母親のいない生まれたばかりの子猫 子育て中のドーベルマンに近付けると?
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アメリカのニューヨークで、ドーベルマンのブリーダーをしているブリタニー・カランさん。
彼女の愛犬であるルビーが、6匹の子犬を出産しました。
元気いっぱいの子犬たちを育てるのに、ルビーもブリタニーさんも大忙し。
そんな時、彼女は夫の職場の敷地内で、生まれて間もない子猫を見つけます。
そばに母猫はおらず、子猫は母猫に育児放棄されたものと思われました。
「この子をここに放ってはおけない」と思ったブリタニーさんは、その子猫を家に連れて帰ります。
子猫をミルクで育てることもできますが、彼女の家にはまさに今、子育ての中の『母親』がいるではありませんか。
そこで彼女は子猫をルビーに近付けてみることに。すると、ルビーはすんなりと子猫を受け入れたのです。
子犬たちに混ざって、一生懸命にルビーの母乳を吸う子猫。
ルビーは、そんな子猫を拒絶する気はまったくないようです。
海外メディア『USA TODAY』によると、ブリタニーさんは過去にウサギやモルモット、アヒルなどの赤ちゃんを飼っていたことがあり、ルビーはその動物たちをまるで我が子のように優しくなめていたのだそう。
彼女はそんなルビーのことを「すべての生き物の母親になるべくして生まれてきたような犬です」と語っています。
まるで本物の親子のように、ルビーと子猫が寄り添う写真には、たくさんのコメントが寄せられています。
・なんて美しい瞬間。ルビーは最高の母親だね。
・心が温かくなった。こんな優しい犬を見たことがないよ。
・動物は多くの場合、人間よりも思いやりがあると思う。
ブリタニーさんは数匹のドーベルマンを飼っていますが、すべての犬がルビーのように猫をかわいがるわけではないのだそう。
ルビーがいかに優しい犬であるかが分かりますね。
今では子犬たちはそれぞれのケージで眠り、ルビーは子猫と一緒に寝ているのだとか。
なお、子猫はいずれはブリタニーさんの親類が引き取る予定だということです。
新しい家族ができても、子猫はきっと『ルビーお母さん』のことを忘れることはないでしょう。
[文・構成/grape編集部]