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武田鉄矢の『セリフ』が胸をえぐる 川崎の無差別事件「犯人に聞かせたい」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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2019年5月28日、刃物を持った40〜50代の男性が、学校へ向う途中の児童らを襲った神奈川県川崎市の事件。

男性は「ぶっ殺してやる」と叫びながら児童らに襲いかかっていったといい、多数の死傷者を出しました。

犯人の男性は自らの首を刺し、その後、死亡。犯行に及んだ本当の理由は分からなくなりました。

日本全国に衝撃を与えたこの事件を受け、ドラマ『リミット-刑事の現場2-』(NHK)に出てくるセリフが注目を集めています。

武田鉄矢演じる刑事のセリフ

武田鉄矢さんと森山未來さん主演で、2009年に放送された同作。

劇中、自分勝手な理由で通り魔事件を起こした犯人に、武田さん演じる刑事が罵声を浴びせるシーンがあります。

注目を集めているのは、同シーンでの武田さんセリフでした。

人間は生きているうちに、殺したいほど憎い奴に出会うことがある。だが、普通の人は殺さない、殺せない。

「こいつにも親がいる」「こいつにも惚れた男か女がいる」そう思うと、そいつが人間に見えて、だから人間は人間を殺さない。そして、殺せない。

だが、こいつは違う。こいつは憎くもない人を、弱い人を選んで刺し殺した。なぜそんなことができたか。それはこいつが人間じゃないからだ!

おめぇもしっかり踏みとどまって、戦え!人間なら!!

リミット-刑事の現場2- ーより引用

胸をえぐるこのセリフは、放送当時も大きな話題を呼びました。

いま、このセリフが注目されているのは、通り魔的犯行と、ドラマと重なる点が多くあるからでしょう。

【ネット上の反応】

・事件をニュースで知った時、真っ先にこのセリフが思い浮かんだ。

・川崎市の犯人に、このセリフを伝えたい。

・通り魔っていわれていても、結局「弱い人」を選んでいるんだよね。

今後、事件に関する報道がなされていく中で、著名人や専門家、警察のコメントを耳にする機会も増えて行くことでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
リミット-刑事の現場2-

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