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緒方貞子さんが逝去 「尊敬する人でした」「彼女の人生に惹かれました」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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2019年10月29日、元国連難民高等弁務官などとして活躍した緒方貞子(おがた・さだこ)さんが亡くなったことが明らかになりました。92歳でした。

曾祖父は元内閣総理大臣の犬養毅、祖父は外交官で犬養内閣外相の芳沢謙吉。

また、母の恒子さんのいとこには、共同通信社の元社長・犬養康彦さんや女優の安藤サクラさんの母でエッセイストの安藤和津さんら、さまざまな業界で活躍する著名人がいます。

緒方さん自身も、1976年に日本人女性として初の国連公使に。国際基督教大講師や国連児童基金(ユニセフ)執行理事会議長なども務めあげました。

1991年から10年間は、国連難民高等弁務官(UNHCR)に就任。

『UNHCR 日本』によると、就任時期に湾岸戦争が勃発すると、UNHCRの任務外の難民保護をするかの議論になったといいます。

緒方さんは、人道的視点と人命を守るために保護をし、支援することを決め新しい支援の枠組みを作りました。

ほかにも難民キャンプを設営し、食糧支援などさまざまな形で世界の難民を支援してきた緒方さん。

2003~2012年は日本の途上国支援を指揮する国際協力機構(JICA)理事長を務めていました。

ネットではたくさんの悲しみの声が寄せられていました。

・曾祖父は犬養毅元首相でしたよね。彼女の人生に惹かれました。

・まだまだたくさん提言してもらいたかったです。

・女性の活躍の第一人者でもあると思っています。尊敬する人でした。

さまざまな場所で活躍された緒方さんは多くの女性が尊敬し、憧れる存在でした。ご冥福をお祈りいたします。


[文・構成/grape編集部]

出典
UNHCR 日本産経ニュース

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