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ペットボトルに入った水の販売を禁止 世界初の取り組みに称賛の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

・思い切った施策。
・世界に広まるべき行動。

アメリカのサンフランシスコ国際空港で開始された世界初の取り組みに絶賛の声が上がっています。

ペットボトルに入った飲料水の販売を禁止

サンフランシスコ国際空港では、2019年8月20日からペットボトルに入った飲料水の販売を禁止することを発表。

空港内には100箇所近くの給水所が設置され、タンブラーなどの『マイボトル』を持参した人が利用しやすくなっているといいます。

狙いは、もちろんペットボトルといったプラスチック製品の削減。販売そのものを禁止することで、大幅な削減が期待されます。

サンフランシスコ国際空港の取り組みはアメリカ現地メディアでも大きく取り上げられ、CBSでは同空港の広報担当者、ダグ・ヤケル氏のコメントを交えて紹介しています。

「私たちの取り組みが、いま以上に広まることを願っています。お茶や、ジュース、炭酸水の代わりはまだ多くありません。しかし、時間とともに変わっていくことでしょう」と語るダグ・ヤケル氏。

現在、この取り組みはサンフランシスコ国際空港にのみ適用され、空港に出入りする航空会社には適用されません。

ペットボトルに入った飲料水の販売を禁止するのはサンフランシスコ国際空港が初めてのことですが、ほかの空港や航空会社にも同様の取り組みが広まることが望まれています。

CBS ーより引用(和訳)

2019年8月22日時点で、禁止されているのはペットボトルに入ったの飲料水のみ。給水所も飲料水にのみ対応しています。

しかし、お茶や炭酸水な、給水所で出てくるドリンクの種類の幅が広がれば、普及率もより上がることでしょう。

なお、店頭で現時点で販売されているペットボトルに入ったの飲料水は、廃棄されるわけではなく、在庫分の販売は続けるとのこと。

その後、ガラスのボトルやアルミボトルに入った飲料水に変更していく予定だそうです。

プラスチック製品が地球に及ぼす影響は深刻で、世界中が改善に向けて動いています。もちろん、日本も例外ではありません。

今回のサンフランシスコ国際空港の取り組みが成功を納めれば、いま以上に注目を集め、取り組み自体も広まっていくことでしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
CBS

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