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ジャニーズ事務所が会見で社名変更を発表 新会社の名称はファンからの公募で決定

By - grape編集部  公開:  更新:

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株式会社ジャニーズ事務所(以下、ジャニーズ事務所)が、故・ジャニー喜多川氏による性被害問題に関して、2023年10月2日に東京都内で記者会見を実施。

会見では、同社の社長を務める東山紀之さん、株式会社ジャニーズアイランドの代表取締役社長である、井ノ原快彦さん、弁護士の木目田裕さん、チーフコンプライアンスオフィサー(CCO)として外部招聘(しょうへい)された山田将之弁護士が登壇しました。

ジャニーズ事務所が社名を『SMILE-UP.』に変更

会見冒頭、東山さんは「被害に遭われた方々、今も苦しんでいる方々にお詫びを申し上げます」と、被害者に向けて謝罪。

ジャニーズ事務所の社名を同月17日に『SMILE-UP.』(スマイルアップ)に変更すると発表。被害者への補償業務のみを行い、将来的に廃業する方針と述べました。

社名変更について、東山さんはこう話しています。

前回の会見で社名を残すと申しましたが、再出発とはどのようなものかを考えてきました。そこで、現在のジャニーズ事務所の社名を変更します。

再発防止と被害者への救済、心のケアに時間がかかっても最後までまっとうさせていただきたいと思います。

また、被害補償の受付窓口として同年9月13日付で3名の弁護士から構成される被害者救済委員会を設置したことを報告。

同月30日までに478人の申し出があり、そのうち補償を求める325人に対して同年11月から補償をスタートしていくと発表しました。

新社名である『SMILE-UP.』については、2020年に立ち上げた社会貢献・支援活動プロジェクト『Johnny’s Smile Up ! Project』にちなんだものだといい、東山さんは「被害に遭われた方の補償を少しでも早く進めていくのが社会的責任だと考えています」と再出発への決意を表明しています。

マネジメント業務を担う新会社を設立

また、マネジメント業務を担う新会社を設立することも発表。所属タレントはエージェント契約を結んで活動するといいます。

新会社について、井ノ原さんは、ファンへの感謝の気持ちを伝えた上で「ファンのみなさんと改めて二人三脚で進んで行くべきだと考えています」とコメント。名称は、ファンクラブからの公募で決めていく方針だと話しました。

同会見では、井ノ原さんのファンに寄り添った発言も話題になっています。

新会社の社長は東山さん、副社長には井ノ原さんがそれぞれ就任する予定で、藤島ジュリー景子さんは一切出資を行わず、取締役にも入らないとのことです。

社名変更と新会社の設立で、再出発を誓ったジャニーズ事務所。今後動向について注視していきたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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