泉ピン子の現在は? 代表作といえば『おしん』
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18歳で歌謡漫談家としてデビューし、その後、俳優として数々の名作ドラマに出演してきた泉ピン子(いずみぴんこ)さん。
庶民的な役柄からシリアスで緊張感走るシーンまで、幅広い役どころを演じ、バラエティ番組でも漫談家として鍛えたトークスキルを発揮しています。
そんな泉ピン子さんの経歴や現在についてなど、さまざまな情報をご紹介します!
泉ピン子の代表作
泉ピン子さんは、現在までに多くのドラマに出演。幼少期から仕事・結婚・試練などを乗り越えて成長する過程を描いたドラマ『おしん』(NHK)は、朝の連続テレビ小説シリーズの中でも一際人気を誇っています。
また、ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ(TBS系)は1990年からスタートし、2011年まで放送された長寿ドラマとして、お茶の間の人気を博しました。
同ドラマで、泉ピン子さんは小島五月役を熱演。中華料理店『幸楽』で、俳優・角野卓造(かどのたくぞう)さん演じる小島勇と、赤木春恵(あかぎはるえ)さん演じる小島キミとの掛け合いも魅力です。
近年は、ドラマ『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)の第4シリーズに出演。副院長として、俳優・米倉涼子(よねくらりょうこ)さん演じる大門未知子を病院に招聘(しょうへい)するものの、いうことを聞かない大門に苛立ちを募らせる難しい役柄を演じています。
『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』第4シリーズ公式サイトよりスクリーンショット
ドラマ『おしん』
日本で一大ブームを巻き起こした『おしん』で、泉ピン子さんは主人公であるおしんの母親・谷村ふじ役を熱演。いまでも多くのファンの間で語り継がれる「真冬の川に入水し、堕胎する」という名シーンが生まれました。
ちゃんとした堕胎すらできず、技術も知識もお金もない、そんな極限の悲しみが最大限に伝わる場面が多くの人の心を打ったのです。
このシーンは、脚本を担当した橋田壽賀子(はしだすがこ)さんが泉ピン子さんに「真冬の川に入水してほしい」と懇願した背景があり、実現しました。
橋田壽賀子さんは『渡る世間は鬼ばかり』シリーズの脚本も担当。このドラマをきっかけに橋田壽賀子さんとのつながりが深くなったといえます。
泉ピン子の孫娘役に当時、現役中学生だった俳優が抜擢!
泉ピン子さんは2014年に、ドラマ『天誅〜闇の仕置人〜』(フジテレビ系)で、戦国時代からタイムスリップしてきた女忍者・サナと契約を交わし、仕置人をまとめる村田正子役を演じました。
その村田正子の孫娘・加奈子を演じたのは、当時、現役中学生だった俳優・葵わかな(あおいわかな)さんです。
葵わかなさんは、小学校5年生の時にスカウトされ、2009年にCMデビューを飾りました。
そんな葵わかなさん演じる、村田正子の孫娘・加奈子は事故で右足が不自由に。家では明るく振る舞うものの、学校では友達もおらず必死に孤独と戦っている中学生です。
リストカットなどの背景もあり、難しい役柄を演じました。未来を嘱望される若手俳優と、泉ピン子さんの共演も目が離せないですね。
泉ピン子のブログはある?
泉ピン子さんは過去に、ダイエットをメインに取り上げたブログを執筆しています。
タイトルは『泉ピン子のダイエット人生』。ダイエット停滞期におすすめの料理のレシピや、ダイエットに効くエクササイズなどを取り上げていました。
ブログでは、俳優として新しい役を演じるたびに体重をコントロールしてきたことも告白。サプリメントや栄養素などについても細かく言及しており、論理的に健康なダイエットを行うためのノウハウが詰まっています。
記事は全部で8記事。2005年8月を最後にブログの更新はストップしています。
泉ピン子さんの意外な一面を知ることができるブログです。
泉ピン子、赤木春恵の訃報に「姿見かけず心配していた」
2018年11月29日、俳優の赤木春恵さんが心不全により亡くなりました。
赤木春恵さんは、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズで、泉ピン子さん演じる小島五月の姑・小島キミ役を好演。小島五月をイビリ散らす役が、当たり役となって人気を集めました。
「舞台の仕事に専念したい」という本人の意向から、一時的に降板した時期も。しかし、途中で復帰を果たし、ほぼすべてのシリーズに出演しているのです。
産経ニュースによると、泉ピン子さんは突然の訃報に対し、このようなコメントを発表しています。
20年以上にわたって『渡鬼ファミリー』として素敵な関係を築いてきたことから、赤木春恵さんの訃報は、泉ピン子さんにとって大きな出来事だといえるでしょう。
2人の掛け合いが見られないのは、少しさみしく感じますね。
泉ピン子の現在・これから
泉ピン子さんはこれまで、ドラマだけでなく舞台でも活躍。2019年6月には舞台『恋桜』に出演し、坂本冬美(さかもとふゆみ)さんと共演しました。
明治座 公式サイト
『平成30年度文化庁長官表彰』を受賞したことで、日本を代表する俳優としての地位を確かなものにしています。
ほかにも、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会顧問としても活動。記念すべき東京オリンピックに向けた準備にも励んでいます。
歌謡漫談家からスタートして、現在はドラマ・舞台などで主役から脇役までこなす泉ピン子さん。今後もマルチな活動に期待しています。
泉ピン子 プロフィール
生年月日:1947年9月11日
出身地:東京都
血液型:B型
身長:154cm
所属事務所:Pi企画株式会社
18歳で歌謡漫談家としてデビュー。1975年から始まったワイドショー番組『ウィークエンダー』(日本テレビ系)ではレポーターとして人気を集める。その後は、俳優として数多くのドラマに出演。連続テレビ小説『おしん』(NHK)では主人公の母親役を演じ、一躍脚光を浴びる。この作品で脚本を務めていた橋田壽賀子に高い評価を受けて、以降は橋田壽賀子の作品に多く出演する。ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ(TBS系)では、岡倉五月役を20年にわたって演じ、日本を代表する俳優としての地位を確かなものにする。2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、組織委員会の顧問を務めるなど、活動の幅を広げている。
[文・構成/grape編集部]