第二のカーペンター現る?1600万回の視聴を記録した美しすぎるハーモニー! By - grape編集部 公開:2017-02-01 更新:2018-04-20 兄妹動画 Share Post LINE はてな コメント ネイサン・リーチ君はサウス・キャロライナ州に住むギターと歌が好きなシャイな少年。彼は、自分のパフォーマンス映像を、こつこつとYouTubeに投稿していましたが、しばらくの間は思ったような反響は得られませんでした。 しかし、同じく歌が大好きな妹のエバちゃんとデュエットを組み、地道に映像の投稿を続けたところ、その美しいハーモニーが話題になり、少しずつファンが増えていきました。 そんな二人に転機が訪れたのが2015年。2013年に彼らが発表したビデオを、サンフランシスコのグローブ紙が取り上げ、「才能ある兄妹デュオ」として紹介したのです。すると、YouTubeの再生回数はその日のうちに100万回を記録。2017年2月現在までに1600万回の再生回数を記録しています。 その美しいハーモニーは「カーペンターの再来」とまで言われています。 瞬く間にYouTubeの寵児になった彼らのもとには、取材やTV出演の依頼が殺到しました。タレント発掘番組の『America’s Got Talent』のプロデューサーからも出演依頼が来ます。 20歳前半のネイサン君には、シンガーとしての前途洋々の未来が開けているように見えました。しかし、彼はすべての誘いを断り、学業を優先する道を選んだのです。誰もが彼の決断には驚きました。その時の気持ちをネイサン君は語ります。 「YouTubeやネットを通じて、経験や実力もないのにひょんなことから注目されて、ちょっとの間、もてはやされてあっという間に消えていく人たちをたくさん見ているけれど、僕はそういう人にはなりたくないんだ。僕は、一発屋で終わるよりも、僕たちの忠実なファンの人たちのために、地元を拠点にしてゆっくりと活動を続けていきたいと思う。YouTubeの視聴メンバーの方にはとても感謝しているけど、僕は地元での活動を大事にしたかったんだ」 Charleston City Paper ーより引用(和訳) 音楽に囲まれた環境で育った兄妹 ネイサン君とエバさんは音楽に囲まれた環境で育ちました。母親はバイオリン、父親はチェロで彼らのビデオに出演していますし、あるビデオでネイサン君は祖父の手作りのダルシマー(ギターに似た弦楽器)を演奏しています。 ネイサン君は幼少時からバイオリンを習っていましたが、中学校時代にギターに転向し、YouTubeにビデオの投稿を始めました。2015年からはカバーだけではなく、オリジナル曲の投稿も始めています。 ネイサン君の音楽は、ソロでも、デュエットでも、エレクトロニクスや効果音には頼らず、楽器本来の響きを生かした音作りに徹するという一貫したスタイル。彼の音楽的アプローチは、オーガニックでありながらも、エド・シーランやサム・スミスが持つスタイル・ポップを兼ね備え、カーペンターズを彷彿させる豊かなサウンドを持ち合わせています。 でも、ネイサン君ほどの才能があれば、もっとうまくやれるのに…と思う人もいるかもしれません。しかし、彼はお金をかけたビデオ制作などには興味を示さず、撮影は自宅の中や裏庭などシンプルな場所で、カジュアルな服装で行っています。彼は、少しの才能があって一生懸命練習すれば、自分のようになれる、という親近感を視聴者と共有していたいという気持ちが根底にあるのです。 しかし、1600万回もの動画再生を記録するアーティストをメディアは放っておきません。 「でも当面は、YouTubeを通じて、カバー曲やオリジナル曲を発表し、オンラインのファンとの関係を強化していくことに専念していこうと思っています。それに僕は人前で歌うことが得意じゃないので、心地よく人前でパフォーマンスできるように練習していこうと思っています」 Charleston City Paper ーより引用(和訳) そして最後にはこう語ります。 「インターネッド動画の世界って本当に奇妙だと思うけれど、僕や妹が家でパフォーマンスをしているだけでは得られなかった新しい可能性のドアをいくつも開けてくれたと思っているよ」 Charleston City Paper ーより引用(和訳) シャイだけど、しっかりと信念を持って音楽活動を続けるネイサン君とエバさんの兄妹。視聴が増えるたびに外野がうるさくなるとは思うけれど、これからも自分たちの音楽をしっかり配信していって欲しいですね。彼らの音楽に今後も注目していきたいと思います! こちらが公開されたばかりの最新作。二人がとっても大人っぽくなっていてビックリです! [文/grape編集部] 出典 Hero (Family of the Year) - A cover by Nathan and Eva Leach/Charleston City Paper/Sunrise (Norah Jones) - A cover by Eva Leach and family/Show Me Love Share Post LINE はてな コメント
ネイサン・リーチ君はサウス・キャロライナ州に住むギターと歌が好きなシャイな少年。彼は、自分のパフォーマンス映像を、こつこつとYouTubeに投稿していましたが、しばらくの間は思ったような反響は得られませんでした。
しかし、同じく歌が大好きな妹のエバちゃんとデュエットを組み、地道に映像の投稿を続けたところ、その美しいハーモニーが話題になり、少しずつファンが増えていきました。
そんな二人に転機が訪れたのが2015年。2013年に彼らが発表したビデオを、サンフランシスコのグローブ紙が取り上げ、「才能ある兄妹デュオ」として紹介したのです。すると、YouTubeの再生回数はその日のうちに100万回を記録。2017年2月現在までに1600万回の再生回数を記録しています。
その美しいハーモニーは「カーペンターの再来」とまで言われています。
瞬く間にYouTubeの寵児になった彼らのもとには、取材やTV出演の依頼が殺到しました。タレント発掘番組の『America’s Got Talent』のプロデューサーからも出演依頼が来ます。
20歳前半のネイサン君には、シンガーとしての前途洋々の未来が開けているように見えました。しかし、彼はすべての誘いを断り、学業を優先する道を選んだのです。誰もが彼の決断には驚きました。その時の気持ちをネイサン君は語ります。
音楽に囲まれた環境で育った兄妹
ネイサン君とエバさんは音楽に囲まれた環境で育ちました。母親はバイオリン、父親はチェロで彼らのビデオに出演していますし、あるビデオでネイサン君は祖父の手作りのダルシマー(ギターに似た弦楽器)を演奏しています。
ネイサン君は幼少時からバイオリンを習っていましたが、中学校時代にギターに転向し、YouTubeにビデオの投稿を始めました。2015年からはカバーだけではなく、オリジナル曲の投稿も始めています。
ネイサン君の音楽は、ソロでも、デュエットでも、エレクトロニクスや効果音には頼らず、楽器本来の響きを生かした音作りに徹するという一貫したスタイル。彼の音楽的アプローチは、オーガニックでありながらも、エド・シーランやサム・スミスが持つスタイル・ポップを兼ね備え、カーペンターズを彷彿させる豊かなサウンドを持ち合わせています。
でも、ネイサン君ほどの才能があれば、もっとうまくやれるのに…と思う人もいるかもしれません。しかし、彼はお金をかけたビデオ制作などには興味を示さず、撮影は自宅の中や裏庭などシンプルな場所で、カジュアルな服装で行っています。彼は、少しの才能があって一生懸命練習すれば、自分のようになれる、という親近感を視聴者と共有していたいという気持ちが根底にあるのです。
しかし、1600万回もの動画再生を記録するアーティストをメディアは放っておきません。
そして最後にはこう語ります。
シャイだけど、しっかりと信念を持って音楽活動を続けるネイサン君とエバさんの兄妹。視聴が増えるたびに外野がうるさくなるとは思うけれど、これからも自分たちの音楽をしっかり配信していって欲しいですね。彼らの音楽に今後も注目していきたいと思います!
こちらが公開されたばかりの最新作。二人がとっても大人っぽくなっていてビックリです!
[文/grape編集部]