若葉竜也は『ごくせん』出身の俳優 ムロツヨシや菅田将暉とも仲がいい!?
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コミカルな役からシリアスな役まで演じ、カメレオン俳優という呼び声も高い若葉竜也(わかばりゅうや)さん。
ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)や『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(テレビ東京系)、映画『葛城事件』など、さまざまな作品に出演しています。
映画『明烏』で菅田将暉(すだまさき)さんとの共演経験があり、菅田将暉さんが出演したドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)にも登場しました。
そんな若葉竜也さんのこれまでの活動や菅田将暉さんとの関係について紹介します。
若葉竜也はドラマ『ごくせん』に吉田竜也役で出演した
若葉竜也さんは、2008年に放送されたTVドラマシリーズ『ごくせん』の第3シリーズで吉田竜也役を演じました。
『ごくせん』とは、ジャージメガネにお下げ髪の仲間由紀恵さん(なかまゆきえ)さん演じる、熱血教師の『ヤンクミ』こと山口久美子が主人公の学園ドラマ。
『ごくせん』第3シリーズの公式ブログ『3年D組学級日誌』では、撮影現場で誰かが一発芸をやって周囲を笑わせるなど和やかな雰囲気であることがつづられています。
また、若葉竜也さんは『3年D組学級日誌』でドラマについて「乱暴には見えるけれども、単純で馬鹿で勘違いもある高校生の、あたたかい男の友情を思いながらドラマを見れば、更に楽しめると思う」とも語っていました。
『ごくせん』第3シリーズは、全11話で2008年に放送された民放ドラマの中でもNO.1の視聴率である平均22.8%をたたき出したヒット作。
若葉竜也さんは『ごくせん』第3シリーズ放送後、2010年に続編として公開された『ごくせん THE MOVIE』にも出演しています。
若葉竜也 映画『葛城事件』で狂気の演技を披露
映画『葛城事件』で若葉竜也さんは、無差別殺人を行う次男・稔役を熱演しました。
『葛城事件』は、一見どこにでもいそうな家族がゆるやかに、しかし残酷に崩壊していく過程を描いたストーリー。
高圧的な父に精神が弱っていく母、人付き合いが苦手で孤立していく兄に、死刑囚になる弟…。
そんな狂気の物語の撮影現場で若葉竜也さんは、監督に「若葉くんの観点で演技している」と指摘されたり、稔なのか自分自身の行動なのかが分からなくなったりと、演じる上でかなり苦戦したことを『映画.com』のインタビューで明かしています。
殺人犯を安易に演じることができず、ほとんどのシーンが死闘で、監督からOKの声が出た時には記憶がすべて飛んでしまったのだとか。
しかし、心身ともに限界になりながらも役を追求した結果、この映画で若葉竜也さんは、『第8回TAMA映画賞』の最優秀新進男優賞を受賞しました。
若葉竜也は菅田将暉と大の仲よしって本当?
若葉竜也さんと菅田将暉さんは、2014年に蜷川幸雄(にながわゆきお)さんが演出を手がけた、男性俳優のみで演じる『ロミオとジュリエット』や2015年に映画『明烏』で共演。
2人はプライベートでも仲がよく、菅田将暉さんがトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際には、番組終了後に菅田将暉さんが若葉竜也さんと仲野太賀さんの写真をアップしたことも話題に。
『ボクらの時代』は、あえて司会者を置かないことで、ゲストたちの普段の顔や会話が見えるように構成している番組。
出演する3人に含まれなかった若葉竜也さんは、その後、菅田将暉さんの前で不満を口にしていたようです。2人の仲のよさが垣間見られる出来事ですね。
若葉竜也が勇者ヨシヒコでキジ役に挑戦 ムロツヨシらとも共演
若葉竜也さんは『勇者ヨシヒコと導かれし七人』に出演し、主人公・ヨシヒコ役の山田孝之(やまだたかゆき)さんや、メレブ役のムロツヨシさんらと共演しました。
若葉竜也さんの役どころは、桃太郎のお供であるキジ役。しかも、キジの衣装はダンボールでできており、自身の公式インスタグラムに出演時の写真とコメントがアップされていました。
うつむき加減で切なそうに立っている若葉竜也さんの姿に、コメント欄にファンからの応援メッセージが寄せられていました。
若葉竜也の現在・これから
若葉竜也さんは、2018年にドラマ『ワンダーウォール〜京都発地域ドラマ〜』(NHK BSプレミアム)や『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系)、『過ちスクランブル』(フジテレビ系)、『コールドケース ~真実の扉~』シーズン2(WOWOW)に出演。
映画『サラバ静寂』や『素敵なダイナマイトスキャンダル』、『曇天に笑う』、『パンク侍、斬られて候』に出演し、2019年には、映画『愛がなんだ』や『台風家族』に出演しました。
同年10月開催の『第11回 下北沢映画祭』でプレミアム上映された映画『街の上で』では、なんと初主演に抜擢。
この映画は、2019年4月に公開した映画『愛がなんだ』の監督を務めた今泉力哉(いまいずみりきや)さんがオリジナルの脚本を手がけ、下北沢でオールロケされた長編映画です。
若葉竜也さんは下北沢の古着屋で働く主人公・荒川清役。
今泉力哉監督が街を舞台にした映画を撮るという噂を耳にし、同作の企画書がいざ自分のもとに来たときは、「ラブレターをもらったかのように嬉しかった」と述べた若葉竜也さん。
また、「見逃しがちな日常の一つひとつの出来事を丁寧に撮影し面白い映画になったのでぜひ見に来てください」ともコメントしています。
今後の若葉竜也さんの活躍から目が離せませんね。
若葉竜也 プロフィール
生年月日:1989年6月10日
出身地:東京都出身
身長:174㎝
所属事務所:フライング・ボックス
大衆演劇『若葉劇団』で1990年に1歳3か月で初舞台を踏む。NHK大河ドラマ『徳川慶喜』(NHK)や『ごくせん』第3シリーズ(日本テレビ系)、『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系)に出演。映画『ごくせんTHEMOVIE』や『GANTZ』、『GANTZ PERFECT ANSWER』、『南瓜とマヨネーズ』、『愛がなんだ』に起用される。数々の作品に出演し、演技力の高さに定評があり、映画『葛城事件』で『第8回TAMA映画賞』の最優秀新進男優賞を受賞。『第11回下北沢映画祭』の上映作品『街の上で』では、初主演を務める。
[文・構成/grape編集部]