もし『走れメロス』がインスタをやっていたら? 「走れよ」「コメント笑った」
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毛ガニを仕入れた鮮魚店 売り場に用意した『貼り紙』に「笑いました」「いい注意書き」2024年12月3日に、幸丸(@skanayaneko)さんが運営する鮮魚店では、初物として毛ガニを仕入れたそうです。 ただ、毛ガニが並べられた売り場には、一風変わった『貼り紙』が貼ってあり、多くの注目を集めることになりました。
『逃げる3人』の頭上を見ると? 危険な光景に「嫌すぎる」アメリカのハワイを訪れ、美術館や歴史的建造物などを見て回っていた、@Chaos_No_Nameさん。ヤシの木に金属製の看板が設置されているのを発見したのですが、ココナッツの落ち方に我が目を疑ってしまいました。
メロスは激怒した。
有名なその一文から始まる、太宰治の短編小説『走れメロス』。
多くの人を処刑している人間不信の暴君ディオニス王に怒り、城に乗り込んだメロスは処刑されることになります。
しかし、メロスには1つだけ心残りがありました。もうすぐ愛する妹の結婚式が控えているのです。
なんとか3日の猶予を与えられたメロスは、必死に走ります。期限までに城に戻らなくては、人質となった親友のセリヌンティウスが代わりに処刑されてしまうのです。
※画像はイメージ
信頼し合うメロスとセリヌンティウス、そして人間不信のディオニス王…『人を信じる』ということについて描かれた、この物語。
ですが、もしこの物語にスマホがあったら…一体どうなるのでしょうか。
もし、『走れメロス』にInstagramがあったら?
「もし〇〇があったら」とった『歴史パロディ』画像を作成している、スエヒロ(@numrock)さん。
新たに作ったパロディは『メロスにInstagramがあったら』です!
イラッとくる王のコメント
王のあざけ笑うようなコメントは、メロスならイラッとすること間違いナシ。
セリヌンティウスは「引き続き頑張って~」と軽いノリですが、あなたの命がかかってるのを理解しているのでしょうか。
進捗を確認してくるセリヌンティウス
先ほどは余裕そうだったものの、やはりハラハラしている模様です。
山賊に遭遇
山賊から奪い取った棍棒で、見事に反撃!
「気の毒だが正義のためだ!」といい、凄まじいスピードでその場を後にしたようです。
「企画やってます!」
『インスタ映え』する食事の写真も欠かせません。
「詳しくはコチラから」のリンク先は『走れメロス』のWikipediaに飛ぶという芸の細かさ。
実際に物語を読むと切迫した状況に感じますが、Instagramを見ていると「あれ?この人たち楽しそう」と思えてきます。
メロスは全力疾走しながらスマホで投稿しているのでしょうか…。想像するとなかなかシュールです。
【投稿への反応】
・命かかってるのに、めちゃくちゃ楽しそうやないかい!
・進捗答えづらいわ!
・この企画でフォロワー数増やそうとしてるんですかね…。
・盗賊に追われてるのにストーリー更新すな。
「親友の命かかってるんだぞ!走れよ!」とツッコミたくなる気持ちもありますが、『企画』なので心配いらないのかもしれません。
もしくは、メロスのInstagramが面白ければ王が許してくれる可能性もありますね!
ほかにも、いろいろな『歴史パロディ』が!
スエヒロさんの歴史パロディが詰まった本が、現在販売中です。気になる人は、ぜひ手に取ってみてください。
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[文・構成/grape編集部]