いつもお土産を置いている場所を変えてみたら? 社員の反応がこちら
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帰省をしたり、旅行に行ったりすると、現地のお土産を職場に買って帰ることがあるでしょう。
一人ひとりに手渡しではなく、休憩スペースなどにお土産を置いて自由に取ってもらうという職場が多いかもしれません。
grapeのオフィスでも、定番のお土産置き場があり、そこから自由に取っていいルールです。
筆者が入社をした7年ほど前から、お土産置き場は給茶機の横が定番のgrape。
しかし、本当にその場所が一番最適なのでしょうか。
夏休みや年末年始は帰省の時期。お土産もたまることでしょう。
そこで、社会人の自由研究として、お土産がすぐに売り切れる最適な場所はどこなのか検証をしてみることにしました。
お土産どこに置くのがベスト?検証してみた
2025年8月15日、この日出社している社員は25名ほど。
4か所に同一種のお土産を置いて、検証をしてみることにしました。
お土産は、誰でも手に取ってもらいやすい定番のお土産『鳩サブレー』の8枚入りをチョイス。
1人1枚取れば、ほぼ配り切れるでしょう。
多くの会議が終わり、お腹が空いてくる12:30に検証スタートです。
社員で検証した結果、人気のお土産置き場は…
『鳩サブレー』を置いた場所は、定番の給茶機の横のほか、休憩室、コピー機の横、エントランスのドア横の4か所。
付箋に『ご自由にどうぞ!』と書いて、自由に取ってもらいます。
設置完了とともに、まず最初に社員が手に取ったのは、やはり定番の給茶機の横。
すると、1人の社員が『鳩サブレー』を持っていることに気付いた別の社員たちがぞろぞろとやってきました。
ほかの場所にある『鳩サブレー』には目もくれず、給茶機の横に集まる社員たち。
なぜここから取ったのか聞いてみると「『お菓子がある』と聞いたら、ここだから」と、迷うことなく定番の場所に来たようです。
しばらく余るかと思いきや、なんと設置から3分で完売!
すると、『鳩サブレー』がないことに気付いた社員が、近くの休憩室にも置いてあるのを見つけ、次は休憩室の『鳩サブレー』が売れ始めました。
コピー機の横や、エントランスのドア横といった人通りのあるところに置いているにもかかわらず、お土産が見慣れない場所には手を伸ばさないようです。
中には、普段お土産が置いていない場所にあることを不審がる社員も…。
「これ、味とか違うんですか」と、なぜいろいろな場所に『鳩サブレー』が仕掛けられているのかを不思議がる人もいました。
約30分が経過し様子を見てみると、コピー機の横と、エントランスのドア横は残り7枚。
休憩室にある『鳩サブレー』は残り1枚という結果でした。
さらに30分後、検証から1時間経つと休憩室の『鳩サブレー』は完売!
残るは、コピー機の横と、エントランスのドア横というニッチな場所が残りました。
検証開始から4時間半。
ほとんどの人が手に取ったのか、数が減らなくなってきました。
ここで作戦を変更。一番最初になくなった給茶機に、宣伝を貼ることにしました。
すると、給茶機から近い、コピー機の横に置いた『鳩サブレー』の枚数が徐々に減少。
宣伝の結果、検証開始から5時間でようやくコピー機の横の『鳩サブレー』が完売しました。
やはり、お土産の定番場所であり、多くの人が一度止まる給茶機周辺の影響力の強さを感じます。
お土産置き場の検証結果
検証の結果、お土産は定番ポジションに置くのがいいということが分かりました。
4か所に置いたことで、お土産は定番ポジションから、近い順になくなっていくことが判明。
特に給茶機は、お茶が注がれる間、その場で立ち止まっていることもありお菓子を吟味しやすいのでしょう。お茶と一緒にお菓子をデスクに持っていくのにも最適です。
お土産を置く定番ポジションになった理由が、よく分かります。
反対に、お土産の個数が少なくて、すぐになくなってしまうのを防ぎたい場合は、いつもの定番ポジションから離した場所に置くと、減るスピードが遅く、さらに特別感を味わえるかもしれません。
職場にお土産を置く時は、多くの人に早く取ってもらいたいか、それともレア感を味わってもらいたいかで場所を変更してみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]