クリックポストの配送方法とは? 追跡方法や補償の有無をご紹介
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大手の通販サイトと並んで利用率の高いフリマアプリやオークションサイト。そこで意外と面倒なのが、発送方法です。
この記事では、安価で手軽に発送できる日本郵便の『クリックポスト』をご紹介します。
クリックポストとは
※写真はイメージ
クリックポストは、運賃の支払いや宛名ラベルの作成が自宅で簡単にできる配送サービスです。
同じ日本郵便の『ゆうパック』などとは異なり、ポストから気軽に発送できるので、荷物の内容によってはクリックポストを活用したほうが手間も少なく手軽に送れます。
適した荷物
クリックポストでの発送が適した荷物は『薄い』『軽量』という特徴があります。日本郵便のウェブサイトによると、クリックポストで送れる荷物は以下の通りです。
なおいくら薄くて軽量だからといっても、クリックポストでは以下のものは発送できないので気を付けましょう。
サイズ
日本郵便のウェブサイトによると、クリックポストで発送できる荷物のサイズおよび重量は以下の通りです。
長さ:14cm~34cm
幅:9cm~25cm
厚さ:3cm以内
重量:1kg以内
サイズオーバーになると引き受けてもらえず、差出人の元へ帰ってくることもあるので、サイズの指定は守るようにしましょう。
衣類を送る場合は100円ショップで販売している圧縮袋を活用し、厚みや大きさを抑えるといった工夫をするのもおすすめです。
料金
日本郵便のウェブサイトによると、クリックポストの配送料金は全国一律で185円です。既定のサイズ内に収まっていれば一律の金額なので、発送のたびに郵便局の窓口へ行って重さなどを測ってもらう必要がないのは手軽ですよね。
ただし、料金の支払いには、『Yahoo!ウォレット』または『Amazon Pay』を使用するため、支払いの前にアカウントを作成する必要があります。
クリックポストは追跡できる
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結論からお伝えすると、クリックポストは追跡可能です。低価格で気軽に送れるうえ、追跡も可能というのは、フリマアプリなどを活用している人にとっては助かる面ではないでしょうか。
クリックポストの追跡番号はどれ?
クリックポストの追跡番号は、宛名ラベルに記載されているバーコード下部に載っています。aとaで挟まれた12桁の数字がクリックポストの追跡番号です。この追跡番号を日本郵便の郵便追跡サービスで検索すると、荷物の追跡を行えます。
クリックポストの追跡番号が反映されない時
クリックポストの追跡番号の反映には数日かかる場合があります。これは、追跡番号が追跡サービス上に反映されるには、ポストから荷物を集荷したり、その後の郵便局内での荷物の引き受けなどの作業を経たりする必要があるからです。
そのため、ポストに投函してすぐ追跡番号を検索しようとしても『荷物が登録されていない』という表示になることがあります。
正しく荷物を投函していればきちんと追跡番号は反映されるはずなので、荷物の追跡は投函してから数時間ほど待った後に行ってみてください。
なお荷物を投函した翌日以降でも、まだ追跡番号が反映されていない場合は何かしらのトラブル、エラーが生じている可能性があるので、荷物を投函した住所の最寄りの郵便局へ問い合わせてみましょう。
クリックポストは遅いのか 配達日数について解説
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ポストで投函できると聞くと、一般的なハガキや手紙のように、相手の元へ届くのに時間がかかるイメージを持たれる人もいるかもしれませんが、クリックポストは比較的速く届けられます。
一般的な配達日数
日本郵便のウェブサイトによると、クリックポストの配送までの日数はおおむね差出日の翌日から翌々日と記載されています。迅速に届く点は嬉しいポイントですよね。
ただし、差出時刻によってはこの通りではない可能性もあるのだとか。
ポストから荷物を集荷し引き受けるまでのタイムラグがあるからです。ポストごとに荷物が集荷される予定時刻が表示してあることも多いので、念のためポストに投函する場合は回収予定時刻も確認しておくと安心でしょう。
遠方の場合
通常では、差出日の翌日から翌々日に届けられるクリックポスト。しかし日本郵便のウェブサイトによると、お届け先が遠方や離島の場合などは、追加でさらに数日を要することもあるとのことです。
日本郵便のウェブサイトでは、『お届け日数を調べる』というページがあり、到着までの日数を確認できます。
ただし遠方や離島へ送る場合は、『お届け日数を調べる』ページで表示されたお届けまでの日数よりも数日多めに見積もっておくと安心でしょう。
場所によってどれくらい追加で配達日数が生じるかは確定できないので、遠方や離島へ送る時は、なるべく余裕を持って発送したほうがいいですね。
『クリックポスト』の送り方
写真はイメージ
『クリックポスト』で発送する場合は、以下の4ポイントを押さえましょう。
梱包する
まずは送りたい荷物を、封筒やビニール袋、段ボールなど、荷物に合わせた資材で梱包します。この時、梱包資材の厚みを含めて厚さが3cm以内に収まるように注意しましょう。
最近では100円ショップなどにも、『クリックポスト』での発送に適したサイズの梱包資材が多数用意されています。自宅に適した梱包資材がない場合は活用してみるといいでしょう。
お届け先情報を入力する
荷物の梱包が終わったら、『クリックポスト』専用サイトへログインしましょう。ここではお届け先の住所や名前、連絡先などを入力します。つまり、ウェブ上で送り状の作成をするということです。
『クリックポスト』に限らずいえることですが、住所の入力に誤りがある場合は発送できないこともあるので、入力後の確認は怠らないようにしましょう。
支払い手続きを行う
次に支払い手続きを行います。このタイミングで、先述した『Yahoo! JAPAN ID』または『Amazonアカウント』の取得と、『Yahoo!ウォレット』または『Amazon Pay』の利用登録が必要です。
すでにアカウントを持っている人であれば、そのままご自身のアカウントを使用して手続きを進められます。もしアカウントをお持ちでいない人はアカウントを作成しましょう。
支払いはオンライン上でクレジットカードを使って完結させるため、クレジットカードを持っていない人や現金で支払いたい人は、『クリックポスト』以外の発送方法に切り替えることをおすすめします。
宛名ラベルを印刷する
支払い手続きまで終えたら、最後に宛名ラベルを印刷しラベルを荷物に貼りましょう。ラベルはPDF形式で出力されるので、ラベルを自宅のプリンターで印刷します。印刷したラベルを荷物に貼り終えたら発送準備は完了です。
ラベルを貼った荷物は、ポストやお近くの郵便局窓口へ持ち込んで発送しましょう。『クリックポスト』のサイズの指定に長さ1cm、幅9cmの下限が設定されているのは、このラベルを貼るスペースが必要だからです。
『クリックポスト』の補償
※写真はイメージ
手軽で安価に発送できる『クリックポスト』ですが、その気軽さと引き換えに、配送時の補償がないのが最大のデメリットといえるでしょう。
補償がないため、配達途中での紛失や破損、汚損などのトラブルがあった場合でも、損害賠償はしてもらえないので注意が必要です。
ただし、明らかに郵便局側の不手際によって紛失、破損、汚損などが発生したと認められる場合は、運賃ぶんのみ返金対応をしてもらえます。
『クリックポスト』は追跡が可能
フリマアプリでの発送でも便利な『クリックポスト』。発送が簡単なうえに追跡も可能なので、発送する側も受け取る側も安心して取引ができる点が魅力です。ポスト投函もできるので、ぜひ活用していきたいですね。
※この記事は、日本郵便のウェブサイトを参照にしています。公開から時間が経っている場合は、一部情報が変更されている可能性があります。ご了承ください。
[文・構成/grape編集部]