ワークマンのドライバッグの実力は? レジャーやスポーツで大活躍
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高機能な作業服を中心に、工場関連商品を販売しているワークマン。最近は一般の人でも手に取りやすい、カジュアルなアパレル商品も展開しています。
ワークマンの店舗へ行った時に、『ZAT ドライバッグ バックパックタイプ(以下:ZATドライバッグ)』という、気になる商品を見つけたので購入しました。
丸洗いOKの素材や、取り外し可能なショルダーベルト、仕切りのない作りは、レジャー用品やキャンプギアを入れるのに、ちょうどいいのではないでしょうか。
ZATドライバッグの体験レビューをご紹介するので、興味のある人はチェックしてくださいね。
※この情報は、2022年2月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。
ドルフィン
ワークマンのドライバッグ ZATドライバッグの基本情報
ZATドライバッグの基本情報がこちらです。
※写真の商品はブラック
素材/生地:PVCターポリン、テープ:ポリプロピレン、バックル:ポリアセタール
容量:24L
重量:850g(ショルダーベルト200g)
サイズ(約):幅31cm×高さ46cm×奥行21cm
色:グレー、ブラック、イエロー、カーキ、ブルー
価格:3300円(税込)
『ZATドライバッグ』は、丸洗いOKのウォッシャブルなバッグ。内側も外側も、バッグごと水洗いできるのが特徴です。
縫い目のない加工をしているので、汚れが生地の隙間から染み込みません。雨や泥が付いたレジャーウェア、長靴、シューズ、キャンプギアなど、そのままバッグインしても問題なさそうです。
洗う時や背負う必要がない時に、ショルダーベルトを着脱できるのもポイント。場面に応じて使い分けができるだけでなく、ショルダーベルトのぶんだけ軽くなりますよ。
カラー展開は『グレー』『ブラック』『イエロー』『カーキ』『ブルー』の5色です。
シンプルなブラックや、華やかなイエローなど、好みに合わせて選べる種類があるのは嬉しいですね。
ZATドライバッグの機能を確認していきましょう。
ワークマンのドライバッグ ZATドライバッグの4つの特徴
ZATドライバッグには次の4つの特徴があります。
・無縫製構造
・防水素材
・丸洗いOK
・着脱できるショルダーベルト
汚れても丸洗いできることや、本体以外に収納スペースがないことから、アウトドアやスポーツで使う道具を入れるのに向いていそうですね。
使い勝手のいいバッグなので、一眼レフを入れたり、釣り道具を入れたり、活用方法は無限大でしょう。
ZATドライバッグの機能はこちらです。
無縫製構造
ZATドライバッグは縫い目のない、無縫製構造のバッグです。
表地
表地
裏地
表地や裏地を見ても、シームレスなのが分かりますね。
水や泥をシャットアウトするので、中に入れた物が汚れにくくなっています。また、汚れた物をバッグに入れている場合は、外に浸透しにくいため、背負った時に汚れが背中に付着しにくいでしょう。
防水素材
防水素材を使っているZATドライバッグに、シャワーの水を30秒ほどかけて機能を確かめました。
水が流れるように落ち、生地に浸透している様子はありません。
近くで見てみると、水分が玉状になって弾かれていました。
ZATドライバッグに入れていた、灰色の衣類を見てみると…。
水気はどこにもなく、しっかり防水されていたのが分かりました。ZATドライバッグは完全防水ではありませんが、嵐の中でも耐えられそうなスペックがありますね。
ZATドライバッグの開閉口は、生地を巻いて閉じる特殊なタイプ。マジックテープで留めます。
開閉口のマジックテープ
生地を一周巻いて閉じるので、水が侵入しにくいのでしょう。
防水テストをして気になったのは、ループ部分は水で濡れてしまうこと。
上部のループ
下部のループ
ZATドライバッグに防水機能があるのは間違いありませんが、過剰に濡らしてしまう状況は避けたほうがいいでしょう。
丸洗いOK
防水素材を使っているZATドライバッグは、内側も外側もバッグごと水洗いできます。
シャワーを使って、ZATドライバッグを丸洗いしてみました。ショルダーベルトを外すと洗いやすいですよ。
中性洗剤を使い、手洗いしました。
洗い終わったら、ZATドライバッグをバサバサと振って水気を落とします。後は、タオルなどで拭き取れば、きれいに洗剤と水気がなくなりました。
洗いたてや濡れたままのZATドライバッグは、摩擦によって色移りする可能性があるため、陰干しで自然乾燥させてから使うのがおすすめです。
バッグ自体を丸洗いできるので、ハードに使い回せそうですね。
着脱できるショルダーベルト
ZATドライバッグに付いているショルダーベルトは、自由に着脱ができます。
背負う時は、ショルダーベルトを上部と下部のホルダーにつなげてください。
バッグタイプ
手持ちの場合はショルダーベルトを外すか、ショルダーベルトの下部をフロント部分のホルダーまでつなげると、邪魔になりません。
手持ちバッグタイプ
ショルダーベルトの着脱は簡単なので、洗濯をしたり背負う必要がなかったりする時に便利ですね。
ショルダーベルトとバッグ
ショルダーベルトにはクッションが付いていました。肩の負担を軽減してくれることでしょう。
ショルダーベルト
ZATドライバッグは背負うタイプと手持ちタイプの2WAYで楽しめるバッグですね。
ワークマンのドライバッグ ZATドライバッグを使ってみた
ZATドライバッグは、アウトドアやスポーツ用品を入れるのに便利なバッグ。
どのくらいの容量があるのか、道具を入れてみたところ…。
・トレッキングシューズ(27cm)1足
・ウインドブレーカー1着
・ハーフパンツ1本
・スパッツ1本
・水筒(1.5ℓ)1個
・靴下1足
・肌着1枚
・下着1枚
・フェイスタオル1枚
・ビニール袋2枚
靴や上着、タオルやインナー類など多くの種類がありましたが、きれいに入りました。
バッグ本体以外に収納ポケットがないので、荷物の取り出しは不便です。開閉箇所は上部のマジックテープだけなので、貴重品を入れるのも向いていないでしょう。
ですが、レジャー用品をガバっと入れて持ち運ぶには最適ですね。
道具を入れた状態で、ZATドライバッグを身につけてみました。
ZATドライバッグはスポーティな見た目なので、アウトドアコーディネートと合いそうです。
ワークマンのドライバッグ ZATドライバッグの気になったところ
ZATドライバッグを使ってみて、気になったのは次の2点。
・ポケットがない。
・マジックテープの粘着力が弱い。
本体以外に収納できるスペースがありません。スマートフォン、財布、ポーチ、貴重品といった小物を本体に入れると、取り出しにくく不便でした。
開閉口を留めるマジックテープの粘着力は、強いとはいえないほど。自然とマジックテープがはがれることはないでしょうが、少しだけ不安が残ります。
いい意味で雑に扱える道具の持ち運び用に、ZATドライバッグはいいでしょう。
ワークマンのドライバッグ アウトドアレジャーにちょうどいい機能性
ワークマンのZATドライバッグは、本体以外に収納スペースがないので、旅行や出張、普段使いのバッグには適していません。
ですが、丸洗いOK、防水素材など耐久性に優れていることから、雨や泥で汚れることの多いアウトドアレジャー用品を持ち運ぶのに便利です。
ランニング用の道具、キャンプギア、釣り用品など、汚れを気にせずバッグインして、快適なレジャー時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ワークマンはドライバッグ以外にも、機能的なバッグを多く扱っています。おすすめのリュックをまとめた記事があるので、気になる人は見てくださいね。
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[文・構成/grape編集部]