毒ヘビと遭遇した2匹の犬 1匹は重傷でもう1匹は無傷だった理由が泣ける
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「定時で帰ります」 そのワケに「上司も納得」「いや、早退しよう」「かわいい猫ちゃんが待っているので、定時で帰ります」投稿した写真が、反響を呼んでいます!
飼い主に「こたつで寝るな」と注意する猫が、こちらある日、なつめ(@sauntm)さんは部屋にある暖かいコタツで、横になっていました。 するとそこへ、愛猫のねねちゃんがやってきたのですが、少し変わった表情をしていたそうで…?
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犬は、飼い主への忠誠心が強い動物といわれていますが、このほどお姉さん犬が弟犬を守るという出来事がありました。
オーストラリアのクイーンズランド州で2匹の犬と暮らすマデリン・ミルズさんはこの日、いつものように2匹を庭で遊ばせていました。
海外メディア『9News.com.au』によると、救急救命士をしているマデリンさんは、夜勤明けの昼寝から目覚めた時、異変を感じて庭の様子を見に行ったのだそう。
するとそこには毒ヘビのブラウンスネークがいて、メス犬のミリーが首や足などを数か所噛まれていたのです。
すでにミリーの体に毒が回っているのが確認できたため、マデリンさんは急いでミリーを動物病院へ連れて行きました。
解毒剤を投与されたミリーは、一時は危険な状態でしたが、無事に峠を越えられました。
ミリーはヘビに噛まれましたが、そばにいたオス犬のトンカは無傷だったのだとか。
5歳のミリーと、生後5か月のトンカは、実の姉弟のように仲よしなのだそう。
マデリンさんは「ミリーは身を挺してトンカを守ったのでしょう」と語っています。
入院から2日後、マデリンさんはトンカを連れてミリーのお見舞いに行きました。
そこでトンカはまるで「お姉ちゃん、ありがとう」というように、自分を守ってくれたミリーにじゃれついていました。
ミリーは4日目には退院し、順調に回復しているということです。
マデリンさんは仕事柄、これまでにブラウンスネークに噛まれた人を何度も見て来たそうですが、「自分の愛犬の身にそれが起きた恐ろしさは別物だった」と話しています。
彼女は今回の出来事をFacebookの地域のコミュニティページに投稿し、ヘビに対する警戒を呼びかけました。
投稿には「ミリーはなんて勇敢な女の子だ」「ミリーが早く元気になりますように」などの声が寄せられています。
自らの命を危険にさらしてまで、弟のトンカを守ろうした心優しいミリー。1日も早く元気になって、また2匹が一緒に遊べるようになるといいですね。
[文・構成/grape編集部]