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ペットボトル入り清涼飲料水 賞味期限は一体いつ? 「そう見るとは…」

By - COLLY  公開:  更新:

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ペットボトルに入った水

※写真はイメージ

ペットボトル飲み物の賞味期限を確認すると『年月』しか表示されておらず、「何日まで飲めるのかな」と不安に感じたことはありませんか。

年月表示の賞味期限の具体的な日付と、年月表示にしている理由を紹介します。

年月表示の清涼飲料水は何日まで飲めるのか

買っておいた清涼飲料水を飲む時や、もしもの時のために買い置きしておく時に気になるのは『賞味期限』ですよね。

清涼飲料水の賞味期限は、キャップの周りや缶の底、側面などに記載されており、『2025年1月』と年月表示されているものがあります。このように表示されていると「2025年1月の何日まで飲めるの?」と思う人もいるでしょう。

飲料メーカーである『サントリー』の公式サイトでは以下のように解説されています。

清涼飲料水の賞味期限が「2025年1月」となっている商品は、「2025年1月31日(末日)」まで美味しくお飲みいただけます。

サントリー ーより引用

つまり、記載月いっぱいまでが賞味期限ということですね。

負担軽減・廃棄量削減の効果がある

小売店へ納品する場合、長年、賞味期限の日付が前回納入した商品と同じか、それよりも新しいものでないと受け入れられないという商習慣があります。賞味期限が年月日で表示されている場合、メーカーや卸業者は1日単位で細かく在庫管理する必要があります。

年月表示にすることで、そういった管理のわずらわしさが軽減され、商品ごとの賞味期限の日付によって細かく並べ直す手間も省けるでしょう。

『3分の1ルール』による廃棄を減らせる

また、食品ロスを生み出してしまっている要因の1つとして『3分の1ルール』という慣習もあります。

これは法律で定められているものではなく、食品メーカーとスーパーや百貨店などの小売店の間で、賞味期限をしっかり確保して店頭に新鮮で安全な商品を並べるために決められた商習慣です。

例えば賞味期限が6か月の商品の場合、製造日から2か月以内に卸売業者から小売店に納品し、小売店が店頭で販売できるのは賞味期限の2か月前までといったルールです。

このルールがあることで、商品が製造日から2か月過ぎた場合、小売店へ出荷することができないため、メーカーへ返品され廃棄しなければならなくなるのです。しかし、表示を年月日から年月にすることで、商品到着の遅れによる返品や廃棄の削減につながります。

清涼飲料水の賞味期限について解説しました。年月表示の場合は、記載月の末日までが賞味期限ということが分かりました。せっかく買った飲み物を無駄にしないように賞味期限をしっかりと確認して新鮮なうちに飲みましょう。


[文・構成/grape編集部]

ペットボトルの写真

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出典
サントリー

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