佐藤浩市の出演ドラマでおすすめは? 父・息子も俳優!
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佐藤浩市(さとうこういち)さんは、大人の男性の魅力がたっぷりの人気俳優。多くの人が、出演作を観たことがあるのではないでしょうか。
佐藤浩市さんが出演した作品の中でも、おすすめのものをピックアップ。父親や息子、心温まる妻とのエピソードについてもご紹介します。
佐藤浩市の映画・ドラマでおすすめは?
数多くのドラマや映画に出演する佐藤浩市さん。ハードボイルドからコメディまで、演技の幅が広い俳優です。佐藤浩市さんが出演している、おすすめの作品がこちらです。
ドラマ『ハッピー・リタイアメント』(テレビ朝日系)
浅田次郎さんの同名小説をドラマ化した、2015年の作品です。
佐藤浩市さん演じる主人公は、年下キャリア組の上司に収賄の罪をかぶせられ、仕事と妻子を同時に失うノンキャリア官僚。同じく理不尽な目にあった男女2人と意気投合し、結束してリベンジを狙う、というストーリーです。
佐藤浩市さんは本作を演じるにあたり、セリフの変更を提案するなどこだわったそう。人生を転落した中年男性が最後に引き起こすカタルシスが、スカっと爽快な気分にさせてくれます。
映画『ザ・マジックアワー』
ギャングのボスの愛人に手を出してしまった手下が、「映画の撮影だ」とだまして、三流役者を殺し屋にしたて上げるというコメディ作品。監督は三谷幸喜さんです。
佐藤浩市さんが演じるのは、殺し屋にされてしまう三流役者。ものまね芸人のネタで話題になった、佐藤浩市さんが猟奇的な表情でナイフをなめるシーンも登場します。
映画『ホワイトアウト』
ダムジャックに巻き込まれたダム運転員が、雪のダムで仲間と住民を守るためにたった1人でテロリストに立ち向かうさまを描いた作品。
佐藤浩市さんが演じたのは、テロリストのリーダー・宇津木です。手に汗握る展開の面白さはもちろん、メガネと髭に、ボサっとしたヘアスタイルの佐藤浩市さんの姿も新鮮。
佐藤浩市さんは本作で、『第24回日本アカデミー賞』助演男優賞を受賞しています。
佐藤浩市の出演CM
佐藤浩市さんは、トヨタ自動車や日立グループ、サントリー、ロッテなど、有名企業のCMに数多い出演歴を持ちます。
最新のキャノンのCMでは、物腰柔らかく頼りがいのありそうな営業部長を好演。ドラマや映画とはまた違う、魅力的な姿が見られます。
佐藤浩市は父・息子ともに俳優!
佐藤浩市さんの父は、俳優で映画監督でもあった故・三國連太郎(みくにれんたろう)さんです。
三國連太郎さんの代表作といえば、映画『釣りバカ日誌シリーズ』。西田敏行さん演じるハマちゃんと、三國さん演じるスーさんの名コンビを、印象深く覚えているかたは多いでしょう。
老年になっても精力的に俳優業をこなしていた三國連太郎さんでしたが、2013年に亡くなりました。
名優だった三國連太郎さんと、お父さんと同じ俳優として成功をおさめた佐藤浩市さん。共演は、生涯で3回あります。
佐藤浩市と三國連太郎の共演作
1度目は1986年公開の映画『人間の約束』のワンシーン。2度目は映画『美味しんぼ』で、海原雄山・山岡士郎親子を演じ、話題となりました。
3度目は2008年に放映された、ANAのCMです。2人が飛行機で偶然乗り合わせるという設定で、仲のいい親子ぶりを見せていました。
佐藤浩市の息子・寛一郎
また、佐藤浩市さんの息子である寛一郎(かんいちろう)さんも、2017年に映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で俳優デビュー。親子3代俳優だということや佐藤浩市さんの面影もある整った容姿などで、注目されています。
映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』予告編
デビュー後も、映画やドラマへの出演を重ね、着実にキャリアを積んでいる寛一郎さん。佐藤浩市さんと寛一郎さんの親子共演が話題となる日も、遠くないかもしれません。
佐藤浩市、妻からの手紙で号泣
佐藤浩市さんには、妻との印象的なエピソードもあります。2015年6月に行われた、佐藤浩市さん主演の映画『愛を積むひと』の初日舞台挨拶での出来事です。
『愛を積むひと』は、第2の人生として妻・良子とともに北海道の美瑛町(びえいちょう)に移り住んだ男性・篤史が主人公。2人での暮らしをスタートした矢先、妻の持病が悪化して死別。
悲しむ主人公のもとに次々と亡き妻からの手紙が届き、彼や周囲の人々の人生を動かす、というあらすじです。
本作の舞台挨拶の壇上で、佐藤浩市さんの妻から手紙が贈られるというサプライズが。手紙には、次のように書かれていました。
結婚した当初、身体があまり丈夫でない私は、「自分が死んだら、保険金で、好きな映画を作ってね」と、あなたにいったことがありました。
もちろん当時は、まだ若く、死という存在が遠くにありました。でも自分が、浩市さんよりも先に逝ってしまうような気がしたのは、本当です。
いまの私は違います。
篤史さんと似ていて、役者の仕事しかできない浩市さん。あなたを残して旅立つことは、家族はもちろん、事務所のマネージャーさん、映画関係者の皆さまに、とてつもないご迷惑をおかけすることになり、それを思うと、とても先に逝くことなどできません。
(中略)
浩市さん、私は浩市さんを1人にしないように、浩市さんよりも、1日でも長く生きることを約束します。
劇中で妻を演じた樋口可南子さんが手紙を読み上げるのを聞いて、佐藤浩市さんは号泣。夫婦の深い愛情が伝わってくるような、温かいエピソードです。
『愛を積むひと』 予告篇
佐藤浩市、号泣 映画『愛を積むひと』舞台挨拶で、妻からの手紙に会場中が涙
佐藤浩市の現在・これから
人気俳優として大活躍中の佐藤浩市さん。2019年5月24日には、最新の出演映画『空母いぶき』が公開を迎えました。
『空母いぶき』第二弾予告映像
さらに、6月公開の『ザ・ファブル』『町田くんの世界』、9月公開の三谷幸喜監督作品『記憶にございません!』など、たくさんの出演作の公開が控えています。
これからもさまざまな作品で新しい顔を見せてくれそうな佐藤浩市さん。これからの活躍にもますます期待が高まります!
佐藤浩市 プロフィール
生年月日:1960年12月10日
出身地:東京都
血液型:A型
身長:182㎝
所属事務所:テアトル・ド・ポッシュ
1980年、ドラマ『続・続事件 月の景色』(NHK)で俳優としてデビュー。1981年に映画『青春の門』でブルーリボン賞新人賞を受賞したのをはじめ、日本アカデミー賞など数々の賞を受賞。現在にいたるまで、多くの映画、ドラマ、CMに出演し続けている。
[文・構成/grape編集部]