NYの地下鉄で目撃された心温まる光景 男性がヒザの上に乗せていたのは…?
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アメリカで動物保護団体『ペット・レスキュー・スクワッド・インク』を運営しているジリアン・ロジャースさん。
2020年10月の終わりに、ジリアンさんがニューヨークの地下鉄に乗った時のことです。彼女は地下鉄の車内で見慣れない光景を目にしたのだそう。
近くの座席に座っていた男性が、子猫を連れていたのです。
その男性はただ子猫と一緒にいただけではありません。なんと彼はその子猫に哺乳瓶でミルクを与えていたのです。
まだ生まれて間もないと思われる小さな子猫をタオルでくるみ、ミルクをあげている男性は周りの目など気にしていない様子。
彼が気にかけているのはヒザの上の子猫のことだけなのでしょう。
その様子を見たジリアンさんはたまらず男性に声をかけました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、男性は2つのビルの間でこの子猫を見つけたのだとか。周りにほかの猫はおらず、子猫はひとりぼっちだったといいます。
彼はそんなところに子猫を放っておくことはできず、保護したのです。
ジリアンさんは男性の優しさに感動し、写真をFacebookに投稿すると、たくさんのコメントが寄せられました。
・あああ、優しすぎる!
・彼の慈悲深さに感動した。
・ハートが温かくなったわ。
ジリアンさんは男性の名前を聞く時間がなかったため、彼に「ありがとう」とだけ伝えて電車を降りたということです。
男性は子猫を保護した後、子猫がお腹を空かせていると思って哺乳瓶とミルクを購入したのでしょう。
そして少しでも早く子猫のお腹を満たしてあげようとして、家に着くのを待たずに地下鉄の車内でミルクをあげていたのではないでしょうか。
10月のニューヨークの平均最低気温は10℃を下回ります。子猫はそんな寒さに耐えられないかもしれません。
なぜビルの間に子猫がいたのかは分かりませんが、優しい男性に保護されて本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]