水中版ドローン現る!? おもちゃにしてはクオリティが高すぎる最新RC
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ラジオコントロール(以下RC)を数多く手がける株式会社 CCPから発売されている、『サブマリナーカメラ』が玩具業界のみならず、多方面から注目を集めています。
潜水艦をコントロールできるだけでなく…
サブマリナーカメラは、潜水艦型RC。手元のコントローラーで水中に沈めた潜水艦を自由自在に動かすことができます。
しかし、他のRCと違い、ドローンのようにカメラが搭載されているため、水の中の様子を動画と静止画で撮影できるという点が大きな注目を集めています。
細かいこだわりがつまっている
もはや『おもちゃ』の域を超えているようにも思えるサブマリナーカメラ。開発の際につめこまれた工夫もこだわりも、おもちゃの域をはるかに超えています。
魚とコミュニケーションがとれる!!
サブマリナーカメラの開発テーマにあげられているのが、『魚とのコミュニケーション』
前方に設置されている黒い筒状の部分には餌を入れることができるため、魚の方からサブマリナーカメラに向かってきてくれるようになっています。
普段見ることのできない視点から魚たちを見つめることができるサブマリナーカメラ、魚好きにはたまりません!!
もちろん、潜水艦の各所に魚を守る為のガードがつけられており、モーター部分も魚を巻き込まないようカバーがつけられています。
今回、サブマリナーカメラは日本最大のおもちゃ展示会『おもちゃショー』の『ハイターゲット・トイ部門』を見事受賞しており、こうした『魚とのコミュニケーション』が受賞の理由の一つではないかと、企画者の塚田さんは語っています。
電池の重量にまでこだわる
サブマリナーカメラは、単3のアルカリ乾電池2本が動力源となっています。実は、電池が『アルカリ』という点も、大きなこだわりの一つ。
乾電池には、大きく分けてアルカリとマンガン。そして最近主流になりつつある、充電式の3種類があります。
その中で、なぜアルカリ乾電池でなければならないのかというと、そこには重さが多いに関係していました。
潜水艦は水中に沈ませるものですが、かといって沈ませすぎてもいけない、重さにとても繊細な機械。
そこで関係してくるのが重さです。マンガン乾電池だと軽すぎて沈まない、かといって充電式では重すぎて沈み過ぎてしまう…。
水中を動き回らせるのにちょうどよい重さが、アルカリ乾電池の25gという重さだったというわけです。
たった5gで、そこまで影響がでるとは…知りませんでした!!
約800枚の写真が撮影可能
なお、撮影された動画や静止画は、本体に内臓されているメモリーへと保存され、付属されているアダプターでPCへとつなげば、保存も可能。
なお、メモリーの容量は256MB。動画であれば約5分間、写真であれば約800枚撮影できます。
今回紹介したサブマリナーカメラは、対象年齢が20歳以上とあり、どちらかというと大人向けのおもちゃ。
おもちゃと聞くと子供向けのイメージがあるものの、最近のおもちゃは大人も楽しめるものが数多く発売されています。
次のページでは、そんな大人のほうが大興奮できる数々のおもちゃを紹介します。