アシックスの格安ランニングシューズがやばい 運動初心者が履いた結果
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最近、運動が足りていない…。
きっとそう感じている人は多くいるでしょう。かくいう筆者もその一人。
とはいえ、いきなりハードな運動をするのもきつそうなので、まずはウォーキングやランニング程度から始めようとランニングシューズを探しました。
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思ったよりも安く買えることに驚きましたが、いくら有名メーカーといえど「安かろう悪かろう」にならないかが心配です。
今回は『ASICS(アシックス)』の『JOLT4(ジョルト4)』というランニングシューズを購入してみました。
どのような特徴があって、どのような履き心地なのかなど、さまざまな情報をご紹介します。これから運動を始めたいと考えいている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
アシックスのジョルト4ってどんな靴? 人気の理由は?
アシックスといえば、日本の総合スポーツ用品メーカーとして老舗のブランドです。
そんなところが出しているランニングシューズとなれば、高そうなイメージがありますが、なんと公式販売でも税込み5500円。Amazonで探せば、それ以下の値段で購入することもできます。
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一般的なランニングシューズが、1万円前後することを考えると格安といえるでしょう。
とはいえ、先述したように安くても性能が悪くては意味がありません。
実際に筆者が履いてみた感想がこちらです。
・コスパ ★★★★☆ 全体的に性能が高く、格安シューズとは思えない。
・クッション性 ★★★★☆ インソールもミッドソールも柔らかい。
・軽さ ★★★☆☆ 260gなので平均的な重さ。
・走りやすさ ★★★★☆ つま先のクッションが薄く前進しやすい。
・疲れにくさ ★★★☆☆ ランニング、ウォーキングにも使える。
・ファッション性 ★★★☆☆ 普段履きにも使用できるデザイン。
格安ランニングシューズにもかかわらず、クッション性はしっかりとしており、屈曲性もあるので初心者でも走りやすいシューズ。
デザインもシンプルなので、ランニングシューズとしてだけでなく、普段履きにも使えます。性能的にウォーキングシューズとして使用しても問題はないでしょう。
これで5000円もしないということを考えれば、コスパ抜群のランニングシューズといえそうです。
それでは、アシックスのジョルト4を細かく見ていきましょう。
アシックスのジョルト4ってどんな靴?
ジョルト4は、アシックスの中でも入門者向けのランニングシューズ。2024年2月現在、ジョルトシリーズで最新のバージョンです。
最近のランニングシューズによくみられる、厚めのミッドソールを備えており、クッション性はよさそうに見えます。
アッパーはメッシュ素材を多用しているため軽く、通気性もよさそうです。
シンプルなデザインなので、無難なカラーなら通勤通学で使用しても問題のない見た目でしょう。
「仕事帰りにちょっと一駅分歩きたい」といった時にも履いていけそうですね。
アウトソールは硬めの部分と柔らかい部分で分かれており、横の溝もしっかりと入っていることから屈曲性も悪くありません。
見た目で一番特徴的な部分は、アキレス腱をしっかりと保護するかのようにとがったヒール部分。
触ってみると割と硬めの作りなので、カカトを支えるヒールカウンターの一部のようなものかもしれません。
ただ、個人的には「アキレス腱に当たって痛そうだな」と感じました。実際はどうなのでしょうか…。
ジョルト4のサイズ感は?
筆者は普段26.5cmの靴を履いていますが、少し余裕を持って今回はハーフサイズアップした27cmをチョイス。靴の横幅は2Eのものを選んでいます。
購入した靴のサイズを計ってみると、27cmをちょっと超えた27.4cm。少し大き目のサイズ感です。
また、横幅を計ってみると約10.2cmでした。
個体差があるので一概にはいえませんが、普段履いているサイズで購入しても余裕がありそうです。
履き方に特にこだわりがなければ、普段のサイズを注文してもよいでしょう。
ジョルト4を履いてウォーキングとランニング! 履き心地は?
履いてみるとハーフサイズアップしているおかげか、つま先や横幅にかなり余裕がありました。これなら走っていてつま先が痛くなることはないでしょう。
ちなみに、ランニングをするといっても、筆者はフルマラソンやハーフマラソンなどに参加したことはなく、ちょっとした運動として数km走る程度です。なので久しぶりの運動で、あまり無理をするわけにもいきません。
まずは慣らし程度に、ジョルト4を履いて舗装道路を3kmほど走ってみました。
ヒール部分のクッション性は悪くなく、着地時にしっかりと衝撃を吸収してくれている感覚があります。
対してつま先のほうのクッションは薄くなっているため、自然と前に足を出しやすく走りやすい形状です。
先述したように、つま先部分のアウトソールに横溝が入っているので、屈曲性も悪くありません。
また、ニューバランスやアディダスなどにも使われている『OrthoLite(オーソライト)』のインソールが入っているため、履いているだけでもフカフカとした感触。
価格の割に、かなり履き心地はいい靴といえるでしょう。
通気性がいいのも高ポイント。風が吹くと足の中が涼しく、快適に走れました。
先ほど気になっていたヒール部分は、特にアキレス腱に当たることもなく何も問題はありません。ただ、そことは別にくるぶしに縁が当たることがあるので、あまり短い靴下は履かないほうがいいでしょう。
個人的には5km程度のランニングなら、問題なく使用できそうなランニングシューズです。
本格的にランニングを始めるのではなく、ちょっと運動を始めたい程度なら必要十分な性能といえます。
実際に購入した人からは「かなりコスパがいい」「変な安物より多少高くてもその価値はある」「5000円以下のランニングシューズなら、これがベストバイ」といった声も。
確かに、筆者もこれが5000円以下で購入できることに驚きました。
ジョルト4はウォーキングにも使えるの?
問題なくランニングに使用できたジョルト4ですが、ウォーキングにも使えるものなのでしょうか。
こちらも数km程度歩いてみましたが、ランニングの衝撃に耐えられるクッション性を持つジョルト4は、ウォーキングでも柔らかい履き心地です。
ウォーキングから徐々に身体を慣らし、ランニングに移行したいと考えている人が、最初からジョルト4を履いても問題ないでしょう。
とはいえ、やはりくるぶしに縁が当たるのは変わらないので、靴下はしっかりとしたものを履いたほうが無難かもしれません。
アシックスのジョルト4ってどんな靴? まとめ
アシックスのジョルトシリーズで、最新モデルのジョルト4を履いてみましたが、その履き心地は格安ランニングシューズとは思えない物でした。
よかった点や悪かった点をまとめると、このような感じです。
よい点
・有名ブランドなのに安い。
・クッション性がしっかりとしている。
・通気性がよく快適。
・ウォーキングにも使える。
悪い点
・靴の縁がくるぶしに当たる。
・10km以上走るには心もとない。
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とりあえず手軽に運動を始めたい人には、うってつけのランニングシューズといえるでしょう。
「いつまで続けられるか心配だけど、ちゃんとした靴が欲しい」という人は、ジョルト4をチェックしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]