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映画『マッドマックス』の悪役、ヒュー・キース・バーンさん逝去

By - grape編集部  公開:  更新:

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映画『マッドマックス』シリーズで悪役を演じ存在感を放った、俳優のヒュー・キース・バーンさんが2020年12月2日に逝去したことが分かりました。73歳でした。

ヒューさんは、世界的大ヒットを記録した2015年公開の映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で、悪役『イモータン・ジョー』を好演。

強烈な見た目と、冷酷非情な中でもカリスマ性を感じるイモータンは、世界中で人気のキャラクターとなりました。

映画界から悲しみの声相次ぐ

1975年公開の映画『スカイ・ハイ』で共演した、監督の『ブライアン・トレンチャード・スミス』さんはヒューさんの訃報を受け、懐かしの写真とともにこのようにコメントしました。

彼は46年間、立派な俳優であり続け、私と妻のよき友人でもありました。

(中略)

ヒューは寛大な心を持ち、助けが必要な人に手を差し伸べたり、ホームレスの若者たちに居場所を与えたりするような人でした。彼は世間で話題になるずっと前から、社会正義や環境問題について気にかけていました。

「人類はひとつ」という考えのもとに生きた人生でした。彼が見せてくれた手本やその友情を、僕たちは恋しく思うことでしょう。

Brian Trenchard-Smith ーより引用(和訳)

長年付き合いのあったトレンチャード・スミスさんは、ヒューさんの社会活動に精力的に取り組む姿をたたえ、彼を悼みました。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で共演した、女優の『シャーリーズ・セロン』さんも悲しみの胸中を明かしています。

ヒュー・キース・バーン、どうか安らかにお眠りください。親切で、美しい魂を持つあなたが邪悪な支配者を演じられたことが不思議でなりませんでした。

友人よ、あなたがいなくなることがさびしくて仕方がありません。

@CharlizeAfrica ーより引用(和訳)

作品で非道な悪役を演じつつも、普段は優しく気さくだったというヒューさんに魅了されたのはシャーリーズさんだけではありません。

日本でも、ヒューさんを悼む声が続出しています。

・悲しすぎる。作品も何度観たか分かりません。2019年に来日した時は、本当に嬉しかったです…。

・まさに唯一無二の存在でした。もう見ることができないなんて信じられないです。

・本当に残念でなりません。悪役のイモータン・ジョーはこの人以外には絶対にできない。それくらいのハマり役でした。

これまで多くの人の心を動かし、感動を与えてきたヒューさん。

俳優として、そして人としても世界中を魅了し続けたヒューさんの魂は、イモータン・ジョーのセリフにあるように「永遠に光り輝く」ことでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Cameron'sBrian Trenchard-SmithCharlize Theron

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