「なんでハッカ味が入ってるの?」 サクマドロップス側の回答に「マジか」「勘違いしてた」
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日本を代表するアメといえば、四角い缶の中に色とりどりのアメが入ったものを思い浮かべる人がほとんどでしょう。
実は、サクマ製菓株式会社(以下、サクマ製菓)が製造する『サクマドロップス』と、佐久間製菓株式会社が製造する『サクマ式ドロップス』は別商品です。
※写真はイメージ
太平洋戦争後の1947年、サクマ製菓は旧・佐久間製菓株式会社の前社長によって創業され、佐久間製菓は別企業としてその翌年に再興。
2023年に佐久間製菓株式会社が廃業したため、2024年9月現在流通しているのは、緑色の缶が特徴的な『サクマドロップス』のみです。
『サクマドロップス』にハッカ味が入っている理由
同月13日、『サクマドロップス』を販売するサクマ製菓がXアカウントを更新。以前から消費者の間でささやかれているウワサについて、言及しました。
さまざまな味のアメが入っている、『サクマドロップス』。だからこそ、中には好みが分かれるフレーバーも含まれています。
代表的なのが、白色のハッカ味。爽快感のある味が特徴的ですが、人によっては味が合わず、除けてしまいがちなのだそうです。
フルーツの味が多い中、ハッカ味が含まれていることに対し、きっと多くの人が一度は疑問を抱いたはず。ネット上では、その理由についてさまざまな説が飛び交っていました。
サクマ製菓「社内でも諸説ありますが…」
ある日、サクマ製菓が目にしたのは、消費者による「ハッカは香りが強く、ほかのフレーバーの匂いが混ざり合わない効果があるため」という説。
X上で拡散され、その説が注目されていたこともあり、ハッカ味が入っている理由についてこのように言及しました。
『サクマドロップス』の製造が再開されたのは、今からおよそ75年前。そのためか、フレーバー選びについての正式な資料は残されていないようです。
その上で、同社は代表的な3つの説を紹介。どれが正しいかは分からないものの、その中に『ハッカは匂いを調和する』という理由はなかったといいます。
確かに好みは分かれるものの、ハッカをはじめとする爽快感のある味わいは、日本人から長年親しまれています。シンプルに『ハッカ味が人気だった』という理由だったのかもしれませんね。
多くの人が抱いていた『長年の謎』に、ネットからは驚く声や納得する声が続出。「マジか、匂いの調和だと思っていたのに…」や「会社側も理由を知らなかったとは!」といったコメントが寄せられました。
これら複数の説を知った上で、ハッカ味を口にしたら、今までとは異なる楽しみ方ができるかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]