相変わらずキラキラなの? 赤ちゃん名づけトレンド・ランキング2017
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2017年の男の子1位は人気の漢字『颯』。ベスト30の常連でもあり、2016年は5位でした。
いかにも男の子らしい、快活さを感じさせる名前ですね。
一方、女の子は『紬』で、こちらは2016年には30位にも入っていなかったのが、2017年上半期では2位、トータルで1位に登りつめるという快進撃を見せました。
男の子・第2位は『凛空』、女の子・第2位は『心桜』
男の子の第2位は、こちらも2016年はランク外だった『凛空』が急上昇。
かつては『りんく』と、人気ゲーム『ゼルダの伝説』の主人公の読みかたが人気だったのですが、現在のトレンドは『りく』と読むのだそうです。
いずれにせよ、正義のヒーローを思わせる名前です。
一方、女の子の『心桜』=『こころ』ちゃんは2016年の第4位で、ランキングの常連という人気の名前。字面が美しいところも、その理由の1つでしょう。
男の子・第3位は『陽翔』、女の子・第3位は『咲花』
男の子の3位は、『陽』と『翔』という人気の漢字の組み合わせで『はると』くん。
最近『陽』を『はる』と読ませる傾向が多いのは、こじはること小島陽菜さんの影響もあるのでしょうか。
一方、女の子の『咲花』=『えみか』ちゃんは、間違いなく武井咲さんの影響でしょう。
男の子・第4位は『凰』、女の子・第4位は『希心』
男の子の第4位『凰』は、こちらも女優・土屋太凰さんの影響でしょうか。中国神話の伝説の鳥・鳳凰の『凰』です。現在の1万円札の裏側にも描かれています。いかにも高貴な感じがする名前ですね。
一方、『希心』=『のぞみ』ちゃんは、女の子らしい可愛い名前です。ここにも、2017年に結婚した佐々木希さんの存在を感じます。
男の子・第5位は『大翔』、女の子・第5位は『心陽』
男の子の第5位は『大翔』=『だいと』くん。大きくはばたくという、スケール感をおぼえます。
女の子の第5位『心陽』=『こはる』ちゃんは、こちらも女の子らしくて明るさを感じる名前。どちらも親御さんの思いが感じられる名前です。
全体の傾向は
全体の傾向としては、2017年よりも漢字1文字の名前が減ったように見受けられます。名前の世界の流行りすたりは目まぐるしいですね。
また、男の子の第10位にランクインした『主税』=『ちから』くんは、忠臣蔵の『大石主税』の影響でしょうか。かなり古風な名前ですが、ランキングに入ると逆に新鮮にも思えてきます。同じ意味で『一郎』もそうですね。
女の子はやはり時代でしょうか、最後に『子』が付く名前が『文子』だけで、2016年の第5位から第19位にまで落ちています。
2017年は特に、芸能人の影響を感じさせる名前がちらほら見られました。2018年はどんな風潮が見られるのでしょう。
なお、これはウェブサイト『赤ちゃん名づけ』で、2017年にアクセス数の多かった名前をランキングにまとめたもので、実際に名づけられたランキングではありませんのでご注意ください。
とはいえ、多くの人が関心を持っている名前であることは確かです。
[文・構成/grape編集部]