「和紙でミニチュアシュナウザーを作りました」 作品に「発想がすごい」「感動した」
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- 協力
- @PKirigami






モフモフとした毛を持ち、キュートな顔立ちで人気を博している犬種、ミニチュアシュナウザー。
そのかわいさに魅了されるファンも多く、雑貨店などではミニチュアシュナウザーのグッズを見かけることもあるでしょう。
そんなミニチュアシュナウザーを『和紙』で再現した作品が、Xで大きな話題に!「かわいすぎる」「天才」と称賛の声が寄せられています。
和紙で作ったミニチュアシュナウザーがほんわか&かわいすぎる!
作者は、和紙アートを発信するキワム(@PKirigami)さんです。
和紙の質感を生かして作ったという、ミニチュアシュナウザーがこちら!
和紙をちぎって繊維を毛羽立たせ、ミニチュアシュナウザーの『モフモフ』を再現!
チャームポイントである口周りの毛がしっかりと表現されていて、ミニチュアシュナウザー好きにはたまらない作りになっているでしょう。
和紙ならではの温かみや、やわらかさも伝わってきて、ずっと見ていられるかわいさです。
なおキワムさんは、グレーと白っぽい色が混ざった、ミニチュアシュナウザーの代表色である『ソルトペッパー』以外のカラーも制作。
4匹並んだ姿がたまらないですね…!
キワムさんが生み出した、和紙のミニチュアシュナウザーには、ほかにもこのような声が寄せられています。
・素敵な作品!ふわふわな毛の再現度がすごい…。
・和紙ならではの質感が生かされていて、発想に感動した。
・ケバケバなところ、かわいさが炸裂していますね。
・おすわりしているポーズもいいし、形もすごい!
・こんなのよく考えつくなぁ。
和紙で動物を作るアーティスト「何度も試作を重ねて…」
キワムさんは、ミニチュアシュナウザーだけでなく、これまでにさまざまな動物を和紙で再現しています。
動物の『折り紙』に9万人が注目 息をのむ作品に「うわ、天才だ…」「想像を超えた」
grapeは、作者のキワムさんに取材し、和紙で動物を作る際のこだわりをうかがいました。
――和紙で動物を作る際、どのような点にこだわって制作をしていますか?
和紙の毛羽立ちを使いすぎてしまうと全体がぼやけた印象になるため、ハサミで切るラインを残し、毛羽立ちとのバランスを取るようにしています。
そうすることで、切り紙のシャープさと、手でちぎったやわらかな質感の両方を感じられる作品になるようにしているんです。
また、犬種ごとの体型の違いにもこだわっています。わずかなバランスの差で『その犬種らしさ』が失われてしまうことがあるため、納得いくまで何度も試作を重ねています。
そのせいか、最近は道ゆくワンちゃんを見ると、つい目で追ってしまいます(笑)。
――今回のミニチュアシュナウザーについては、どのような点を工夫したのでしょうか。
やはりシュナウザーは口周りの毛が特徴だと思うので、そこを和紙で表現することにこだわりました。
また、目の大きさや耳のバランスも愛嬌を感じていただけるよう調整を繰り返しました。
――ミニチュアシュナウザーと言えば、グレーと白の組み合わせが多い印象ですが、今回4種類作ってみようと思い立った理由はありますか?
受注制作で販売していることもあり、なるべく多くの方の愛犬に似せられるよう、毛色のパターンを増やしました。
実際に「うちの愛犬にそっくりです!」といったお声も多くいただいており、幅広いカラーを用意してよかったと感じています。
キワムさんが、試行錯誤を重ねて、細かい部分にまでこだわって作っている、和紙の犬。
自身のショップで作品を販売しているとのことで、「買ってくれる人の愛犬と重ねてもらえるように」とたくさんの犬種、色を制作しているようです。
犬を愛する飼い主の気持ちにも寄り添った、優しさあふれる作品でもあるのですね。
和紙の特徴を生かす素晴らしい発想力と、手に取る人への優しさが詰まったキワムさんの作品に、多くの人が和んだようです。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]