ハムスターの寿命はどのくらい?種類別の年数や長生きのコツを解説
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「ハムスターの寿命を知りたい」
「長生きさせるにはどうしたらいいのかな」
小さくてかわいらしいハムスターは屋内で飼育でき、人懐こく穏やかな性格のため、家族の一員に迎え入れようと考えている人も多いでしょう。しかし、ハムスターの寿命まで詳しく知っている人は少ないかもしれません。
今回はペットとしても人気のあるハムスターの寿命について解説し、長生きさせるコツやポイントを紹介します。寿命が近いハムスターの特徴もあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてください。
ハムスターの寿命はどれくらい?かかりやすい病気とは
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ハムスターの寿命は、種類ごとに多少の差があるものの、およそ2〜3年程度といわれています。
ギネスブックにはイギリスで4年6か月生きたハムスターの記録が残されているそうですが、このような事例は珍しく、多くは短命の傾向にあるようです。
ハムスターの年齢を人間に例えると、生後1か月で人間のおよそ7歳、6か月で25歳、生後1年では30代半ば、2年で60代〜70代にあたるといわれています。
短命の傾向にあるハムスターと一緒に過ごせる時間は、限られているといえるでしょう。
ハムスターの寿命以外の死因とは?
ハムスターには寿命が尽きる以外にも、以下のような死因があるようです。
ハムスターには適切な飼育環境が必要です。
ハムスターは、気温の変化や強い光、音、匂いが苦手といわれています。また、複数の個体を狭いケージで同時に飼育することは、小さな体に負担をかけるばかりかストレスにもなり得るでしょう。
ほかにも転落、共食いなどの事故や病気、誤飲、誤食などが多いようなので、気を付ける必要があります。
ハムスターの習性として、外敵から身を守るために不調を隠す傾向があるといわれているため、日頃からよく観察し、適切な飼育環境を整えてあげましょう。
ハムスターがかかりやすい病気
ハムスターがかかりやすい病気には、以下のようなものが考えられています。
ハムスターの病気の原因には、ストレスや不衛生な環境によるものが多いといわれています。
具体的には、目に入ったゴミ、ほこりを取るために眼球に傷を付けてかかる結膜炎や、ダニ、ストレスなどによる脱毛、かゆみなどの皮膚病などです。
また寒さに弱いハムスターは寒い環境で低体温症になりやすく、命に関わるおそれがあります。
上下の噛み合わせが悪くなることをいう『不正咬合』になったハムスターは、食事が難しくなるばかりか、口腔内や口の周りを傷付けてしまう可能性があります。
このようにハムスターがかかりやすい病気を知っておけば、症状に気付きやすく、即時に対処できるでしょう。
ハムスターの種類別の寿命と特徴
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ハムスターの寿命は一般的に2~3年ほどといわれていますが、種類によって多少の差があるようです。
ここでは代表的なハムスターの種類を紹介し、その寿命や特徴について解説します。
ジャンガリアンハムスター
ジャンガリアンハムスターは、ハムスターとしてはもっともポピュラーな品種だといわれています。
寿命は2~2年半ほどで、体長は約6〜12cm、体重は40g前後と小さい体が特徴的です。
毛並みの色はさまざまですが、性格は優しく穏やかで賢く、飼いやすいといわれています。
ゴールデンハムスター
ゴールデンハムスターも、ポピュラーな品種として知られています。
白地に茶色のまだらが入った模様の毛色で、寿命は2年半〜3年と比較的長生きの傾向にあるようです。
体長が15〜20cm、体重が100〜150gとハムスターとしてはやや大柄なのが特徴です。
穏やかで人懐こい性格のため、ハムスター初心者でも飼いやすいといわれています。
キンクマハムスター
キンクマハムスターはゴールデンハムスターの改良種で、透明がかったアプリコット色の毛色が特徴的な品種です。
寿命は2年半〜3年ほどで、ゴールデンハムスターと同様、人懐こく穏やかな性格をしています。
体長は15〜20cm、体重は85〜150gほどで、ゴールデンハムスターと同様にやや大柄なのが特徴です。
ロボロフスキーハムスター
ロボロフスキーハムスターは、ペットショップではあまり見かけない品種です。
すばしっこく臆病で神経質な個体が多く、人間にも警戒心を持ちやすい傾向があるといわれています。
ハムスターの中でも最小種とされており、体長は6〜7cm、体重は15〜40gで、寿命は2〜3年ほどのようです。
ブルーサファイアハムスター
ブルーサファイアハムスターは、ジャンガリアンハムスターを改良した品種です。
ブルーサファイアの名前にふさわしく、青みがかったグレーの毛並みが美しいことで知られています。
寿命は2〜2年半ほどで性格は人懐こいですが、中には気が強かったり臆病だったりする個体もいるものの人慣れはしやすいようです。
ハムスターの寿命が短い理由
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ハムスターの寿命は2〜3年と短い傾向にあるといわれています。寿命が短い理由としては、体が小さいことと、心拍数の高さが挙げられるようです。
例えば、寿命が長い動物として知られるゾウやカメは心拍数が低く、体への負担が少ないため、長く生きる傾向にあります。
その一方で、ハムスターの心拍数は非常に高く、エネルギー消費も激しいため、ほかの動物よりも老化が早まり、短命になってしまうようです。
家族の一員としてハムスターと過ごせる時間をより豊かで幸せなものにするために、深い愛情を注ぎ、安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。
ハムスターを長生きさせるための4つのポイント
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ハムスターと一緒に過ごせる時間を少しでも長くするためには、日々のケアと環境づくりが大切です。
ここではハムスターを長生きさせるためのポイントを4つ解説します。
こまめにケージを掃除する
ハムスターが過ごすケージは排泄物や食べカスなどで汚れやすく、雑菌が繁殖すればストレスになったり、健康に悪影響をおよぼしたりする原因にもなるでしょう。
こまめな掃除で、ケージ内を清潔に保つことが重要です。
掃除の際には掃除機を使ってはいけません。ハムスターを吸い込んでしまう可能性があります。
給水ボトルや巣箱の中にもカビが生えるおそれがあるため、チェックを欠かさず細やかに手入れしましょう。
ストレスのない環境をつくる
ハムスターが快適に過ごすには、ストレスのない環境づくりが大切です。
季節に応じて専用のヒーターやカイロ、夏はエアコンを使うなどして、適切な温度管理を心がけましょう。
また大きな音や強い光、ほかの動物の匂い、気配にも敏感だといわれています。過度なスキンシップもおすすめできません。
ハムスターはストレスを感じると、いつもと違う行動を起こしたり体調を崩したりすることがあるため、日頃から様子をよく観察し、変化に気付くことが大切です。
適切な食事を与える
ハムスターの健康には栄養のバランスが取れた適切な食事も欠かせません。
主食のペレットに加えて、種子類や新鮮な野菜なども与えましょう。その際、与えてはいけないものがあるため、事前によく調べておくことが大切です。
ただし、与えすぎは肥満を招きます。水やフードは適切な量を守り、毎日取り替えましょう。おやつも与えすぎないよう、注意が必要です。
また高齢のハムスターには、フードをふやかすなど工夫してあげるとよいでしょう。適切な食事によってハムスターの健康維持が期待できます。
不調に気が付いたら病院に連れて行く
ハムスターには不調を隠す習性があるといわれているため、日頃からチェックしておきましょう。
ブラッシングで皮膚の状態や変化を観察し、異常があれば早めの受診が必要です。また排泄物や食欲の変化も健康状態の指標となります。
病院によってはハムスターを診察していない場合もあるため、一緒に暮らし始めるタイミングで事前に探しておくと安心です。異変を感じたら早めに病院に連れて行きましょう。
寿命が近いハムスターのサインと最期の迎え方
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すべてのハムスターがそうなるわけではないかもしれませんが、寿命が近いハムスターには以下のような様子が見られるようです。
このような変化が見られた場合には、体の負担を減らしケガを防ぐためにも、回し車を外したりフードを変えたりふやかしたりと適切にケアをしてあげるとよいでしょう。
また優しく声をかけて触れるなど、これまで以上に愛情を持って接することが何よりも大切です。限られた時間を穏やかに過ごせるようなケアを心がけましょう。
ハムスターと過ごせる時間を大切にしよう
ハムスターの寿命は2〜3年ほどといわれています。限られた時間を幸せに過ごすためにも適切に環境を整え、日頃からよく観察しておくことが大切です。
異変を感じたらすぐに病院で適切に処置をしてもらうことで、ハムスターの体にかかる負担を減らせるでしょう。
寿命が近いサインに気付いたら、穏やかな最期を過ごせるよう、ハムスターに寄り添うことも重要です。
残された時間を後悔のないように過ごすためにも、本記事の内容を参考にして、ハムスターとのかけがえのない時間を大切にしてください。
[文・構成/grape編集部]