【『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第4話感想】とんでも展開!?“江戸係長”古田新太がまさかの退場 今後の展開予想あり
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ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。
「犯人は誰?動機はなんだろう?」と刑事ドラマ特有の疑問を抱かせる前半から、いつもどんでん返しが繰り広げられるテレビ朝日系木曜ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』。
元体育教師という異色の経歴を持つ刑事・仲井戸豪太(桐谷健太)が個性豊かな同僚の刑事と検事に加え、一風変わった判事(裁判官)と事件を解決に導く、緊迫感あふれるサスペンスとユーモアが交差する大人の群像劇である。
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第4話は餃子泥棒事件
無人の餃子店に目出し帽をかぶった3人組が侵入し、冷凍餃子126パックを盗んだ上、鉢合わせになった女性を突き飛ばして逃走した事件の捜査が始まった。
強行犯係の仲井戸豪太(桐谷健太)らは、盗まれた餃子がフリマアプリに出品されていることを突き止め、出品者が大学生の三鷹蒼(濱田龍臣)であることを発見する。
しかし、三鷹はアカウントが乗っ取られたと主張し、関与を否定。
更に、三鷹とボイスチャットをしていた女子高生が、係長である江戸一(古田新太)の娘である陽葵(飯沼愛)だと判明する。
陽葵がアリバイ工作に関わっているのではないかと疑惑が深まり、検察チームも苦戦を強いられる事態に発展する。
江戸係長が下した決断
陽葵の疑惑も晴れ、無事に事件は解決した。
父親含め多くの刑事に疑われていた陽葵は事情聴取の際、「人を疑うのが仕事なんでしょ。何言ったって信じてくれないんでしょ」と悲しさと怒りをあらわにしていた。
そのこともあり、係長は陽葵を疑ってしまったことを謝罪。真剣に謝る父に、「わかってるよ」というように、うなずく陽葵。
冒頭はあまり仲が良好でない親子だと匂わされていたが、陽葵には、『刑事=疑って信じてくれない』という考えがあったのかもしれない。
陽葵はもしかしたら、これまで何度もそのような思いをしてきたのだろう。
でも彼女ももう高校生だ。今回は係長の仕事も理解している。その上での、うなずきに思えた。
しかし、横から「仕方ないんだよ、刑事さんだから」と後押しをする仲井戸を差し置いて、係長は「お父さんはもう、刑事をやめるよ。刑事をやめてパン屋さんになる」と告げる。
「ええ~~~!??」と驚きを隠せない仲井戸だったが、これは視聴者も同じく。
陽葵も刑事という仕事を理解してくれて、定年退職まであと少し。まさか係長がここでやめる決断をするとは予想もしなかった展開。
SNSでは「本当にさよならだったとは」「係長があっさり辞めてしまったのには驚いたわ」「古田新太は退場!?」「え?パン職人に転職!?」との驚きと寂しさの声が多く上がっていた。
まだやり直せる、親子の絆
刑事をやめるという決断は係長の『けじめ』だったのだと思う。
係長はこの事件を通して、自身が陽葵にどんな対応をしてきたのか、改めて認識したのだろう。
これまで寂しい思いをさせてしまった分、これからは陽葵のために時間を使いたい。退職後にパン店を開くという選択からも、その思いが伝わってくる。
ラストのシーンでは、楽しそうに親子並んでパンを売る表情がとても印象的であった。
係長の退職は寂しいが、あの笑顔を見れたことで、彼の選択は間違っていなかったんだと思うことができた。
今回は事件に絡めて親子の絆を描いた良回だったといえる。
今後どうなる!?仲井戸の活躍に期待
ベテラン刑事だった係長がいなくなってしまったことには不安もある。
これまでの事件もトントン拍子に進む中、係長だけが「違和感がある」と言って捜査を深堀し、まったく別の犯人が逮捕されたケースもあった。
係長が抜けたいま、横浜みなとみらい署は中堅と若手のみ。係長の後釜には誰が来るのか?期待できるのは新キャラの登場。
しかし個人的には、もっと主人公である仲井戸に活躍してほしいという想いもある。
係長がいなくなった分、横浜みなとみらい署を引っ張っていかなければと仲井戸の意識も変わるかもしれない。
これまでは、熱血すぎる故にちょっとポンコツな部分も見えていた彼の今後の活躍に期待である。
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[文・構成/grape編集部]