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「自分にとって必要な時期だった」斎藤工、原点となった番組とは

By - grape編集部  公開:  更新:

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俳優の斎藤工さんが、2018年2月11日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演。

自身の原点となった、ある番組の存在について明かしました。

人妻の肌を触るなど、体を張っていた

斎藤さんは高校時代からモデルとして活躍し、パリコレにも出演。

2001年には俳優業をスタートさせ、2014年放送のフジテレビ系ドラマ『昼顔』でブレイク。これまでに20作以上の作品で主演を務める人気俳優へと成長しました。

しかし、ブレイクするまでに10年以上。ここにたどり着くまでの道のりは長く、下積み時代にはつらい気持ちになることも多かったようです。

そんな斎藤さんが現在の自分の原点となる番組として紹介したのが、2006年に放送されていた情報番組『ラジかる!!』(日本テレビ系)の企画『レッド&たくみの誘われて人妻温泉』。

タイトル名からも怪しさがプンプン匂います…。この企画は、斎藤さんがお笑い芸人のTIM・レッド吉田さんとともにゲストである人妻と温泉に入り、悩みを聞くというなかなかパンチが効いたコーナー。

斎藤さんは『温泉俳優』や『ティンカーベル斎藤』と名乗り、人妻の頬や手の甲にキスをするなど、体を張って企画に挑みました。

そういった番組に出演していた斎藤さんの過去に、共演者たちは驚きます。しかし、斎藤さんはこの企画に出演したことは「必要だった」と語ります。

俳優とは正直、当時そんなに名乗れなくて、職業として…。

だけど、レッド吉田さんがいつも「腐るな!このままやり続けろ!絶対に腐るな」っていい続けてくれて、いまがあるので…。

行列のできる法律相談所 ーより引用

ニーズがないと職業は成立しないんですよね。

だから、僕を必要としてくれるなら全力で、どんな仕事でもしようって決めました。

『ティンカーベル斎藤』の時期は必要だったんですよ。

行列のできる法律相談所 ーより引用

もちろん、どんな人気芸能人にも下積み時代はあるもの。現在のイメージと異なる番組に出演していた過去を隠したり、後ろめたい気持ちになったりする芸能人も多いでしょう。

ですが、斎藤さんは「カッコつけただけの自分は自分じゃない」という想いが常に持ち、がむしゃらに頑張っていた当時の自分があるからこそ、いまの自分がいると感じていると語ります。

視聴者からは「この人はすごい」の声

・斎藤さんがそんなことをしてたなんて知らなかった。かっこいい生きざまだと思う。

・斎藤さんは、見た目はもちろん、本当に中身もよくできた人。

・自分を育てた番組を黒歴史にしないところが素敵。

・私たち一般人にも、芸能人の下積み時代のように苦労する時期は必要だと考えてしまった。

・サンシャイン池崎を完コピした時点で、この人はすごいと思いました。

斎藤さんのもう1つのターニングポイントとなったのは、サンシャイン池崎さんを完コピした2016年末のバラエティ特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ系)でしょう。

番組の冒頭では、2017年末の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!~』に出演しなかったことについて触れられた斎藤さんは「番組からオファーが来なかった」と説明。

斎藤さんは「心のストレッチはしていた」と話し、オファーさえあれば出演するつもりだったようです。

初心を忘れず、一見、自身の担当分野外と思えるような仕事でも、決して気取らずに全力で取り組む斎藤さん。その姿勢が、人気俳優である理由の1つなのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

出典
行列のできる法律相談所

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