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「神社が幻想的を超えて異世界感ハンパない」『チームラボ』の新作に震撼する

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2017年6月3日から、長崎県大村市の大村公園で開催される『光のアート』が注目を集めています。

玖島(くしま)城址の森や大村神社が、まるで異空間のようになってしまうアートイベント『チームラボ 大村の神社に浮遊する球体、呼応する城跡と森』をご紹介します。

チームラボの新作

『チームラボ 大村の神社に浮遊する球体、呼応する城跡と森』は、人が近くを通ると光の色が変化して音色を響かせるなど、インタラクティブなデジタルアート作品。

玖島崎樹叢(くしまざきじゅそう)の木々と城跡の石垣が光り輝く『呼応する森と城跡 – 玖島崎樹叢』や、神社の境内に浮遊する光『浮遊する、呼応する球体 – 大村神社』などが展示されます。

アートイベントを手掛けたのは、デジタル分野のスペシャリストから構成されている『チームラボ』。いままでにも数多くの光のアートを手掛けてきたことで有名な集団です。

展示作品

浮遊する、呼応する球体 – 大村神社 / Floating, Resonating Spheres – Omura Shrine

作品説明

玖島城跡に鎮座する大村神社に浮遊する光の球体は、自律し、強く輝いたり消えたりし、まるでゆっくりと呼吸しているかのようにふるまう。

光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。
そして、その近隣の球体は呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせる。そして次々にそのまわりの球体も連続的に呼応していく。

呼応する森と城跡 – 玖島崎樹叢 / Resonating Forest and Castle Ruins – Kushimazaki Tree Flora

作品説明

玖島崎樹叢は、玖島城が廃城となった後、人の手が入らず、林が自然の状態へと戻り、大木を含む樹叢となった自然林の森。
その森の木々と城跡の石垣が、光り輝く。木々と石垣の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりしている。

木々と石垣の光は、鑑賞者が近くを通ると、光の色を変化させ色特有の音色を響かせる。森や城跡の奥から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々は同じ空間にいる他者の存在を普段より意識するだろう。

日常的に見慣れた景色が、まったく異なる姿を見せる今回のアートイベント。異空間を体験してみたい人は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

チームラボ 大村の神社に浮遊する球体、呼応する城跡と森

期間:2017年6月3日(土)~ 7月2日(日)
会場: 長崎県大村市大村公園内(玖島崎樹叢・大村神社境内)
時間: 19:00 ~ 22:00(最終入場21:30)
※荒天の場合は中止
※小学生の入場は保護者同伴、中高生のみの入場は20:30まで


[文・構成/grape編集部]

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