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元・不動産屋勤務が教えます!引っ越し先を探すときに気をつけたいこと

By - grape編集部  公開:  更新:

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就学、就職など新しい年度にむけてお引越しを考えている方も多いと思います。はじめて一人暮らしをする方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな方に不動産店に勤務経験のある私が、お客様とお話ししていて「こうした方がいい物件に出会えるのに、残念だなぁ」と思ったことをあげてみました。ぜひ参考にしてくださいね。

希望は細かく、また緩和できる条件も伝える

不動産屋は沢山の物件の中からなるべく希望に合ったもの、気に入っていただけそうなものを提案してきます。なので、あんまりざっくりした希望や、現実とかけはなれすぎたものだと探すことが難しくなります。

「希望より築年数は古くなってもいいけど、駅からの距離は譲れない」

「この物件のこれはいいけど、ここは苦手」

など希望の詳細をお話ししてもらえると、提案の参考になります。

気をつかわず、あなたの条件は沢山伝えておきましょう。はじめての物件探しで全くわからないときは、率直に「わからないんです」といえば路線や賃料など親身に相談にのってくれますよ。

必ず内見する

「郵送のみで大丈夫」などの物件もありますが、上京の都合などでどうしても内見できないという場合を除き、一度は必ず見るようにしましょう。

駅からの道のりや、建物の様子(窓をあけたら隣の壁がすぐ前にある、天井が思ったより低い)など、図面だけでは判断できないことがあります。

どうしても内見できず決める場合は写真などを数多く見せていただけないか聞いてみてくださいね。毎日生活する場所、できれば気持ちよく住みたいもの。図面だけで判断せず、できる限り足を運んでください。

居室以外もみてね

お部屋は確認しますが、案外わすれがちなのが水まわりの確認です。

居室とともにお風呂、台所、トイレなども毎日使う部分ですので、希望の機能がついているか、スペース的にも大丈夫か確認しださいね。

よくありがちなのが、キッチンに冷蔵庫が入る場所がない。浴室乾燥できると思ったらできなかったなど。冷蔵庫や食器棚などが置けるだけのスペースがあるかどうか、浴室、トイレの機能なども確認しておきましょう。

また駐輪場やごみ置き場も「あると思ったらなかった」とならないよう確認してくださいね。

採寸

引っ越し当日、持っていったものが入らない!なんてことがないように「この物件いいな」と思ったら念のため採寸もしておきましょう。不動産屋さんはたいていメジャーをもっていますが、自分でもっていったほうが確実ですね。

忘れがちなのが、クローゼットのサイズ(横幅、奥行など)や、カーテンのサイズなどです。不動産屋さんから頂いた図面に書き込んでおけば、他の物件との比較にも使えますね。

焦らず、ゆっくりじっくりみて決めてください。そのお部屋での生活がふっと想像できるようでしたら、きっとあなたに合ったお部屋なのだと思いますよ。

あなたらしいお部屋に出会えますように。


[文・構成/grape編集部]

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