栃木の道路で見かけた、ド派手な看板 異色のデザインに「ギャルが工事してる?」
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提供:青木組

「帰ってきたなあ…」 帰省した住民をホッとさせる街の象徴が?兵庫県姫路市のJR姫路駅前に立つ、『揖保乃糸』のネオン看板が、SNSで「レトロ感たっぷりで好き」「もはや文化遺産レベル」などと話題に。設置から40年以上、地元のシンボルとして輝き続ける背景とデザインの秘密を、兵庫県手延素麺協同組合に取材しました。

八王子駅構内の看板 『八』の字をよく見ると…「すごいセンス!」東京都八王子市にあるJR八王子駅構内に掲示されているユニークな看板。『八』の文字がブーツを履くデザインは、季節やイベントごとに変化し、SNSで反響を呼んでいます。遊び心あふれる企画の背景について、八王子市に取材しました。






道路を歩いていると、『工事中』と書かれた看板を見かけることはよくありますよね。
赤や黄色などの色を使い、注意喚起を目的としたデザインが一般的です。
しかし、栃木県小山市の県道に設置された舗装工事の看板は、従来のイメージを一気に吹き飛ばすようなデザインでした。
思わず二度見してしまう、強烈な存在感の看板が…こちらです!
提供:青木組
看板に採用されているのは、ピンクと黒を基調にした『ギャル風デザイン』。文字は、キラキラとした『デコ文字風』です。
さらには、「マヂでアゲて作業してっから」という、まるで友達に話しかけるようなメッセージまで添えられています。
周囲の素朴な景色や、後方に並ぶシンプルな看板との対比が、派手な『ギャル看板』の存在を際立たせていますよね…。
提供:青木組
異色すぎる看板は、ネットでも話題に。通行人によるXの投稿には、15万件を超える『いいね』がつくなど、驚きや笑いの声が相次ぎました。
・目立って映える!最高の看板だな。
・実際に見て声が出た。目を引かれる『セクシー看板』だ…。
・「ギャルが工事しているのか」と思うぐらい、ド派手で笑った。
・反則級にかわいい…!どことなく平成っぽさを感じるデザイン。
工事中を知らせる『ギャル看板』 導入した会社の狙い
grapeが調べたところ、『ギャル看板』を設置したのは、同市で舗装工事を手がける株式会社青木組だと判明。
そこで、工事部長の永吉智彦さんに取材し、ユニークな看板を採用した理由や狙いについてうかがうと、次のように話してくれました。
実はこの看板、既製品なんです。
看板専門店で見つけて「面白い!」と思い、購入しました。
工事中のアピールにもなると思ったので、2025年11月中旬から現場で設置しています。
作業の注目度アップを見込んで購入したという永吉さん。
既製品で、これほど奇抜なデザインが存在するのも驚きですよね。
設置後は、実際に現場でもしっかりと目を引いているようです。
「ゆっくり走ってチョベリグ~」 平成を感じる『徐行』バージョンも
ちなみに、ユニークな看板は『工事中』だけではありません。
青木組では、『徐行』バージョンの『ギャル看板』も使用中とのことです。
提供:青木組
『徐行』の文字のそばには、「ゆっくり走ってチョベリグ~」というメッセージが添えられています。
懐かしい『平成ギャル』を思わせるようなフレーズに、思わず笑ってしまいますよね…!
大バズりした『ギャル看板』 購入した工事部長「狙い通り」
Xでの大きな反響についての感想を聞くと、このように話してくれました。
まさかここまで反響があるとは思いませんでしたが、大きな注目が集まったので、結果的には狙い通りです。
会社の明るい雰囲気も、伝わったのではないでしょうか。
SNS上で大きな注目を集めた、ド派手な『ギャル看板』。
ただ注意をうながすだけでなく、現場にちょっとした笑いや温かい空気を生む存在になっているのかもしれませんね…!
※本記事は企業の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]