駐車していた車に戻ったら? 車内にいた『乗客』にびっくり!
公開: 更新:
![タカの写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105484_main.jpg)
![柴犬の写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105305_main01-768x576.jpg)
水たまりで動けなくなった柴犬 飼い主に救助される様子に「顔ー!」2匹の柴犬と暮らしている、飼い主(@takechiyo_shiba)さん。Xでは、自然豊かな里山を散歩する愛犬の様子を投稿しており、見る人を癒しています。 ある日、散歩中に起きたハプニングを収めた1枚が話題になりました。
![犬の写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105322_main01-768x576.jpg)
飼い主「これで生後9か月の子犬です」 10万人が目を疑った1枚がこちら!「誰も信じてくれないんですが、これで生後9か月の子犬です」とコメントを添えて、2匹の愛犬と暮らす飼い主(@chouchou_the_g)さんがXに投稿した写真に、10万件を超える『いいね』が集まっています。「こりゃ驚いた」「これで子犬!?」などの声が上がった1枚をご覧ください。
アメリカのペンシルベニア州で、デイヴさんという男性がカヤックを楽しんでいました。
カヤックを満喫した後、彼が車に戻ると、誰もいないはずのトラックの荷台に『乗客』が待っていたのです。
その乗客とは…アカオノスリの子供!成長すると全長が50cm以上にもなるタカ科の大きな鳥です。
子供とはいえ、アカオノスリを見たデイヴさんはびっくり。
どうしたらいいか分からない彼は、トラックのテールゲートと幌(ほろ)を開けたままにして、アカオノスリが飛んで行くのを待つことにしました。
しかし数時間待っても、アカオノスリはその場から動かなかったのだそう。
困った彼は、野鳥の保護施設『レイブン・リッジ・ワイルドライスセンター』に助けを求めます。
偶然にも、施設の捕獲輸送ボランティアのミシェルさんが、デイヴさんがいる場所の近くにいたのだとか。
こうして、ミシェルさんによってアカオノスリは安全に保護されたのです。
『レイブン・リッジ・ワイルドライスセンター』の投稿によると、この時期は多くのタカの赤ちゃんが飛び方や狩りの仕方など、生き残る方法を学ぶのだそう。
しかし、学び始めて1年目のタカのほとんどは狩りに苦戦したり、道に迷ったり、家族とはぐれたりするといいます。
そのため、幼いアカオノスリの約80%が1年目で命を落とすのだそうです。
デイヴさんのトラックで見つかったアカオノスリは、脱水症状を起こして体重も少なかったとのこと。
おそらく、狩りがうまくいかずに苦しんでいたのでしょう。
この投稿には「すごくいい話」「デイヴさんとミシェルさん、ありがとう」「この鳥が生きるチャンスをもらえてよかった」などの声が上がりました。
保護された後、アカオノスリは順調に回復して、野生に戻せるくらい体力がついたということです。
見慣れた小さな鳥ならまだしも、こんなに大きな鳥が車に入ってきたら驚いて当然でしょう。
そこでパニックになって、アカオノスリを乱暴に追い出さずに、施設に連絡したデイヴさんの行動は素晴らしいですね。
助けてもらったアカオノスリの子供が、過酷な野生でたくましく生き抜いていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]