スタントマン顔負け! 危険すぎるスタントに自分で挑んだ映画スターたち
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高畑充希、自宅にまさかの俳優が来て? 「笑った」「新婚のイブだぞ」高畑充希さんの自宅に訪れた、サンタの様子に注目が集まりました。
『THE ALFEE』の『同期』との5ショットに「かわいすぎる70歳」の声『THE ALFEE』、103回目の武道館公演の裏で?「こんな古希トリオ見たことない」と反響が上がりました。
grape [グレイプ] entertainment
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高畑充希、自宅にまさかの俳優が来て? 「笑った」「新婚のイブだぞ」高畑充希さんの自宅に訪れた、サンタの様子に注目が集まりました。
『THE ALFEE』の『同期』との5ショットに「かわいすぎる70歳」の声『THE ALFEE』、103回目の武道館公演の裏で?「こんな古希トリオ見たことない」と反響が上がりました。
ド派手な爆発や危険なアクション。我々を興奮させてくれるハリウッド映画は危険なスタントが付き物です。
多くの場合、訓練されたプロのスタントマンが俳優に代わってこれらを行うものですが、中には超人的な身体能力や並外れた精神力で自らこなしてしまうスターもいます。
水没、骨折、果ては飛行機にしがみついたまま空中へ
ジェイソン・ステイサム
まず紹介したいのは、元水泳の飛び込み選手でありながら、現在は数多くのアクション映画に出演している俳優ジェイソン・ステイサムです。
そのいぶし銀の容姿とキレキレのアクションで、またたく間にスターの座を獲得したステイサム。
彼は過去のインタビューで「俳優として、すべてのシーンに責任があると思っている」と語っており、可能な限り、自らアクションを演じたがる肉体派としても知られています。
そんなステイサムは、2003年公開のアクション映画『トランスポーター』で世界にその名を知らしめました。
劇中では見事なドライビングスキルを持つ『運び屋』を演じたステイサムですが、実際の彼も見事な運転技術を持っており、2014年公開の映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』では、自ら巨大トラックを運転する危険なアクションシーンを演じています。
実はそんな同作の撮影中、なんとステイサムはトラックごと海に転落するというアクシデントに見舞われています。
現場は救急車が駆けつけるなど騒然となりましたが、ステイサムは無傷で海中のトラックから這い出し、不死身ぶりをスタッフに見せつけました。
ダニエル・クレイグ
次は、イギリス人俳優のダニエル・クレイグです。
写真1992年にスクリーンデビューを果たして以降、テレビや舞台を中心に活動を続けたクレイグ。彼の名を一躍世界的に知らしめたのは何といっても2006年公開の映画『007 カジノ・ロワイヤル』でしょう。
本作で6代目のジェームズ・ボンド役に任命されたクレイグは、すぐにその無骨なアクションや溢れ出る色気で世界を魅了しました。
そんなクレイグは自ら危険なアクションに挑むことも多く、『007 カジノ・ロワイヤル』では撮影中に歯を2本おり出血したことも。
さらに、2009年公開の『007 慰めの報酬』では、地上3階の窓から走行中のバスの屋根に自ら飛び移りました。
2015年公開の『007 スペクター』では地上数10mの高さのビルの塀を命綱無しで飛び越えるなど、劇中さながらの命知らずぶりを披露しています。
ジャッキー・チェン
ケガが絶えないといえば、この人を紹介しないわけにはいきません。アクション界の生ける伝説こと、ジャッキー・チェンです。
1970年代に大スター、ブルース・リーの作品にエキストラとして出演したことで銀幕デビューを飾ったジャッキー。リー亡き後に、コミカルさと超本格アクションを融合した独特なスタイルで、大変な人気を博しました。
1980年には、映画『バトルクリーク・ブロー』でハリウッドデビューを飾り、1995年公開の映画『レッド・ブロンクス』の大ヒットで世界的知名度を獲得するに至りました。
2019年には、映画『ザ・フォーリナー 復讐者』で復讐に燃える凄腕の老兵を演じるなど、演技面でも磨きがかかってきています。
そんなジャッキーは、スタントなしのアクションでも知られており、とりわけ有名なのは1983年公開の映画『プロジェクトA』での演技でしょう。
本作でジャッキーはなんと地上25mの時計台から落下し、首の頸椎を負傷。これだけでも凄まじいですが、ジャッキーはなんとそのまま二度目の落下スタントをやり遂げたそうです。
ゾーイ・ベル
次は、危険なアクションこそが生業のスタントウーマン兼俳優という異色の経歴を持つスター、ゾーイ・ベルです。
ニュージーランド生まれのゾーイは、母国でスタントウーマンとして活躍したのち、アメリカに渡ります。
そして2003年にクエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』で主演のユマ・サーマンのスタントダブル役を獲得します。
同作での見事なスタントぶりと、持ち前の天真爛漫な明るさ、そしてスタントマンとしての確たる矜持がタランティーノの心を射止め、彼の2007年のカーアクション映画『デス・プルーフ in グラインドハウス』では、初の俳優デビューを飾りました。
そんなゾーイは、同作では本当に爆走するスポーツカーのボンネットに裸一貫でしがみつき、なおかつ並走する車に体当たりされるという、危険極まりないスタントを披露。彼女の豪胆さは本作の見どころの1つなので、要チェックです。
トム・クルーズ
最後は、スタントマンですらないのに世界でも有数の危険なスタントを嬉々としてこなしてしまう、映画界の暴走機関車こと、トム・クルーズです。
持ち前の甘いマスクと、鍛えられた肉体、そして無類のサービス精神が魅力のトム。
1981年公開の映画『エンドレス・ラブ』でスクリーンデビューを飾り、1983年公開の映画『卒業白書』など、甘酸っぱい青春コメディなどに多く出演していました。
そんな彼の名を一躍スターダムに押し上げたのは、1986年公開の映画『トップガン』でしょう。空戦パイロット役を爽やかに演じきり、世界中のハートを打ち抜きました。
そして、彼は1996年にのちの自身のライフワークとなるアクションシリーズの第一弾『ミッション:インポッシブル』に出演します。
持ち前のサービス精神ゆえか、同シリーズでは度を越した危険なスタントをこなしまくってきたトム。2015年のシリーズ5作目では、高度1500mを飛行中の飛行機のドアにしがみついたまま撮影するという、命知らずにもほどがあるアクションを敢行しています。
観客を喜ばせるために、命をかけているスターたち。それゆえに、私たち観客は心から手に汗握って作品を楽しめているのかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]