンドをやってる人がアイス屋さんとコラボすることは、なかなか聞かないことなので、新鮮味がありました。いざやってみたら、来てくれた人と近い距離で話すことができたので、単純にすごい楽しかったですね。

──印象に残ったファンの一言は?

橋本 「山梨から来ました」とか「大阪から来ました」って遠くからこのイベントに参加してくれたことはありがたかったです。

メンバーと過ごす夏の思い出は、青春そのもの

──アイスと言えば夏…。メンバーと過ごした夏の思い出をひとつ教えて下さい。

黒木 バンドメンバーはみんな夏フェスが大好きなんです。なので何度も一緒に行ってましたね。

岩野 初めてみんなで行った時、夜通しで行ったんですよ。

黒木 いったね!

橋本 懐かしい!

岩野 フェスの会場までどのくらい遠いとか、どのくらい時間がかかるとか、何もわからなかったんで、夜中の12時くらいに出たんです。

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朝の3時か4時くらいに、会場に一番近いサービスエリアに車を停めました。会場には10時くらいについていればいいのに…つまり出発が早すぎたんです(笑)

そこで仮眠を取ろうとしたんですけど、4人乗りのコンパクトカーだったんで、とにかく狭い!それでクーラーは前からしか出ないので、前の人は寒い、後ろの人は暑いって、「クーラー・オンオフ戦争」になって(笑)

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その朝、僕はみんなよりちょっと早めに目が覚めたんで外に出たら、夜は車を走らせるのが怖いくらい大雨だったのに、綺麗な青空になってて、ちょっと感動したりもしました。フェスにたどり着くまでの一連の出来事は『青春群像劇』みたいな感じでした。

──お互いの性格とか特徴について教えてください。

竹縄 ドラム担当のトオルは、ウチのリーダーとして君臨していて、平たく控えめに言ってしまうと『お笑い担当』。

岩野 控えめに言ってそれなのね!

竹縄 ムードメーカーなんですよ。バンドの集まりとか、ライブ前とか、ムードを作ってくれるし…。あの、バカ…。まあ、バカですね(笑)バカっぽい感じもあるんですけど、冷静な目線でバンドを総括してくれるのはトオルちゃんなんで。だから…かっこいいですよ、トオルちゃんは。

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岩野 ベースのハッシーとの出会いは高校生の時で、当時から「こいつといると楽しいな」って思ってました。なんか悩んでいることがあっても、ハッシーといれば忘れられる。そうさせてくれる男です。バンドに元気をもたらしてくれる『太陽』的な男ですね。今日も輝いてます(笑)

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橋本 黒木は、出会った頃からめっちゃクールだったんですけど、実は結構ふざけたりもするおちゃめな性格も持っています。いざ音楽と本気で向き合うと、冷静に物事を判断してくれます。僕らが迷った時に一個の答えを出してくれる…それが黒木くんだと思います。

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黒木 竹縄は、ウチで作詞作曲と歌…このバンドにおけるメインの存在です。一日一日をすごくまじめに大切に生きているという印象があります。その全力さに、僕らも導かれているところがあります。そういう意味では、船長というキャラではないかな、と思っています。

メジャー・デビューしても、本質は変わらない

──メジャーデビューしてからの変化、何か感じるものはありますか?

竹縄 音楽の届け方が広がったという感じがします。今まではCDを出したりライブをしたりして音楽を伝えていましたが、今回のようにホブソンズの企画に出させていただいたり、今まで以上に自分たちの音楽の伝え方の幅が広がりました。今日もたまたまアイスを買いに来てくれた方もいらっしゃって、そんな出会いがあるのも嬉しい限りです。

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黒木 でも僕らの音楽を作る姿勢は何も変わっていません。音楽を届ける方法が変わってきたということでしかないです。メジャーという道を選んだのも、良いスタッフに出会えたからなんですね。結果、僕らのことを好きになってくれる人が増えているのは感じていて、それは嬉しいですし、「夢に向かって前に進んでいかなきゃな」という使命感が募ります。

HOWL BE QUIETのアイドル像…それは『あなたの一番』になること

──最近はアイドルというキーワードを掲げていますが、その意味を教えてください。

黒木 竹縄が「アイドルの音楽ってとても自由じゃない?」って話をして、それが発端ですね。「僕らはとにかく自由な音楽をやります」っていう宣言だったんだと思います。竹縄の書く音楽は多種多様で、それをこのバンドが伝えていくためにはジャンルレスでなければならない。何にもカテゴライズさせてはいけないな、というのがあって。

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竹縄 そこで僕らのいう「アイドル」は、誰かの「一番」になること。例えば子どもからしたらポケモンがアイドルだったりするかもしれないし、そういう一人ひとりが持っている「一番」が僕らであって欲しいという気持ちを込めています。

黒木 僕ら自身も、たくさん好きなバンドがいて、大好きなバンドのボーカルとかもアイドルのように恋い焦がれて見ていました。そんな気持ちを、HOWL BE QUIETを聴いてくれる人が抱いてくれて、僕らが一番って言ってもらえるようになりたい。その想いが大きいです。

先入観なしに…まずは聴いてほしい

──8月3日にリリースされたシングル『Wake We Up』について教えてください。

竹縄 今語ったアイドルの話にも通じることなんですけど、音楽に対して真摯に向き合っていきたいし、曲に嘘をつきたくない。僕らが作った曲をロックバンドというカテゴリーに収めてしまうと、その曲が求めている形ではない、「不純物が混じりすぎた」ものができてしまうかもしれない。

「アイドルみたいに自由にやろう」と覚悟してはじめて作ったシングルが『MONSTER WORLD』でした。この曲をライブで演奏した時に、観客から漂う空気を感じて「間違ってなかったんだな」って確信したんです。その確信のままに突き進んだのが今回の『Wake We Up』というシングルで、前作よりもさらに幅が広くなっています。

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アイドルというキーワードを出して活動していることに、偏見を持つ方もいるかもしれません。でも百聞は一見にしかず。僕らがどう名乗っているとかいうことはさておいて、まずは新しいシングル『Wake We Up』から聴いてみてほしいですね。

──バンドメンバーとの思い出を語る時は穏やかでリラックス・モードでしたが、話題が音楽になると真剣な眼差しに。彼らの音楽に対する熱量が垣間見えた気がしました。

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バンドだけど、バンドだけじゃない。自由奔放で、バイタリティに溢れているけれども、音楽にはひたむきで「アイドル」という言葉だけには収めきれないと感じさせてくれました。進化を続けるHOWL BE QUIETのさらなる進化に期待します!

取材協力
株式会社ポニーキャニオン 

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