grape [グレイプ] lifestyle

スマートレターとは? 送れるものやレターパックとの違いを解説

By - COLLY  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

※写真はイメージ

日本郵便が提供している発送サービスといえば、『ゆうパック』や『レターパック』を思い浮かべる人も多いでしょう。では、『ゆうパック』や『レターパック』よりも安価で手軽に発送できる『スマートレター』というサービスを知っていますか。

この記事では、『スマートレター』がどのようなサービスなのか、サイズや重量、追跡ができるかどうかまでご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

スマートレターとは?

家小物2個と緑小物と封筒2つの画像

※写真はイメージ

『スマートレター』とは、小さめのサイズの荷物を全国一律の料金で送ることができる日本郵便のサービスの1つです。契約書などの信書も送ることができるので、ビジネスでも使い勝手のよいサービスといえるでしょう。

スマートレターの料金

『スマートレター』の料金は、180円です。180円という料金は、荷物の大きさや重さ、配達距離などによって変わることはなく、全国一律になっています。中身やサイズ、発送する距離によって料金が変動するわけではないので、その点では安心して送ることができそうですね。

スマートレターで送れるサイズ

『スマートレター』で送れるサイズは、A5サイズと同等の25cm×17cmまでです。また、厚さ2cmまで、重量1kgまで、という制限も。『レターパック』や『ゆうパック』などと違い、薄くて軽い比較的小物の発送に適していることが分かります。

サイズ感でいえば、CDやDVD、携帯アクセサリーやハンカチ、さらには文庫本などを送ることができます。フリマやオークションでよく出品される、ファッション雑貨やインテリアなどの発送にも『スマートレター』が利用しやすいといえるでしょう。

配達日数はどれくらいかかる?

手軽に発送できる『スマートレター』ですが、配達にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。『スマートレター』の配達日数は日本郵便のウェブサイトでも具体的な配達日数は明言されておらず、どれくらいの日数で配達されるかは確認できません。

しかし、一般的には、普通郵便と同じくらいの日数で届くことが多いようです。

普通郵便と同じくらいの配達日数といわれる理由は、『スマートレター』が普通郵便と同様に、土日祝日の配達が行われないからでしょう。休日の配送がされないため、金曜日に発送した場合は、通常より配達日数が長くかかる可能性が高いです。

また、『スマートレター』は速達などのオプションサービスを付加することもできません。追跡サービスも利用できないので、万が一紛失されてしまったら困るものなどは送らないほうが安心です。

スマートレターで送れるもの・送れないもの

『スマートレター』は、CDや薄手のファッション雑貨、文庫本など、規定のサイズ内に収まるものであれば基本的には発送可能です。また、『スマートレター』は契約書などの信書も送ることができるサービスです。

日本郵便が提供しているサービスである『クリックポスト』では信書を送ることができないので、その点は『スマートレター』のほうが使い勝手がよいといえるでしょう。反対に、『スマートレター』で送ることができないものは以下の通りです。

  • 現金
  • 貴金属などの貴重品
  • 爆発物・毒劇物などの危険物など

『スマートレター』では配達中の事故による損害賠償はできず、また、追跡もできないので、『スマートレター』で荷物を発送する場合はその点も注意しましょう。

レターパックと何が違うの?

『スマートレター』と似ている日本郵便のサービスに『レターパック』がありますが、その違いは何でしょうか。『スマートレター』と『レターパック』の共通点は主に以下の3つです。

【レターパックとの共通点】

  • ポストに投函して発送できること。
  • 規定のサイズ内であれば料金が全国一律であること。
  • 切手が不要。

『スマートレター』も『レターパック』も、近くのポストに投函するだけで発送可能という手軽さが一致しています。さらに、荷物や発送距離に関わらず全国一律の発送料金という分かりやすさも、『スマートレター』と『レターパック』で共通しているでしょう。

また、『スマートレター』には『レターパック』のように切手を貼る箇所がなく、封筒と別で切手を購入する必要はありません。しかし、その反対に『レターパック』と異なる点は以下です。

【レターパックと異なる点】

  • 『スマートレター』は追跡ができない。
  • 『スマートレター』はA5サイズのものまで。(『レターパック』はA4サイズのものまで対応)
  • 『スマートレター』は重量制限が1kg。(『レターパック』は4kgまで対応)

『スマートレター』は全体的に『レターパック』よりもサイズが小さく、重量が軽いものという制限があり、小物やちょっとした荷物・プレゼントを贈る場合に適しているサービスといえます。

スマートレターはコンビニでも買える?

コンビニの陳列棚の画像

※写真はイメージ

ここまで、『スマートレター』の概要について紹介してきましたが、『スマートレター』で荷物を送りたい場合、どこで買えるのかも気になるところ。

『スマートレター』は、全国の郵便局だけでなくコンビニでも購入可能です。一般的に、『スマートレター』が購入できるコンビニエンスストアは以下を参照してください。

  • ローソン
  • 100円ローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • デイリーヤマザキ(一部店舗)
  • セブン-イレブン(一部店舗)
  • ファミリーマート(一部店舗)

一部の店舗でしか取り扱っていない場合があるので、取り扱いがあるかどうかは事前に店舗に確認すると安心です。『レターパック』などと同じく、近くのコンビニで購入できるのはありがたいですね。

スマートレターは追跡可能?

郵便バイクの画像

※写真はイメージ

荷物を発送する時に気になるのが、追跡ができるかどうか。特に、フリマやオークションで売れた荷物を発送する場合は、相手にきちんと届いているか把握するためにも、追跡できる発送方法を選びたいと考える人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、『スマートレター』は追跡ができません。普通郵便と同様に、ポストへ投函した後などの発送後は、配達の進捗を確認することができなくなります。

そのため、フリマやオークションなどの発送時、荷物がきちんと相手に届いているか確認したいという人には、『スマートレター』での発送はあまりおすすめできません。

途中で紛失されると困るものの発送は、『レターパック』などの『スマートレター』以外の発送方法に切り替えたほうがよいかもしれません。

スマートレターはコンビニで買える小物向けの発送方法

A5サイズほどの小さい荷物の発送に最適な『スマートレター』。サイズ内に収まれば全国一律の価格で発送でき、また、『スマートレター』自体はコンビニでも購入できます。ポスト投函ができる気軽さもありますが、追跡ができない点は要注意です。

安価で発送できるので、フリマやオークションなどで売れた小物の発送にはぜひ利用したいですね。

※2024年5月現在の情報です。公開から時間が経っている場合は、一部情報が変更されている可能性があります。ご了承ください。


[文・構成/grape編集部]

Share Post LINE はてな コメント

page
top